プライマリー隔日記

日記と言えば、小学校の夏休みの宿題でしか付けた記憶が・・・;
きばらずきままに綴っていこうと思います。

ご報告 ~ ドン 永眠しました

2020-01-05 00:23:49 | ドン&てんてん&Danke


ご無沙汰しております。
介護や仕事でなかなか更新できなかったこともあるのですが
変わった犬を飼っているが故UPすることによってのトラブルや近隣の人がSNS等で周辺の犬の出会い?を求めて探しているなど
少し怖い気持ちとなりなかなか更新する事が出来ませんでした。
柴犬の時はそのような事が無かったのに。

久しぶりの投稿ですが
三が日も過ぎた今日は
ご報告となります。




ドン、12月23日深夜に永眠しました。
享年16歳。
柴犬サイズでは柴犬根性で柴犬らしい年齢で天寿を全うした
頑張ったな
孝行してくれてありがとうと思っています。



10月頃は
多分脳腫瘍だろうと推測される症状(病状を突き止めるには高齢の身体に全身麻酔をしてMRIを撮るしか術がないのです)で
24時間鳴き叫び続け苦しんでいる毎日でした。

一時期は安楽死も覚悟で医師にもその旨を伝えているほど過酷な毎日でした。
長生きよりも薬漬けよりも
なによりもQOLを尊重してやりたい。
そんな気持ちでずっと介護をしていました。

ドンの症状が日に日に酷くなり
優しく介護してやりたいのに
連日一睡もできない事もあり
段々自分が鬼畜化して行くことにセーブすることが出来ず苦しんだ時期もありました。

そんな私たちに
たくさんの方が助けてくださり
介護に必要な情報を教えてくださり
ご自身の愛犬を思うように
親身になって応援してくださいました。

みなさまからご尽力頂いたおかげで
亡くなる三時間前まで口に入れてやらなければ無理ですが一日の半分の給餌量80グラムを食べ、
深夜に少しけいれんしただけで
静かに眠るように息を引き取りました。
一時期の事を顧みると
信じられないくらい穏やかな最期です。

