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【貧困女子】給料は“超低空飛行” 外資系航空会社勤務・35歳トリリンガルのランチは

2016-05-08 14:21:51 | 珍事件・事故・その他・コラム

【貧困女子】給料は“超低空飛行” 外資系航空会社勤務・35歳トリリンガルのランチはタッパーに茹でうどんと目玉焼きの悲劇


Suits-woman.jp 5月8日(日)10時0分配信

女性誌『Suits WOMAN』で注目を集めた「貧困女子」。これは普通の毎日を送っていたのに、気がつけば“貧困”と言われる状態になってしまった女性たちの体験談。

今回お話を伺ったのは・坂本美菜さん(仮名・35歳)。私大の雄と呼ばれる大学を卒業し、中国の大学へ留学経験もあるトリリンガルです。現在、彼女は外資系航空会社に勤務で、法人営業を担当。サポート的な立場で仕事をこなす女性です。

外資系企業というと、給料が高く華やかな印象がありますが、それとは真逆だと語ります。

「私は転職してから3年目になりますが、給料は手取りで17万円です。それでもこの会社では多い方なんですよ。航空会社は利益が少ないですから、パイロットを除き、軒並み給料が低いと聞かされています。しかもウチの会社の場合、本国の給料に準じているからさらに安くなります。それでも航空会社に勤務していると言うと聞こえがいいのと、社員全員いい人ばかりなので、勤め続けています」

人間関係がよければ、給料が安くてもいい。これは多くの貧困状態にある女性が口にする言葉です。

「ウチの会社は基本的に残業がありません。あったとしても1分単位で残業代が支給されます。それに格安で航空券が手に入ったり、本国の有名人と知り合いになれたりして、メリットは大きいです。私は帰国子女で、中国の大学に留学していたことがあるトリリンガルなんですよ。この会社に勤めていれば、せっかく身に着けた語学力がさび付くことはありません」

しかし、それにつけても給料が安い。美菜さんは独身ですが、どのようにして生活しているのでしょうか。
【貧困女子】給料は“超低空飛行” 外資系航空会社勤務・35歳トリリンガルのランチはタッパーに茹でうどんと目玉焼きの悲劇

節約ランチで気に入っているのが、茹でうどんに醤油とごま油をからめ、目玉焼きを載せたもの。これをタッパーに入れて、オフィスで食べていると、気持ちがわびしくなるという。
ランチはタッパーに茹でうどんと目玉焼きを入れた弁当

「私はヘッドオフィス勤務なので、東京都板橋区高島平に住んでいます。家賃6万円、光熱費1万円、通信費2万円、食費は1万円で、残りの7万円は全額お小遣いです。食費が1万円で済むのは、毎日お弁当を作って持っていっているから。お米は高いので、茹でうどんに目玉焼きを載せたり、焼きうどんにしたりしています。貯金はできませんが最低限の生活はできます。

空港の近くに住めば住宅手当がつくのですが、支給される駅界隈に住むと、都心のオフィスまで通うのが大変になります。ちなみに同僚は住宅手当狙いで千葉県の佐倉市在住で、片道一時間半かけて通勤しています。羽田空港界隈だと、そもそもの家賃が高いので出費が多くなるんですって」

美菜さんが持っているのは、合皮とツイードのミックス素材の黒色系のバッグだ。大きなお世話かもしれないが、35歳の女性が持つにはあまりにも安っぽい。メイクはしているが、ファンデーションが白く浮いている。紺のカットソー素材のワンピースも、毛玉が浮いていて、どことなくみすぼらしい。美菜さんはスタイルがいいだけに、残念な印象を受けてしまいます。服のブランドについて聞いてみました。

「家の近くでフリーマーケットをやっているので、100円とか200円とかで買っています。このワンピは、15年前のホコモモラのもので私は気に入っているのですが、友人たちからは不評です。でもいいんです。私は、旅行とミュージカル観劇が趣味なので、そこにお金をかけているので。それ以外のことは、ホントにどうでもいいんです」

旅行と演劇はお金がかかる趣味の代表です。その薄給では思う存分楽しめないのではないでしょうか。

「せっかく航空会社に勤務していて、休みもとりやすいのだから、2か月に1回は海外に行っています。といってもアジア圏ですが気分転換になりますよ。台湾、タイ、ベトナム、ラオス、韓国……いずれも旅慣れてしまえば日本より物価が安いですから」

本当に、給料だけで足りるのですか? と2回ほど聞いたら、美菜さんは副業と過去の男性について語り始めた。

「足りません。だから副業をしています。その前に借金の返済が私には急務なんです。私、この会社に入る3年前まで付き合っていた彼が、ホントにろくでなしだったんです。その彼に貢ぎ倒してしまって、お金はなくなるし、うつになるし大変で……。彼はダンサー志望で、同じ年齢でかなりモテるしカッコいい人でした。知り会ったきっかけは、大学のサークルの飲み会。なんとなく付き合って、そのまま流れで25歳から7年間同棲していたのですが、結婚してくれないのはもちろん、生活費は出さないし、中絶させられたこともあるし……それでも、なぜか離れられなかったんです。彼と一緒に生活している間、親からは100万円、消費者金融から100万円お金を借りています」

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