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強制不妊手術拒む家族を侮蔑 旧優生保護法下の開示文書

2018-01-26 14:00:23 | ニュースまとめ・総合

強制不妊手術拒む家族を侮蔑 旧優生保護法下の開示文書


1/26(金) 11:30配信

京都新聞


1971年6月30日に決裁された滋賀県の公文書。娘に対する強制不妊手術を防ごうとする親との対話を打ち切る方針を固めたことが分かる

 疾患や障害を理由に断種の適否を決めた優生保護審査会の公文書は、強制不妊手術の実態が分かる貴重な記録だが、保存期限が切れて全国で廃棄が進む。滋賀県の開示文書からは、手術を拒む女性の家族を「無知と盲愛」と侮蔑(ぶべつ)し、本人の意思に反して生殖能力を奪おうとした旧優生保護法や行政の暗部が垣間見える。
 1971年2月2日。小児科内科の医師が県優生保護審査会に、草津保健所管内で暮らす20代未婚女性への優生手術の審査を申請した。健康診断書によると病名は「先天性精神薄弱」、申請理由は「遺伝因子を除去するため」。法的には必要ないが、「調査勧奨」に応じたとする親の承諾書も添えられていた。
 県は審査会を開くことなく持ち回りの審査で、「優生手術を適当と認める」(同21日付)と決定した。審査委員は県厚生部長、大津地検次席検事、県医師会長、病院理事長、病院長、県産婦人科医会長、県社会福祉協議会長の7人が務め、全員が押印した。
 5日後、県は女性や親宛てに「遺伝を防止するため優生手術を行うことが公益上必要」として指定の病院で3月20日までに手術を受けるよう通知した。草津保健所長に対しても「手術が期限内に必ず完了」するよう指導を求めた。だが、女性は期限内に病院を訪れなかった。県の文書には「保護義務者の無知と盲愛のため、関係者(草津保健所、町)の説得にもかかわらず拒絶し続け」とある。
 審査を申請した医師は3月16日、審査会長宛てに異例の優生手術中止届を出した。県の開示文書が黒塗りのため内容は判読できない。草津保健所も県厚生部長に「手術中止の申し出がありましたのでよろしくお取計らい願います」との文書を送っている。
 旧優生保護法には優生手術を中止する規定はない。本人が拒否した場合、国は身体の拘束や麻酔の使用、だまして手術することも認めていたが、県は審査会の決定を実現すべく「努力」を続けた。親は「農繁期が終われば受ける」と約束したが、再び拒否の姿勢に転じたり、「10月頃にしてほしい」と話したりするなど、娘を思う気持ちと行政の圧力の間で揺れ動いた。
 県は6月30日、「期日を延ばすことにより、結局は手術を受けることをのがれようとしている。保護義務者の言うままにしていても時間を徒過するだけ」と結論付け、女性に7月31日までに「必ず受療するよう」通知することを決めた。
 女性は不妊手術を強いられたのか。県健康寿命推進課は「開示した文書以外は残っておらず、優生手術台帳のような資料もないので分からない」としている。
■旧優生保護法
 「不良な子孫の出生を防止する」との優生思想に基づき1948年に施行された。ナチス・ドイツの「断種法」の考えを取り入れた国民優生法が前身。知的障害や精神疾患、遺伝性とされた疾患などを理由に不妊手術や人工妊娠中絶を認めた。医師が必要と判断すれば、本人の同意がなくても都道府県の「優生保護審査会」の決定で不妊手術を行うことが可能で、53年の国の通知は身体拘束や麻酔使用、だました上での手術も容認していた。96年、障害者差別や強制不妊手術に関する条文を削除し、母体保護法に改定された。
<おことわり>
 開示された公文書には現在使われていない不適切な疾患名や表現がありますが、記録性を重視し、かぎかっこに入れ表記しました。

TwitterがAI技術による画像の自動トリミングの最適化を導入

2018-01-26 13:57:20 | ニュースまとめ・総合
TwitterがAI技術による画像の自動トリミングの最適化を導入



2018年1月26日 13時0分

GIGAZINE(ギガジン)


