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相撲協会に訴えられ…貴乃花親方の“同志”裏金顧問も窮地

2018-01-08 12:06:34 | ニュースまとめ・総合
相撲協会に訴えられ…貴乃花親方の“同志”裏金顧問も窮地



2018年1月8日 10時26分

日刊ゲンダイDIGITAL

 昨年12月、相撲協会はかつて業務などを委託していた元顧問の小林慶彦氏(62)と、元顧問が代表取締役を務めるコンサルティング会社を相手取り、約1億6500万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に提起した。

 訴状によれば、小林氏は国技館改修工事をめぐって、特定の会社が施工会社に選ばれるよう不当な働きかけを行ったばかりか、施工会社から8000万円をもらっていたとか。さらにパチンコメーカーとの契約に際して広告代理店関係者から500万円の裏金を受け取るシーンの動画が流出するなどして、協会の社会的評価と信用を失墜させたという。

「絶対、これ、バレんようにしてくれる? 北の湖に」「別に小分けでもかまわんですよ」などと言いながら札束をわしづかみにしてバッグにしまい込んだ、俗にいう「裏金顧問」とは、小林氏のことだ。

 小林氏は2012年、北の湖理事長の再登板と同時に協会へ。北の湖理事長の右腕として、協会の事務方を一手に仕切るようになったという。ある親方の話。

「かつては錦糸町のサウナを根城にしていたという人もいる。それが4年間で約8500万円もの業務委託料を手にしたばかりか、協会の応接室を自分の部屋としてリフォーム、自分の肩書や給料を含めさまざまなことを北の湖理事長と2人で決めるようになった。北の湖政権のナンバー2で事業部長だった故九重親方(元横綱千代の富士)が、14年の理事選でまさかの落選という憂き目にあったのも、元顧問の不興を買ったからだといわれています」

■所有のベンツ数台は差し押さえに

 15年11月、九州場所中に北の湖理事長が亡くなると、次に蜜月になったのは貴乃花親方(45)だった。12月、八角理事長代行が理事長に就任したときも、前回の理事選や理事長選でも、裏で貴乃花一派を支持。今回の日馬富士暴行事件も含め、貴乃花親方との深い関係はいまも続いている。

「理事長の座を狙う貴乃花親方と、貴乃花親方のもと、再び協会に戻って事務方を仕切りたい元顧問の思惑が一致したのでしょう。2年前に業務委託契約を解除された元顧問は現在、事務局職員としての地位の確認を求める訴訟を起こして協会と係争中ですが、今回の相撲協会による損害賠償請求はかなりのダメージになる。協会は訴訟に先立ち、元顧問の財産に対する仮差し押さえ命令を申し立てている。元顧問はベンツなどの車を5台所有していますが、そのうちの数台をすでに差し押さえられたと聞きました」(前出の親方)
 4日、理事職を解任された貴乃花親方の盟友というか同志もまた、ピンチに立たされている――。

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