ネコオヤジのゆらりゆらゆら生活

これから数ヶ月のテーマは「ゆらりゆらゆら生活」です。私が興味を持っているもののまわりをゆらりゆらゆらして書いてみます。

陽水のNHKロング特番を見て感じた、同時代に生まれた幸福

2010-02-14 18:54:22 | 芸能人&有名人
 年末に大画面テレビに買い替えてから、NHKのBSを見る機会が多くなったが、先日陽水の5時間くらいぶっ通しの特番を見た。陽水のことをしみじみ考えなおすことができ、楽しい時間だった。「断絶」で出てきたときからの大ファンだから、無限に書くことがあるが、あれだけ長時間、陽水に関するコンテンツを見続けたのは初めてで、陽水にどっぷり浸ったわけだが、そこで感じた正直な感想として、彼と同時代に生まれ育ってラッキーだったと思った。かつてある評論家が、志ん生と同時代に生まれたことを幸福に思う、と書いていたが、まったく同じ気持ちだね。月並みだが、やぱりとてつもない魅力をもった、他に比肩できる人が世界に誰もいない、オンリーワンの大天才だと思った。こういう人を生み出した日本という国はすごいと思ったし、こういう人をきっちりスターにする我々日本人も結構すごいと思った。
 それにしても、ロングインタビューで見る陽水って、あんなに大巨匠なのに、威張らず飄々として、気さくなフツ―のおっさん、みたいで、また惚れ直した。
 書きたいこといっぱいあるので、これから何回かに分けて書いていくが、今日はあと一点、彼の代表作について。番組の中で彼自身が「少年時代と答える人も多いのではないか」というようなことを言っていたのを聞いて、自分にとっては何かなと考えてみた。一つを選ぶのはもちろん不可能だが、あえてひとつ選ぶなら、やっぱり「心もよう」だね。彼のエッセンスがすべて入っているような感じがする。発売当時、「帰れない二人」のB面として出そうという意見が多かったというの話も初めて知っておもしろかった。「心もよう」に関してはまた改めて書く。私にとっての代表作群、としていうなら、「いっそセレナーデ」、「Makeーup Shadow」、「夢の中へ」、「五月の別れ」、「いつのまにか少女は」などかな。ちなみに、カラオケで一番多く歌った回数が多い彼の作品は「Make-up Shadow」で、女の子のいる店で歌ったりすると盛り上がる。あなたはどうお考えですか?
 


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