「のこぎりで遺体切断」＝ごみ置き場に処分－２４歳女性不明・警視庁

「のこぎりで遺体切断」＝ごみ置き場に処分－２４歳女性不明・警視庁



2016年10月26日 12時27分

時事通信社

　東京都目黒区の会社員中元志織さん（２４）が行方不明になっている事件で、死体遺棄容疑で逮捕された元交際相手の無職佐賀慶太郎容疑者（５０）が警視庁目黒署捜査本部の調べに対し、「のこぎりで遺体を切断した」と供述していることが２６日、捜査関係者への取材で分かった。のこぎりは、殺害に使用した果物ナイフなどとともに捨てたと説明している。

　捜査本部は同容疑者の供述に基づき、千葉県野田市の利根川に架かる芽吹大橋付近を捜索するなどして遺体の発見を急ぐ。

　捜査関係者によると、佐賀容疑者は「中元さん宅で、カッとなってナイフで刺した」と説明。室内にあったのこぎりや購入した出刃包丁を使い、浴室で遺体を切断したという。その後、事件に関連する物は近くのごみ置き場など数カ所に捨てたと話している。

　中元さんは９月１６日深夜に職場から帰る姿が確認されたのを最後に、行方が分からなくなった。佐賀容疑者は１８日にレンタカーを借り、翌日返却。中元さん宅マンション付近を走行する様子が防犯カメラに映っていた。遺体を運搬していたとみられ、捜査本部はこの間に中元さんが殺害されたとみて調べている。