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新発田の強姦致死、20日から裁判員裁判 被告の関与立証できるか

2015-10-16 14:01:17 | 憎むべき性犯罪
新発田の強姦致死、20日から裁判員裁判 被告の関与立証できるか 

07:10産経新聞

 昨年4月に新発田市でパート従業員の女性=当時(22)=が遺体で見つかった事件で、強姦(ごうかん)致死罪などに問われた同市大栄町の無職、喜納(きな)尚吾被告(32)の初公判が20日、新潟地裁で開かれる。喜納被告は強姦致死事件への関与を否定しており、裁判員裁判では喜納被告が犯人なのかが最大の争点となる。

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 喜納被告は計5事件で起訴された。地裁によると公判は11月20日の結審までに計17回開かれ、証人29人が出廷する予定。判決公判は12月10日に行われる。今月9日には裁判員6人と補充裁判員4人が選任された。

 裁判員裁判に向けて争点や証拠を整理する公判前整理手続きは昨年9月に始まり、今月8日の21回目の手続きで争点や証拠、証人の絞り込みを終えた。地裁によると、強姦致死事件の争点は(1)犯人は喜納被告か(2)どのような犯行が行われたのか(3)量刑-の3点。

 県警によると、女性パート従業員は平成25年11月22日夜、友人の家へ向かう途中で行方不明となり、約4カ月後の26年4月7日、同市真野原のやぶの中で白骨化した状態で見つかった。県警は7月31日、別の事件で起訴されていた喜納被告を殺人容疑などで再逮捕。ただ、地検は「確実に有罪を得られる段階に至っていない」として殺人罪の適用を見送り、わいせつ略取と強姦致死の罪で起訴した。

 起訴状によると、25年11月22日、喜納被告は新発田市内の路上を歩いていたパート従業員の女性を刃物で脅して車に連れ込み、乱暴。さらに、車外で顔を強打し顎の骨を折るけがを負わせるなどして死亡させたとしている。

 このほか同年8~12月に別の女性3人を狙った強姦罪などで起訴された。さらに、26年6月には勾留質問中に地裁から逃走して取り押さえられ、逃走未遂罪でも起訴された。

 弁護人によると、喜納被告は強姦致死事件に関して「身に覚えがない」として無罪を主張。他の4事件は起訴内容を認める考えだ。

 検察側、弁護側双方の冒頭陳述は初公判を含め計5回行われる。中心となる強姦致死事件を分かりやすく審理する観点から、論点ごとに分けたとみられる。

 遺体発見が遅れたことなどが影響したのか、強姦致死事件の起訴状では「方法不詳の暴行脅迫」などと不明とされた点もあり、弁護側は立証の不十分さを徹底して突く構えとみられる。

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