群馬で闘う!「伝説」社長のブログ

『伝説』グループ社長、根木寛正の日々の雑談です。

このディスペンサーはどうするんだ!!

2005年09月02日 | 物申す!(怒)
ビールメーカーさんの競争は激しい。
各メーカーがいろいろな提案をして、自社のビールを使ってもらえるように努力する。これは、どの業界でもどんな企業でも同様のことがあると思う。

去年、ウチのある店で使用する生ビールメーカーを変えた。
新しいメーカーが提案努力をして、今までのメーカーと変更になったのだが、問題は今までのメーカーの事後対応だ。

自社の生ビールを使ってもらう時には、ビールディスペンサーやジョッキ冷蔵庫を協力してくれるが(←近年は、使用店が購入し購入費用を協力してくれることが多い)、こうした機材はビールメーカーの資産になっていて貸し出している形を取っているから、他のメーカーに変えるなら返してくれ…と言ってくる。…まあ、これは当然のことだから、その要求には応じる。
でも、その時に聞くのは「その機材を引き上げても、捨てちゃうだけならもったいないから、そのままウチに使わせてよ」と言うと、「それはダメです…」と言う。
そして、「他に貸し出して使います」と言う。…でも、使わないのだ。

その証拠がこれだ!!

使える機材なのに、他社メーカーに切り替えるなら、協力機材は引き上げる!これはただのメーカーのメンツだ。結局は悔しいから引き上げる。…まあ、新しいメーカーは、新しい機材を協力してくれるから営業に問題はないのだが、結局はムダなことばかりだ。機材会社が喜ぶだけで、引き上げる作業の労力や、引き上げ交換の為に一時的にせよ営業に支障がでる店、新しい機材を協力する新しいメーカー…。これは何とかならないか?

新しいメーカーに切り替わるとしても、機材をそのまま提供しておけば、次にまた切り替え巻き返しの提案だってできると思うのだが…。

写真のディスペンサーは、一年間ウチの店の裏に放置されている。引き取りに来ると言っておきながら、来ない。…引き上げたって、使わないのだ。

よく見ると、メーカーのシールが見えるかも知れないが、この後ウチの各店でこのメーカーの生ビールはすべて他社メーカーに変更してしまった。今各店で使用しているビールメーカーさんは3社。大手4社のうち、このメーカーさんだけ取り引きがなくなってしまった…。