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明暗分かれた!? あの行列店の現在――ハンバーガー、ラーメン、激安雑貨、グルメポップコーン…

2016-10-15 16:06:28 | 珍事件・事故・その他・コラム
明暗分かれた!? あの行列店の現在――ハンバーガー、ラーメン、激安雑貨、グルメポップコーン…


2016年10月15日 9時3分

日刊SPA!

 「東京初進出」、「メディアで話題」など、なんらかの注目を集めて客が並ぶ行列店。長年それを続けている店もあれば、線香花火のように一瞬でブームも終了……なんていう店もある。

 一般的に、メディアは行列ができ始めた初期にフォーカスを当てるもの。

 そこで今回はテレビや雑誌で幾度となく取り上げられてきた都内の有名行列店を、人が溢れているはずの祝日に訪問。かつては「○時間待ち」とも言われた人気はいまだ健在なのか。2016年10月現在、この目で確かめてきた。

◆グルメ系バーガー人気は継続中

●『シェイク・シャック』外苑いちょう並木店

⇒【写真】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1217694

 近年至る所でオープンしているグルメ系バーガーの店。

 なかでも、一際鳴り物入りで上陸したのが、ニューヨーク発のハンバーガーレストラン『Shake Shack(シェイク・シャック)』。ホルモン剤を一切使用していない100%アンガスビーフの使用をウリにしており、昨年11月に1号店が外苑いちょう並木にオープンした際には、3時間の待ち時間が発生。数ヶ月前でさえ、平日にも関わらず40人前後の行列で、1時間近い待ち時間となった。

 オープンから約1年。今では恵比寿店、有楽町店と順調に店舗を増やし、こちらの1号店の行列もさぞかし緩和されたであろうと思い、小雨の降る休日に訪れた。

 さらに今回は少しピーク時を外し、13時に到着したのだが……。

 なんと、30人前後が列を成している。肝心のハンバーガーは小ぶりで食べやすく肉はジューシー。安いメニューでも600円ほどするが、満足度は十分。それもあってか、1年近く経った今でも熱狂的リピーターを生んでいるようだ。ちなみに、アメリカ人や中国人など、多国籍な行列に加わった末、ハンバーガーにありつけたのは、それから40分後のことだった。

【休日行列時間:45分】

◆行列の「質」が変わったあのつけ麺店

●『六厘舎』東京駅

 東京駅で人気の一角「東京駅ラーメンストリート」。

 全国から選りすぐりの人気店を集めたこの場所で、圧倒的な行列を作るのが濃厚つけ麺で有名な『六厘舎』だ。2009年にオープンしたこの店は、以前あった大崎店が行列が凄すぎて閉店したという逸話も持つほど。観光客でごった返す祝日の夕飯時、19時に訪れたところ……。

 なんと、入り口から続く列が、店の角を曲がっても続いているという状態。数にして30人以上。圧倒的な行列は、店舗が増えたいまもなお健在だった。

 ただ、一つ変化が。並んでいる人たちを見ると、中国人など外国人の割合が非常に高い。行列の「量」は変わらなくとも、「質」に変化が訪れていたのだ。

 海外でラーメンブームは長きに渡って続いているが、「つけ麺」の波もすでに浸透しているらしい。つけ麺は麺の茹で時間が長く、回転率が悪いこともあってか列の進みも遅く、並んでから丼が来るまで1時間近くかかった。

【休日行列時間:55分】

◆店舗を増やしすぎたのが原因か? あの激安雑貨店は……

●『フライングタイガー コペンハーゲン』表参道店

 2013年10月、表参道にオープンしたデンマーク発の輸入雑貨店『フライングタイガー コペンハーゲン』。価格が安いことはもちろん、カラフルな北欧デザインが幅広い世代に受け、オープン当初は開店2時間前から入場整理券を配布するなど、その後の「激安おしゃれ雑貨ブーム」に火をつけた。

 今では関東近郊だけでも10店舗以上展開。認知度も高まってきた現在はどうなっているのか、祝日の表参道店を訪れた。

 ランチタイムも終わった15時、海外旅行者など多くの人がブラブラとウィンドウショッピングを楽しむこの時間。

 さぞかし行列が…と思ったが、適度に人は入っているものの、並びもなくあっさり入店することができた。オープンから3年が経ち店舗数も増えたこと、ブームを共に牽引してきた大阪発の『ASOKO』の店舗縮小からもわかるように、需要に落ち着きが出てきたことがこの結果となったのだろう。

【休日行列時間:0分】

◆グルメポップコーンブームの終焉

●『ククルザ ポップコーン』表参道ヒルズ店

 2013年の終わりごろから2014年にかけてじわじわと流行りだしたグルメポップコーンブーム。

 その走りでもある原宿『ギャレット』は、テイクアウトのみの形態にも関わらず、1時間並ぶなんていうことはザラだった。その『ギャレット』に続けとばかりに日本へ上陸したのが、シアトル発のポップコーン専門店『ククルザ ポップコーン』。36種類の豊富なフレーバーがウリで、行列は先に出た『ギャレット』に負けず劣らず、休日ともなれば見た瞬間諦めるほどの並びができていた。

 今回、『フライングタイガー』と同じく、ランチタイムが過ぎ、街に人が増える15時30分に訪れたのだが……。

 あの行列はどこへやら、すんなりと入ることができた。新たなグルメポップコーン店が続々とオープンし、選択肢が増えたことももちろんあるのだろうが……。あの頃、あまりの行列に食べるのをあきらめてしまった人は、今がチャンスかもしれない。

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