ですので、悲しい気持ちよりも
苦しまず見送ることができてよかったと思う気持ちの方が勝(まさ)っています。

改めて御礼申し上げます。

~~~


遺影はやっぱり13年ずっと通っていたお山で
かついつも一番彩りの良い紅葉の写真が良いな
とこれを選びました。
葬儀の担当して下さった方に
「良い写真ですね 冊子の表紙みたいです」とおだてられました(大好きな写真だったから嬉しかった)
同日に初七日の供養をしてくださった僧侶さまからは「凛としたお写真ですね。やっぱり名前の通りドンっと構えた性格だったのですか?」と
聞かれ「いえ、実はすごく怖がりな子だったんです」と話しをしているうちにあれこれ思い出して。。


この画像も凛々しくて大好きな画像。
でも、これこそ厳つい柴犬みたいですね(笑)
これは素顔のドンとは違う気がしたので直ぐに候補から外しました。


これは一歳前後の時。
これも大好きだけど仔犬っぽくてあどけなさ過ぎ!


候補では無いですが
2004年6月末頃の画像。
ドンが我が家に来て翌日か数日後の画像。
1.7kgしかなく小っちゃくて可愛かったなぁ。
夜鳴きを二週間くらいしていたのに、でも添い寝してやろうとすると嫌がって。
小さい頃からそんな面では距離を置く子でした。
てんとダンケなんて晩はべったりなのにね。


この写真は、ドンが二歳になって間もない頃、
初めて山に行った時の画像だと思います。
遺影の紅葉のある場所のあずまやの下にて。


この写真もお山のもの。



職場はドンの亡くなった23日が終業式で業務自体はその日が〆。
しかし会議と大掃除があり、24日が仕事納めでした。

犬が亡くなったからと脆い部分を見せたくなかった。
仕事納めの日までは感情を出す機会を避けて気が張っていたんだと思う。 ・・・でも・・・
仕事から戻ると・・・



ドンが亡くなった直後真っ先にご連絡したてんとダンケのお里のブリーダーさんから
届いたお花を見て
涙腺が決壊。
ドンに供える時、しばらく堰を切ったように固まってしまいました。



ドン、23日の0時過ぎ。
軽いひきつけを起こし、もう床に入った家人を慌てて起こして呼んできて
でも直ぐに静かになり「あ?寝たな」と会話するくらい静かで
気が付けば、息してないよ?心臓止まっている
眠るようにと言う言葉がそのまま…
と言うくらい静かに息を引き取ったのです。

息を引き取った後の顔も本当に安らかで
翌日の朝も、いつもの様に寝ているような…
お見せしたいくらい安らかな顔で。

棺の中には、なんとなく…ドンが寂しがるか?と思い、
てんのこれまで切った事の無い長い毛の束を少しカットして
「てんがいたら寂しくないよな?」と
そして、昔柴犬仲間さんたちと一部でブームになり、ドンも大事にしていた古いお猿の顎のせ枕。


(昔の画像。右手前のお猿の顎のせ枕とお手製のクッションカバーを入れてやりました)

これ持っていたら、気づいてくれるかな?なんて(笑)
あと庭に今咲いている花。庭のにおいもあったら安心するかな。
でも冬だから良い花が無くて。
最近花を育てる時間がなかなかないのでやめようかと思っていたけれど、お供えのためにもやっぱり育てようかなと思った。


ドンが亡くなった日の晩は雨で、十時頃までは曇り寒い気候。
なのに荼毘に付した直後にバァッと明るくなり陽が射して眩しいくらい。







きっとみなさんが手を合わしてくださり
ドンも気持ちよくお空に旅立ったんだなぁ…とそんな穏やかな気持ちになりました。

一時期は安楽死も覚悟したことがあるくらい
苦しみ続けていたのに
本当に静かに息を引き取り
まだ自分の感情もどうなっているのか実はよく分からないのですが
寂しい気持ちはあるのですが、悲しい気持ちよりも救われた気持ちの方が勝っているようで。

私達が留守で無い時に目の前で息を引き取り
時間も
令和元年 12月23日 0時23分(12時23分とも言える)
後で人から言われて気が付いたのですが、昭和天皇誕生の日でもあります。
なんて思い出しやすい解り易い命日だと思いませんか?(笑)


ドン、親孝行をありがとうね。
落ちついたら、お骨は大好きな植木の傍に埋めて
毎年花と実が綺麗についたらいつでも思い出せるねって

柴犬の小物と写真のドンの胸模様が瓜二つで。
私、いつも黒柴でなくドンを作っていたんだなって。




てんの面倒を見てくれてありがとうね。
てん、ドンの心を開いてくれてありがとうね。






このお供えも大好きな方が送ってくださいました。

実は年末から家人が入院していて、前日に初七日のお供えも買いに行けなくて。
気持ちも緩みとても嬉しかった。


一月三日の晩。
初夢を見ました。
職場のたった15分の休憩時間に
ドンを山みたいなところに散歩に連れ出す夢。
「あっ、こんな短い時間だけれど散歩ができる。ここは良い所だ!」って
ドンが前をスタスタ、今の仔犬のダンケみたいに元気に歩いているのです。
何故かリードで無くビニール袋を繋げたような長い紐と 切れた細い鎖のリードをぶら下げていたのですが。
ビニール袋はドンが亡くなってからストックがいっぱいあるよ…なんて話しを家人としていたからでしょうか?

家の事でなかなか落ち着かなく忙しない年末年始、
ドンのやさしさかな? 
なんて歳に似合わない様なおセンチな気持ちになってみたり?


だだだだだ~っと
思ったまんまの事を書いて読み辛く失礼いたしました。^^;



*** お供え物などは辞退させてくださいね たまに気が付いた時にこんな犬が居たね 

                  と 思い出して頂ければ ドンも喜んでいると思います  ^^ ***


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