Twitterに投稿した画像はUIデザインに合わせて自動でトリミングされますが、「思っていたのと違う……」という切り取り方をされることもよくありました。TwitterはAI技術を活用することで、従来よりも速くかつ最適なトリミングが可能になったと公式ブログで発表しています。

Speedy Neural Networks for Smart Auto-Cropping of Images

https://blog.twitter.com/engineering/en_us/topics/infrastructure/2018/Smart-Auto-Cropping-of-Images.html

2011年に画像投稿が可能になったTwitterでは、スマートフォンなどの画面レイアウトに応じて写真をトリミングした上でサムネイル(プレビュー)として表示してきました。しかし、自動トリミング機能の精度が低いため、思うようなイメージで切り取ってもらえないこともしばしばでした。これまでにも顔検出機能などを使って、写真に写る人物の顔にフォーカスを合わせて画像をトリミングすることで、ツイートする人のイメージに近いサムネイルの作成を目指していたものの、すべての写真に人物が登場するわけもなく、なかなかうまくいかなかったそうです。なお、顔が検出できない場合は基本的には写真の中心を基準にトリミングするという残念な仕様だった模様。

左が従来の自動トリミング。右は理想的な自動トリミング。



そこでTwitterでは自動トリミング機能を改良するために、画像内の「salient(顕著な)」領域にフォーカスを当ててトリミングするというアイデアを導入することになりました。顕著な領域とは、画像を見た人が視点を当てる可能性の高い領域だとのことです。



一般的に人は画像にある「顔」「テキスト」「動物」などの物体の他に、コントラストの高い部分に注意を向ける傾向があることから、Twitterはニューラルネットワークや特定のアルゴリズムを鍛えることで、人が何を見たいのかを的確に予測する技術を開発したとのこと。



機械学習技術の進歩によって人が注目しやすい「顕著な領域」を予測する精度は非常に高まっているのですが、複数の画像を投稿するとTwitterというサービスの特徴からいえば、大量の画像を読み込んで鍛えたニューラルネットワークを利用して画像をトリミングするという方法では時間がかかりすぎて不適当でした。Twitterにとって細かなピクセルレベルでの予測は不要で、顕著な領域がどこにあるのかを大まかに知る必要があるため、「knowledge distillation(知識の蒸留)」と呼ばれる手法で、顕著な領域を予測するネットワークサイズを大幅に減らすことにしたそうです。



知識の蒸留によってサイズを減らした上で、「pruning(剪定)」と呼ばれる作業によって、画像検出精度に寄与しない割に演算能力を浪費している特徴を除去するという作業を行ったとのこと。ニューラルネットの蒸留と剪定という2種類のAI技術を組み合わせることで、機械学習を利用して予測した「顕著な領域」に基づいて画像をトリミングする速度が、従来技術に比べて10倍高速化できたとTwitterは述べています。

投稿時にほとんど待ち時間がかかることなく自然なトリミングが可能な新技術によって、従来は「足下」にフォーカスを当ててしまっていた残念なサムネイルは、「子どもの表情」にフォーカスを当てたトリミングが可能に。

冨永みーなのドキンちゃんをネット絶賛「リスペクト感じた」「カツオ風味」

2018-01-26 13:47:35 | 芸能・スポーツ
冨永みーなのドキンちゃんをネット絶賛「リスペクト感じた」「カツオ風味」



2018年1月26日 12時11分

スポニチアネックス

 日本テレビの人気アニメ「それいけ!アンパンマン」は26日の放送から、昨年11月に大動脈解離により急死した鶴ひろみさん(享年57)の後任である声優の冨永みーな(年齢非公表)がドキンちゃん役を務めた。冨永はロールパンナ役と兼任する。

 “新生ドキンちゃん”は、ばいきんまんとともに空から登場し「ドキンちゃんもいまーす」と第一声。ネットでは「声違和感なさすぎ」「ドキンちゃんの声が変わってた…けどドキンちゃんだった」「これぞプロのお仕事」など絶賛する声が相次いだ。

 さらに富永がアニメ「サザエさん」のカツオ役を演じていることから「カツオ風味だー!」と指摘する声や「鶴ひろみさんへのリスペクトが感じられたし ドキンちゃんのことが好きな子供たちへの愛も感じた」「大事に大事に演じてらっしゃる感じがして泣けた」と感激する人も。

