銀河夜想曲   ~Fantastic Ballades~

月が蒼く囁くと、人はいつしか海に浮かぶ舟に揺られ、
そして彼方、海原ワインのコルクに触れるを夢見、また、眠りにつく……

無題

2015年04月07日 02時10分14秒 | 散文(覚書)
とおくのほうで ちらちらゆれる
ちいさな ろうそくの ほのおのなかに
あめに うたれた まどべがうつる

まどの まわりに
おひさまのくれた おはながたくさん さいたのに
わるいうわさが さらっていった

ねぇ
カタカタ ふるえているよ
きっと ゆめも みられないんだ

ちろちろゆれる ひのかけらを 
このてに あつめて
はなを また うえるんだ

まくらのなかに しゃぼんだま つめこんで
ぎゅっと まくらに だかれたまま
そっちへとんで ゆきたいよ




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