鉄道車両アラカルト

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JR東海・JR西日本 N700系量産車を公開

2006年12月15日 | JR東海

JR東海・JR西日本 

製作進むN700系量産車

来年夏に東海道・山陽新幹線に投入

先頭部に腐心

 JR東海とJR西日本が来年夏から東海道・山陽新幹線に投入する新型車両「N700系」の量産車の製作が着々と進められている。両社は7日、製作中の同系車両の先頭車を愛知県豊川市の日本車輌製造豊川製作所で報道公開した。

 東海道・山陽新幹線の次世代車両であるN700系はJR東海とJR西日本が共同開発した。先行して製作した試作車1編成による走行試験を昨年春から実施。これらを基に今春、量産車の仕様を決め、車両製造を4社に発注している。

 量産車は、新幹線車初の車体傾斜システムや高性能タイプのセミアクティブ制振制御装置を採用するなど、「最新・最速・最良」を目指したハイテク車両。東海道区間では曲線区間も時速270㌔で走行できるほか、山陽区間では最高時速300㌔を出す。また、乗り心地や車内の静粛性・快適性の向上、一層の省エネルギー化、車外騒音の低減も図っている。

 両社の計画によると、来年夏に数編成を東海道・山陽直通「のぞみ」としてデビューさせるのをはじめ、来年度からの3年間で計54編成(JR東海42編成、JR西日本12編成=いずれも16両編成)を投入。2009年度(平成21年度)内には、すべての直通「のぞみ」をN700系に置き換える。

 報道公開では、構体を組み上げた段階の先頭車1両(全長27㍍)が披露された。「特に先頭部の製作に腐心している」と日本車輌製造。「エアロ・ダブルウイング形」と呼ばれる先頭部は、700系より2㍍長い11㍍。特殊なプレス成形機械を導入することなどにより、表面にほとんどひずみのない状態に仕上げている。

 25編成を受注した同社では、すべての作業を豊川製作所で実施しており、フル操業状態という。

次世代新幹線の新型車両、N700系。ただいま増産中。カーブでも速度を緩めずに高速運転が出来るし乗り心地も向上。ただ心配なのは災害の時よね。地震なんか発生した時にすぐ停まれるかどうか不安。新潟中部地震のときの新幹線脱線現場は人的被害はないとは言え、怖いものを感じたもんね。これからはそういう災害時の対応なんかも検討してもらいたいよね(いろいろやってるようではあるけど)。


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