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慶大生が父刺殺 エリート一家を崩壊させた“1枚のジャージ”

2018-01-21 13:26:50 | ニュースまとめ・総合
慶大生が父刺殺 エリート一家を崩壊させた“1枚のジャージ”



2018年1月21日 10時26分

日刊ゲンダイDIGITAL

 キッカケは取るに足りないことだった――。慶大経済学部2年の鳥屋智成容疑者(20)が、父親の多可三さん(58)を自宅マンションのリビングで刺殺した事件。発端は事件当日の18日午後10時すぎ、酔って帰宅した多可三さんが智成容疑者の弟と口論を始めたことだった。

「多可三さんが『貸したジャージー、どこやった』と問うと、弟は『どこにやったか分からない』と返答。返事に対し、多可三さんが『ちょっとだらしないんじゃないか』と言って説教が始まったようです。智成容疑者は父と弟の口論に割って入り、多可三さんに向かって『やりすぎじゃないか』『やめろ。やめないなら刺すぞ』――などと言い、刃渡り約13センチの果物ナイフを持ち出して腹部を1回刺して殺害したとみられています」(捜査事情通)

 取り調べに対し、智成容疑者は「感情的になって刺した」と容疑を認めているという。一家は両親と息子2人の4人暮らし。多可三さんは自身のフェイスブックに「もはや力では抑えられず、議論するしかない日々です」などと息子との関係に悩む心境をつづっていた。

■祖父は伝説の漫才師

 ささいな親子ゲンカから殺人へと発展した悲惨な事件だが、一家の経歴は輝かしい。

 多可三さんは慶大法学部卒業後、公益社団法人に勤務。旧社会党の論客だった上田哲元衆院議員の秘書を経て、2011年に不動産管理業の「ブルースカイリビングサポート株式会社」を設立し、代表取締役を務めていた。

「多可三さんの100%持ち株会社で従業員2人の“個人商店”です。16年の業績を見ると年商8000万円なので、そこそこ儲かっていたようです」(調査会社関係者)

 一方、智成容疑者は中学から慶応の付属校に通い、弟も、慶応高校に進学。智成容疑者の幼稚園からの友人によると、大学では公認会計士を目指していたという。ちなみに、祖父は昭和の伝説の漫才コンビ「コロムビア・トップ・ライト」の2代目ライト(本名・鳥屋二郎)だ。
 15年に智成容疑者は、自身のツイッターに「親面(注・学校の三者面談)だけは回避したい今日この頃」などと投稿していた。たとえ“確執”があったとしても息子が父親を殺すなんて、“笑えない話”だ。漫才師だった祖父も草葉の陰で泣いているに違いない。

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