日大アメフト 内田前監督、作戦会議で「反則してでも潰せ」
5/30(水) 12:38配信
TBS News i
日本大学アメリカンフットボール部の悪質なタックル問題で、内田前監督が問題の試合の直前に反則をした選手だけでなく、ほかの選手も集めた作戦会議で、「反則してでも相手のクオーターバックを潰してこい」と指示していたことが新たにわかりました。
この問題をめぐっては、29日、関東学生連盟の臨時理事会が内田正人前監督と井上奨前コーチに最も重い処分で、事実上の永久追放に当たる「除名」処分を決定しています。
「(今後は)チームの再建に徹底して頑張りたい。(宮川選手に)もう一回、戻って来てもらいたい」(日大アメフト部員)
関東学生連盟は29日の会見で、内田前監督らが繰り返している「指示はしていない」という証言が「全面的に信頼性に乏しい」としていましたが、内田前監督が反則を直接指示する様子を複数の現役部員が目撃していることが新たにわかりました。
「試合前日、または前々日のハドル(会議)の際に内田監督が『QB(クオーターバック)を潰して来い』と言っていたと、これは(部員)みんなが聞いていたとその人は言っています」(関東学連 森本啓司 専務理事)
この証言について現役部員はJNNの取材に対し、問題の試合前、反則をした宮川選手に向かって内田前監督が「反則してでも相手のクオーターバックを潰してこい」と指示をしたうえで、「俺が責任をとってやる」と発言したと話しています。午後には、監督会議が開かれ、今後について話し合いが持たれる予定です。
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