群馬で闘う!「伝説」社長のブログ

『伝説』グループ社長、根木寛正の日々の雑談です。

渋川市渋川という地名…。

2006年07月08日 | 見たこと、聞いたこと
最近、新聞の地元ニュースで「渋川市渋川に住民抗議…」とかいうニュースが出ていた。
今年の市町村合併で住所が渋川市渋川という地名になった地域の人たちが、この地名が不都合だ!と声を上げたらしい。
自分自身の自宅は違うが、会社の本社や『カルビ伝説』『すし伝説渋川入沢店』らの店舗がある地域は、この渋川市渋川という住所になっている。

渋川市渋川の地域は、合併前の渋川市の更に昔に旧渋川町と言われていた地域。
この地域には、昔からの町名があり、1年おきに行われる「渋川山車祭り」で山車を持っている地域だ。

自分はこの町名変更は特に何の問題もないし、困ることもないので、何故ここで騒ぎになっているのかわからなかった。
抗議している方々は、昔からこの地域に住む年配者が多いようで、今年は2年に1度の「山車祭り」がある年なので、町名がなくなったことでこれまで町内で持っていた山車の意味が薄れて祭りが盛り上がらない!…とかの思いから騒ぎが起こったのだと思っていたが、どうも他にも理由があるらしい…。

ウチの父親と話していたら、新聞のお悔やみ欄で亡くなった人の住所が「渋川市渋川」だと、どの人だがピンと来ない…と怒っている人が多いと言う話をしていた。
確かに地元の年配者は昔の町内名と名字で人を覚えているみたいで、「○○町の○○さん」と覚えていた「○○町」がみんなまとめて「渋川市渋川」となってしまって、新聞で亡くなった人が誰だか特定できないのだそうだ…。

ウチの両親や、身近にいる親戚の年配者もそうだが、毎日必ず新聞のお悔やみ欄はチェックしている。

自分も年配になると地名の不都合さを感じるのだろうか?
とりあえず、自分は今何の不都合も感じていない地名なのだが、この地域の年配者は声を揃えて大反対!

世代の違いで理解できないことかもしれないが、反対の理由は日常で感じるこうしたことの不便さみたいだ…。

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