鉄道車両アラカルト

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JR東海 新型レール運搬車製作

2006年11月24日 | JR東海

JR東海

新型レール運搬車製作
「気動車型」を実用化
定尺、ロング用の2種類

08年度運用開始

 JR東海は20日、在来線用の新しいレール運搬用車両を2種類製作し、2008年度(平成20年度)に使用開始すると発表した。JRでは初めてとなる気動車型のレール運搬車を実用化し、レール輸送のさらなる効率化と作業性向上を図る。

効率化と作業性向上図る

 同社では年間約190㌔のレール交換を実施しており、レール運搬は現在、レール専用貨車(チ牛車)を機関車で牽引する方法で行っている。機関車や貨車が取り換え時期になったのを機に、新しいレール運搬用車両の導入計画を進めていた。

 新しく導入することになった車両は、定尺レール(長さ25㍍)運搬車とロングレール(同200㍍)運搬車の2種類で、各4編成、1編成。いずれも新方式の気動車型を開発、実用化する。

 定尺レール運搬車は、両端の運転台付動力車1両ずつを含む8両編成で、全長36・4㍍。現行と同じく一度に46本の定尺レールが運べる。2008年4月に運用を開始する予定。
 ロングレール運搬車は、両端の運転台付動力車1両ずつ、動力付中間車6両、付随車5両の13両編成で、全長236・6㍍。現行と同じく一度に16本のロングレール運搬が可能。同年7月の運用開始を予定している。

 同社では、新型レール運搬車の導入で、メンテナンス面での省力化とともに、組成作業が不必要になることで効率化が図れるとしている。

 新型レール運搬車導入に伴う設備投資額は約22億円。

効率の良い軌道改修工事のためもあるけど、旧運搬車両の老朽化のために新型車両を開発したのね。気動車にすると非電化区間にも行けるからいいよね。でもJR東海に限らずJR各社も同じように老朽化してるんだろうな~。


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