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小池都知事、豊洲…地下空間問題で責任の所在追求“不可能”示唆

2016-09-30 15:14:13 | ニュースまとめ・総合

小池都知事、豊洲…地下空間問題で責任の所在追求“不可能”示唆

スポーツ報知 9月30日(金)15時1分配信


 小池百合子東京都知事(64)が30日、定例会見を行い、築地市場(中央区)からの移転が予定されている豊洲新市場(江東区)の盛り土問題について、調査結果を報告した。

 9月末までに調査報告を行うと公表していた小池氏。この日は、〈1〉いつ、どの時点で誰が決定して盛り土をしないことになったのか〈2〉なぜ都議会、都民等への説明責任を果たしてこなかったのか―の2点について言及した。

 〈1〉については、盛り土の代わりに地下空間を設ける方針について5段階のプロセスがあったとした。2008~09年にかけて技術会議での議論の中で「モニタリングと作業空間の必要性」が検討されたのが端緒だったという。その後、10年11月に基本設計が起工された際には、地下とは限定されてはいないが、「空間の設計を含む」と記載。11年8月の担当部課長の会議により地下に空間を設置する方針を確認し、初めて「地下空間を設ける」という認識が生まれ、13年の2月に設計が完了した。

 一連の流れについて、小池氏は「地下に空間を作ることは段階的に固まっていったこと」と指摘。「いつ、誰かというのはピンポイントで指し示すことは難しい」とし、責任の所在を明らかにすることが不可能であることを示唆した。

 一方、〈2〉については「一言で言えば、ガバナンスの欠如」と一刀両断。「最初に出した(盛り土をした)予定図をインターネット上にアップするなどした時点で『情報を公開したよね』としてしまい、その後変更がされずに恥ずかしい結果になってしまった」とし、説明責任を果たしていないことを問題とした。

 また、今回の問題から浮かび上がった都政運営上の課題を解決するために、「都庁マネジメント本部」を設置することを発表。毎週金曜に会議を開催し、各部局を越えた意思疎通を図っていくという。

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