わいせつ行為・ウソ経歴…学童補助員、問題続々
2018年11月7日 10時42分
読売新聞
共働き世帯などの小学生を放課後に預かる学童保育で、スタッフが児童の自宅に押しかけたり、わいせつ行為を行ったりした問題行動が福岡、佐賀両県内で相次いで発覚した。
経歴を偽って採用されたケースもあり、各自治体は採用方法の厳格化に乗り出した。
「資格は不要だし、経歴を偽っても大丈夫だと思った」。福岡市内に住む男性(40)は、アルバイト先に学童保育を選んだ理由をそう明かした。
男性は7月、夏休み期間に同市内の学童保育で児童の世話にあたる補助員として採用され、その2か月後、学童保育で知り合った男児の自宅を訪ねて連れ去ろうとしたとして、未成年者誘拐未遂容疑で福岡県警に逮捕された。
男性はその後、不起訴となったが、読売新聞の取材に、男児から住所を聞き出し、学童保育で禁止されていた自宅訪問をしたことを認めた。「男児に好感を持っていて、衝動的に会いに行った。不安を与えて申し訳ない」と語った。男性は複数の児童から住所を聞き出したり、写真を撮ったりもしていた。
男性によると、幼少期の父親からの虐待や学校でのいじめをきっかけに、大人に恐怖心を抱くようになり、過去には小学生を連れ回して有罪判決を受けた。別の事件で服役し、昨春に出所したばかりで、採用時に提出した履歴書には、実在する東京都内の小学校で働いていたとする虚偽の経歴を書いたという。
2018年11月7日 10時42分
読売新聞
共働き世帯などの小学生を放課後に預かる学童保育で、スタッフが児童の自宅に押しかけたり、わいせつ行為を行ったりした問題行動が福岡、佐賀両県内で相次いで発覚した。
経歴を偽って採用されたケースもあり、各自治体は採用方法の厳格化に乗り出した。
「資格は不要だし、経歴を偽っても大丈夫だと思った」。福岡市内に住む男性(40)は、アルバイト先に学童保育を選んだ理由をそう明かした。
男性は7月、夏休み期間に同市内の学童保育で児童の世話にあたる補助員として採用され、その2か月後、学童保育で知り合った男児の自宅を訪ねて連れ去ろうとしたとして、未成年者誘拐未遂容疑で福岡県警に逮捕された。
男性はその後、不起訴となったが、読売新聞の取材に、男児から住所を聞き出し、学童保育で禁止されていた自宅訪問をしたことを認めた。「男児に好感を持っていて、衝動的に会いに行った。不安を与えて申し訳ない」と語った。男性は複数の児童から住所を聞き出したり、写真を撮ったりもしていた。
男性によると、幼少期の父親からの虐待や学校でのいじめをきっかけに、大人に恐怖心を抱くようになり、過去には小学生を連れ回して有罪判決を受けた。別の事件で服役し、昨春に出所したばかりで、採用時に提出した履歴書には、実在する東京都内の小学校で働いていたとする虚偽の経歴を書いたという。
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