nauhts の山歩き記

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四阿山 ⑧ - 鳥居峠 - (リタイヤ)

2016年01月03日 | 上信越
2016年1月3日(日)
昨秋から、異様なくらいに暖かい日が続き、山にも雪不足が続いている。
正月休みで混みそうだが、好天気なるという予報に、出掛けてみることに。
怪我もあり、11月の雲取山~笠取山縦走以来、1ヶ月半ぶりの山歩き。

蓼科山へ行くつもりで用意。しかし出発の段階で何か面倒臭くなり、近くの根子岳へ向かう。
途中、山を見るとかなり雪が少なく、スキー滑降は出来そうもないので、隣の四阿山へ変更。
登山口の四阿高原の駐車場へ着くと、何と車が15台停まっており、混みそうで嫌気が射し、
鳥居峠へ向かう。  雪が少ない峠には車が1台、一人準備を進めていた。

準備をしている内に、先行者が出発。 雪が少ないのでワカンにするかアイゼンにするか迷う。
先行者がアイゼンだったので、真似てアイゼン装着。ワカンを持とうか迷ったが置いていくことに。
最初は林道を3kmほど歩く。 2~3cmの雪はあるが、アイゼンも必要ないほど。
暫くすると暑くなり、アウターを1枚脱ぎ、手袋のインナーも外す。

途中で先行者を追い抜き、林道終点の登山口から、的岩コースを登る。 35分ほどで、的岩。
何処から登ろうかと右往左往し、藪漕ぎをして反対側へ行き、ここから登り始める。
しかし、荷物を背負いアイゼン装着の格好では、大岩を乗り越えられない。途中で諦め引き返す。
何れ、夏靴の空身で再挑戦しよう。 30分ほどの寄り道だったが、改めて四阿山へ向かう。

 

寄り道している間に追い抜いた先行者が再び先行していたが、途中で昼食休憩。ここから戻るという。
先に向かい進むが、気温も上がり暑く、日向には雪がなく、残雪時の春山のような感じ。
まだ先が長いので、途中で昼食休憩。 時折吹いて来る風は冷たいが、陽射しは暖かい。
気を取り直して頂上へ向かう。 森林帯の中に入ると、一部は吹き溜まりで50cm以上の積雪。

やがて雪も少し深くなり、トレースは全くないので、自分でラッセルしながら先へ進む。
春の雪と違いフカフカで柔らかいので、深いところでは腰まで沈む。
心臓はバクバク、筋肉も悲鳴を上げ始めても、中々先へ進まず、時間だけが経過して行く。
嬬恋清水分岐に到着した時にはもうフラフラ。時間も既に14時5分前。

頂上まで後1km。 先に頂上は見えているが、ラッセルしながらではまだ1時間は掛かるだろう。
ヘッ電を持参しなかったので、日没までの下山と、今の体力を考えると、ここが限界、戻ることに。
写真を撮りながら暫し休憩し、下山へ。下りは自分の足跡を辿るので少し楽だが、脚は悲鳴を上げる。
何度か小休止しながら林道まで戻りアイゼンを外す。 後は林道歩き、無事日没前に車まで戻る。

 

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

四阿山は何度か登っているが、鳥居峠からは初めて。
思ったより距離もあり、積雪+ラッセルで時間が掛かってしまった。
滑れるところがあれば滑ろうと思い、フットスキーを持参したが、
ワカンを持参しなかったのは、体力消耗に拍車を掛けた。

 

08:25 自宅出発
08:50 四阿高原 登山口駐車場
09:15 鳥居峠 駐車
09:25 鳥居峠スタート

10:15 林道終点 的岩登山口
10:50 的岩
11:20 的岩 寄り道から再スタート
12:20 昼食 15分休憩

12:35 古永井分岐 (東屋)
13:55 嬬恋清水分岐 リタイヤ
14:10 下山
15:10 古永井分岐 (東屋)

15:35 的岩 分岐
15:55 林道終点 登山口
16:35 鳥居峠 駐車場
17:15 無事 帰宅



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