ネコオヤジのゆらりゆらゆら生活

これから数ヶ月のテーマは「ゆらりゆらゆら生活」です。私が興味を持っているもののまわりをゆらりゆらゆらして書いてみます。

「バブルへGo!!」面白かったです。ヒロスエ、魅力的でした。

2007-02-14 18:16:36 | 映画&テレビ
 ホイチョイの「バブルへGo!!」見ました。結構面白くてお金払って見ても損したと思わなかったです。余り細かいこと考えず、楽しんで見ました。
 もっとバブル期の風俗が丹念に再現されるのかと思ってましたが、結構ストーリーの展開に時間を割いてました。とはいえ、あの頃を原体験した世代としては、大変懐かしかったです。客席もそういう世代のお客さんが多かったようです。あのころをもっと具体的に振り返りたいという人には、林真理子の小説「アッコちゃんの時代」の方が楽しめます。
 一番印象に残ったのは広末涼子の魅力です。「腐っても鯛」って言っちゃうと大変失礼ですが、彼女ってはまる役柄を与えられたときに見せる瞬発力というか存在感というかカリスマ性というか、やっぱりすごいですね、改めて感心しました。何でいまさら広末なんかと思っていましたが、このキャスティングは見事にはまりましたね。
 吹石一恵も結構長い時間画面に登場します。彼女は最近プレゼンス大きいですね。主演映画もあり、ドラマ「華麗なる一族」にも出てますね。資生堂の美女CMにも参加してるし。とても美しい人ですが、女優として大きな花が咲くのか、便利屋みたいにとりあえずいろんなところから声がかかる存在で終わるのか、まさに正念場ですね。もちろん心から応援します。これで一発ブレーク、みたいな作品と早く出会えればいいのにね。
 薬師丸ひろ子もとってもいい味出してます。「三丁目の夕日」で彼女が切り拓いたかカワイイ系おばちゃんの世界を今回も遺憾なく見せてくれます。その世界での大御所の風吹ジュンとはまたちょっと違ったキャラで、差別化できてると思います。
 阿部 寛は、お約束のいつものああいうキャラで、見ていて安定感がありました。押しも押されもしない、主役を張れる俳優として見事に成立してますね。
 バブルの時って、一握りの人だけでなく、結構平等に多くの人が今じゃ考えられない「バブリー」な体験をしていて、本当に面白い時代でしたね。体験談の募集をどこかでやってましたが、面白い話いっぱい集まるでしょうね。私の回りでも、得意先のエライ人にゴルフ会員権贈ったとか、部全員で韓国に慰安旅行したとか、今はなき証券会社の新人OLが株で儲けて車買ったとか、いろいろありました。バブル崩壊後の悲惨な話もいろいろありますが、時間が経ってくれたおかげで、影の部分は余り問題にされず、華やかな部分だけが脚光を浴びてますね。そうやって楽しんでる分にはそれでいいと思いますけど。
 
 


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