 これまで鶴さんの声に慣れ親しんできた母親層からは「3歳娘はこの声でドキンちゃんが定着していくし、記憶にのこるんだろうな」としんみりする声もこぼれた。

福岡県北九州市内の小学校で今月、20代の男性教諭が児童の顔面を蹴るなどの暴力を振るい、ケガをさせていたことが分かった。

2018-01-26 13:44:44 | 体罰と言う名の暴行・傷害・鬱憤晴らし
教諭が児童の顔面蹴りケガさせる 北九州市



2018年1月26日 13時11分

日テレNEWS24


福岡県北九州市内の小学校で今月、20代の男性教諭が児童の顔面を蹴るなどの暴力を振るい、ケガをさせていたことが分かった。

児童に「暴行」したのは、北九州市内の小学校に勤務する20代の男性教諭。児童の両親によると今月23日、小学6年生の男子児童が体調が悪いことから保健室で休んでいると、男性教諭2人が児童を抱えて教室に連れ戻そうとした。その際、20代の男性教諭が抵抗されたことから児童の顔面を蹴ったという。

児童は鼻を骨折した疑いがあり、現在も入院している。男性教諭は学校に対して「スイッチが入って蹴りました」と、暴力を振るったことを認めたという。
北九州市教育委員会は、FBSの取材に対して「児童にケガをさせたことは申し訳ない。事実関係を確認し、厳正に対処する」とコメントしている。

行政が掲げる「殺処分ゼロ」の裏で…動物愛護団体が苦境の現状

2018-01-26 11:14:22 | ニュースまとめ・総合
行政が掲げる「殺処分ゼロ」の裏で…動物愛護団体が苦境の現状


2018年1月25日 15時18分

トピックニュース

24日放送の「クローズアップ現代+」(NHK総合)で、行政が掲げる「殺処分ゼロ」の裏で、動物愛護団体が陥っている状況を特集した。

番組では「『殺処分ゼロ』でいま何が?」と題し、ある関西の動物愛護団体の実態を取り上げた。団体は運営が悪化した結果、保護していた動物、合計142匹を支えきれなくなったというのだ。

手助けに入った愛護団体「Wan life」代表の島田香氏によると、「(愛護団体が)断れないのを分かっていて(行政は)お願いする。『助けて欲しい』って」と漏らす。また、団体が受け入れた動物の中には、地元以外の自治体から譲渡された動物もいたそうだ。

番組によると、愛護団体が苦境に陥る原因として、行政の転換があると考えられている。飼育放棄された動物は保健所などで殺処分されてきたが、2012年の法改正により、飼い主などの所有者に「終生飼養の努力義務」が明文化された。これにより、保健所や自治体も「殺処分ゼロ」を目標に掲げ始めたとか。

スタジオにゲスト出演した日本動物福祉協会顧問・山崎恵子氏は、行政が掲げる「殺処分ゼロ」は尊い目標だが、保健所や自治体の職員にプレッシャーとなっていると指摘。結果として、保健所や自治体から動物を譲渡された愛護団体が抱え込みすぎる問題が生まれているというのだ。

殺処分を減らす具体策として、山崎氏は「愛護団体に対する譲渡数に行政側が責任を持つこと」「自治体が愛護団体を定期的にチェックすること」などを挙げていた。

【草津白根山噴火】部下かばい…背中に噴石 亡くなった陸自隊員の伊沢隆行さん

2018-01-26 11:11:44 | 感動ニュース
【草津白根山噴火】部下かばい…背中に噴石 亡くなった陸自隊員の伊沢隆行さん 知人ら「情熱に溢れた人」「自衛官として立派」



2018年1月25日 23時35分

産経新聞


 噴火で亡くなった陸上自衛隊第12旅団第12ヘリコプター隊の伊沢隆行さんは、部下の隊員をかばって上に覆いかぶさった際に噴石の直撃を受けていたことが25日、関係者への取材で分かった。

