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辺野古移設、国が勝訴=翁長沖縄知事の対応違法-初の司法判断・高裁那覇支部

2016-09-16 15:17:19 | ニュースまとめ・総合
辺野古移設、国が勝訴=翁長沖縄知事の対応違法-初の司法判断・高裁那覇支部



2016年9月16日 14時52分

時事通信社
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、埋め立て承認を取り消した翁長雄志知事が是正指示に従わないとして、国が起こした違法確認訴訟の判決が16日、福岡高裁那覇支部であった。多見谷寿郎裁判長は、国の訴えを認め、翁長知事の対応は違法とした。

 判決で、多見谷裁判長は、仲井真弘多前知事の埋め立て承認は適法と判断。「普天間飛行場の被害を除去するには埋め立てを行うしかなく、県全体としては基地負担が軽減される」と指摘した。

 辺野古移設をめぐる国と県との対立で、司法判断が出るのは初めて。知事側は上告する。最高裁判決は早ければ年度内に出る見込み。

 国は辺野古移設に法的根拠を得た形で、勝訴が確定すれば工事を再開する方針だ。一方、翁長知事は敗訴が確定した場合には従うとしているが、国から出される設計変更申請を認めないなど、知事権限の行使で対抗することを示唆している。

 国側は、前知事の承認に問題はなく、取り消し処分は違法と主張。「普天間飛行場の危険性を除去し、日米の信頼関係を維持するには埋め立ては不可欠で、公益性が高い」と訴えていた。

 翁長知事側は、前知事の埋め立て承認は公有水面埋立法の環境保全の要件を満たしておらず、取り消すべき違反があったと主張。国地方係争処理委員会の決定を尊重し、国側に協議による解決を求めており、是正指示に応じなかったことは違法ではないと訴えていた。 

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