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「かなり特異」と専門家 小4男子“全裸首つり自殺”に残る謎

2015-10-30 17:07:22 | 憎むべきいじめ
「かなり特異」と専門家 小4男子“全裸首つり自殺”に残る謎

2015年10月30日 10時26分

日刊ゲンダイ
 ネット上ではいまだに「他殺説」がくすぶっている。東京・日野市の小4男児(10)が首を吊った状態で見つかった“事件”。警視庁は現場の状況や解剖結果などから自殺とみているというが、確かに疑問は残る。

 なぜ、男児は両手足を自ら縛り、全裸姿で自殺したのか、だ。

「自殺の決意が揺るがないように、つまり、苦しくなって途中でやめてしまわないように、両手を縛って首を吊るケースはあります。それにしても全裸は解せない」(捜査事情通)

 男児が自宅を出たのが26日午前11時、遺体が発見されたのは同日夜8時ごろ。夕方4時ごろに現場付近の山林を歩いたという男性は「何もなかった」と話していた。夕方4時以降に自殺したことになるが、その日、その時間帯の日野市内の気温は約15~17度と結構、肌寒かった。よほどの理由がなければ、自ら全裸にはならないはずだ。

 男児は在籍している小学校にほとんど通わず、小1のころから立川市にあるNPO法人が運営するフリースクールに通っていた。同法人によると、男児は学校とクラスによく馴染み、クラスの仲間との関係も良好だったという。

「(自殺した)前日は学校祭で、男児はろうそく作りの体験ブースに参加し、大変活発でした。アイヌ民族の踊りをクラスで発表しましたが、朗々と声を出すなど、元気な姿が見られました」(同法人代表)

 同法人では「命の大事さを教える教育に重きを置いていた」というから、ますます“全裸自殺”とは結びつかない。

 犯罪心理に詳しい臨床心理士の矢幡洋氏は「自殺であれば、かなり特異なケースです」と、こう続ける。

「現場が自宅に近いことから『誰かに発見されたい』という思いは見て取れます。そして、全裸という“みじめ”な姿をさらすことで『自分がいかに無力か』という現状を訴えたかったのかもしれません。行動で示すことで、言葉では言い表せない“何か”を、関係者に伝えたかったのではないでしょうか」

 10歳の少年は誰に何を伝えたかったのか。

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