 防衛省が伊沢さんの氏名を公表した25日、関係者からは改めてその死を悼む声が上がった。

 陸自によると、伊沢さんは23日午前、スキーの上級者グループの一員として、重軽傷を負った他の隊員7人とともに草津国際スキー場で行われた訓練に参加。山頂付近から滑り始めて数分後に噴火が発生し、コース脇の雑木林に避難したが、そこにも噴石が降り続いたという。伊沢さんは噴石から部下の隊員をかばおうと上に覆いかぶさったところ、背中に噴石が直撃した。その後、軽傷の2人が全員の意識があることを確認し、麓にいた隊員に報告。伊沢さんは搬送中に心肺停止状態になり、病院で死亡が確認された。

 「どうか嘘であってくれと願ったが…。自衛官として職務を全うした彼は立派だと思う。素晴らしい方だった」。こう語るのは、平成25年7月から約5カ月間、仙台市で伊沢さんに整体を教えた今昭宏さん(61)。「青森から車で通学していて、非常に勉強熱心で真面目な生徒だった」と振り返る。

 友人らによると、伊沢さんは専門学校卒業後、陸自に入隊、20年以上勤めたが、約5年前にいったん退官して整体を学び、3年前には青森県三沢市で整体院を開いていたという。自衛隊に再入隊したのは昨年のことだった。

 整体の勉強を通じて伊沢さんと知り合ったという群馬県安中市の整体師、河村哲也さん(36)は「いつもニコニコしていて、笑顔の絶えない人。場の雰囲気を和ませてくれる存在だった」と評する。

 人生の目標を問われると、「世界中の人を笑顔にすること」と語り、目を輝かせていた伊沢さん。河村さんは「何事にも熱心で、情熱にあふれていた。尊敬していたのに、こんなことになって今はただ驚いている」と肩を落とした。

 友人らによると、伊沢さんは近く自衛隊を離れる予定だったとみられる。本人のインスタグラムには、訓練の直前、「自衛官生活も残り少ないので日々が愛おしいです。からだをリセットして来週からの訓練に臨みたいと思います」と書き込まれていた。

 伊沢さんが所属する陸自12ヘリ隊の隊長、桑畑英紀1等陸佐は「訓練中の事故により、かけがえのない隊員を失ったことは痛恨の極み」とコメントした。

国重文の仏像2体、東京の寺から「盗難」主張していた滋賀・甲賀市の寺へ 大津地裁が引き渡し命じる

2018-01-26 11:09:54 | ニュースまとめ・総合
国重文の仏像2体、東京の寺から「盗難」主張していた滋賀・甲賀市の寺へ 大津地裁が引き渡し命じる



2018年1月26日 10時47分

産経新聞

 滋賀県甲賀市の大岡寺で15年以上前から所在が確認されていない国重要文化財の仏像2体をめぐり、東京都品川区の安楽寺が所有権の確認を求めた訴訟で、大津地裁(西岡繁靖裁判長)は25日、安楽寺の請求を棄却し、大岡寺へ2体を引き渡すよう命じた。

 判決などによると、2体は「木造千手観音立像」と「木造阿弥陀如来立像」。いずれも昭和25年に重要文化財に指定され、大岡寺が所有者として登録された。

 安楽寺の主張によると、大岡寺が平成18年から19年ごろに東京都内の会社に仏像を譲渡。その後、2体は同社の関係者らの金銭の貸し借りの担保にされるなどしたあと、最終的に27年1月、安楽寺に寄進されたとしている。

 一方、大岡寺は東京都内の会社に保管を委託したが、13年1月に何者かに盗まれたと主張していた。

 判決で西岡裁判長は、担保として有償譲渡されてきたとする経緯について「重要文化財が流通することは考えがたく、仏像の来歴に注意を払う必要があった」とし、仏像の所有者として登録されている大岡寺にも十分な確認を行っていないとして「仏像の引き渡しを受けるに当たって、過失があったことは明らか」とした。

富士通、携帯端末事業の売却でポラリスと交渉を行っているのは事実

2018-01-26 11:07:38 | ニュースまとめ・総合

富士通、携帯端末事業の売却でポラリスと交渉を行っているのは事実

1/26(金) 9:42配信

ロイター


 1月26日、富士通は、携帯端末事業を国内投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループに売却することで大筋合意したとの一部報道について「ポラリスと交渉を行っていることは事実」とするコメントを発表した。写真は富士通のロゴ。2016年10月千葉で撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 26日 ロイター] - 富士通<6702.T>は26日、携帯端末事業を国内投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループに売却することで大筋合意したとの一部報道について「ポラリスと交渉を行っていることは事実」とするコメントを発表した。現時点では決定しておらず、今後開示すべき事実を決定した場合には速やかに公表するとしている。

