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舛添要一氏 テレビ売り込みの勘違い…弱者アピールは“常とう手段”

2017-08-23 10:58:32 | 芸能・スポーツ
舛添要一氏 テレビ売り込みの勘違い…弱者アピールは“常とう手段”



2017年8月22日 16時30分

東スポWeb


 昨年6月に都知事を辞任した舛添要一氏(68)の勘違いが止まらない。5月に著書を出版したかと思えば、17日放送の情報番組「有吉ジャポン」(TBS系)でテレビ復帰。「月収は11万円」と告白し、100円ほどのカップ麺をすするなど“弱者アピール”に精を出した。番組の視聴率が良かったことから、同氏はテレビ各局に連日営業電話。9月いっぱいで打ち切りが決まったあの人気番組のトリを飾るともウワサされているが…。

「悪名は無名に勝る」という言葉があるが、現在のテレビ界のトレンドは、とりあえず世間を騒がせた人物を出演させ、炎上を促すことにある。

 その最たる例が昨年6月に政治とカネの問題で辞任した舛添氏だ。政治資金で絵画や骨董品、「クレヨンしんちゃん」やそば打ちの本などを購入。「筆のすべりが違う」という理由で、書道用のシルク製中国服まで買うのだから何でもアリだ。

 疑惑が表面化しても、同氏は「違法性はない」と連呼。辞任直前に実施された一部メディアのアンケートでは、実に都民の90%以上が「不支持」と答えた。この数字は今後も破られることはないだろう。

 ところが、同番組では反省の弁どころか「私は正直なんです。間違っていないと思うこと(について謝罪の言葉)を言うのがイヤで、そのまま本音を言ってしまった」とコメント。番組スタッフを自宅の地下室に案内し「朝から晩までマスコミがいて、ここにいるしかなかった」とグチる場面もあった。

“常とう手段”も出た。「右股関節を手術しまして、いま、リハビリの最中なんです」。そう告白すると、ベットに横たわったり、つえをついて歩く姿を撮影させた。

 さらに「大学の先生になるとか就職活動をしなければいけないけど、誰も喜んで『舛添さん、来てください』という状況ではない。収入も事務所からの月給11万円だけ」と述べると、約100円のカップラーメンをすすってみせた。

 実は同じようなパフォーマンスは2007年の参院選出馬時にも飛び出した。大阪で演説中、同氏は暴漢に襲われ負傷。すると東京駅にマスコミを集め、新幹線から足を引きずって降車する弱々しい姿を撮影させた。当時を知る関係者の話。

「血だらけになったのは舛添氏のスタッフで、本人はかすった程度。それでも同情票が集まると思ったのでしょうね。舛添氏は『これで選挙に勝てる』と上機嫌。東京駅の取材後、普通の足取りで帰路に就く姿が目撃されています。“弱者アピール”にダマされてはいけません!」

 同番組は平均視聴率10・7%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。時間帯を考えれば好結果で、本人は18日にツイッターで「抜群の視聴率でした」と自画自賛した。

 テレビ関係者によると「昨年の騒動の時は一切電話に出なかったのに、復帰番組の視聴率が良かったと分かるや、各局に売り込みの電話をかけまくっている」という。

 一部では9月末で打ち切られるテレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!」の最終回ゲストもウワサされているが…。

「数字は取れるかもしれないが、やらかした内容はしくじりレベルを超えている。笑えないので無理だろう」(同)

 ネット上では「まだ説明責任を果たしてない」「顔も見たくない」「単純にキモい」と、いまも散々な言われようだ。

 訴訟リスクもある。今月17日、都民約30人が2020年東京五輪・パラリンピックの選手村用地を不当に安く売却する契約を東京都が結んだとして、小池百合子都知事(65)や舛添氏らに適正価格との差額を賠償させるよう東京地裁に提訴した。訴状によると、都は昨年12月、中央区晴海5丁目にある約13・4ヘクタールの土地を不動産会社11社に計約129億円で売却する契約を締結。舛添氏の在任中に売却に向けた手続きが進められ、小池氏の下で契約が結ばれた。原告側は、売却額が近隣の地価に比べて10分の1程度だと指摘している。

“舛添問題”はまだ続いているのだ。

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