26日付日本経済新聞は、富士通が携帯電話事業子会社の株式をポラリスに譲渡することで大筋合意したと報じた。 

「検査怠り1歳児死亡」 佐世保 両親、病院を賠償提訴

2018-01-26 10:07:07 | ニュースまとめ・総合
「検査怠り1歳児死亡」 佐世保 両親、病院を賠償提訴



2018年1月26日 6時0分

西日本新聞

 長崎県佐世保市の市総合医療センターで2015年、1歳の女児が心筋炎で死亡したのはセンターの担当医が適切な検査を怠ったためとして、両親がセンターと担当医に約7200万円の損害賠償を求め、長崎地裁佐世保支部に提訴していたことが分かった。

 訴状によると、かぜの症状を訴えた女児は15年11月9日、かかりつけ医に心不全と判断され、センターでの精密検査を勧められ紹介を受けた。同日、センターの小児科を受診した際、担当医はエコー図検査など心臓の精密検査をせずに肺炎もしくは気管支炎と診断、女児は3日間、入院した。

 退院後の同29日、女児はけいれんを起こしてセンターに救急搬送。この際も同じ担当医が熱性けいれんと診断し、心臓の治療や精密検査をせずに帰宅させた。女児は翌30日に死亡。両親は、センターから死因は心筋炎と説明されたという。

 両親は弁護士を通して、当時の処置について説明を求めたが、納得のいく回答が得られなかったため、昨年12月27日に提訴。弁護士は「検査や治療をする機会が数回あったのに行われなかった。両親は、当時何があったのかを知りたいという気持ちが強い」と話している。

 センターは取材に対し、女児が受診した後に亡くなったことや、両親からの2度の説明要請に回答したことを明らかにした上で「当時の対応を精査している。今後については協議中」としている。当時、センターは「市立総合病院」で、16年4月に独立行政法人となり、病院名が変わった。

反日・親北の平昌五輪 観客席から日本選手団が直面する懸念

2018-01-26 10:03:11 | ニュースまとめ・総合
反日・親北の平昌五輪 観客席から日本選手団が直面する懸念


2018年1月26日 7時0分

NEWSポストセブン


 韓国・文在寅政権の迷走が平昌五輪まで歪め始めた。日本に慰安婦日韓合意を覆す新たな要求を突き付けたかと思えば、北朝鮮への制裁を科す近隣諸国の足並みを乱すかのように、対北朝鮮協議では差し出された餌になりふり構わず飛びついている。女子アイスホッケーでは韓国と北朝鮮の合同チーム結成が発表された。2月9日の開幕を前に、この五輪は、一体どこに向かっているのか。

 平昌五輪そのものを巡る問題は山積みのままだ。チケットの販売不振を払拭しようと、李洛淵首相の呼びかけで自治体が入場券を大量購入する動きがあった。こうした対策で販売率は6割を超えたが、問題の解決にはなっていない。

「韓国は予約したのに無断でキャンセルする“ノーショー”を厭わない人が多く、社会問題化している。極寒のなかでの観戦ですから、蓋を開けたらガラガラかも」(在韓ジャーナリスト)

 相場の10倍にまで跳ね上がった宿泊施設の“便乗値上げ”騒動も「当局が値段を下げさせましたが、消防法に基づく査察をチラつかせて迫ったとされています。つまりは消防設備が整っていないということの裏返し」(ジャーナリストの室谷克実氏)だという。

 元朝日新聞ソウル特派員でジャーナリストの前川惠司氏は、日本選手団が直面するであろう問題も危惧する。

「1988年のソウル五輪の開会式では、12年ぶりに東西陣営が顔を揃えたこともありソ連や中国の選手を大歓声で迎えたのに、日本選手団が入場するとスタンドは静まり返った。競技で日本選手が登場するとブーイングが起きた。日本に対しては常に特別な反感がある」

“反日”に“親北”が重なる五輪──そんな独り善がりの“夢舞台”に世界が付き合わされる。