今回のツアー、
ダイビングの話しの前に、
やっぱりコレは書かずに話しは進まないでしょう? (笑)
書きますよぉ~。
自分で整理するのが苦痛だったくらい長いですよ~。
(でも書きたかったので☆)
2008月1月16日
朝自宅にて
日が昇ってからお日様のもと、のんびり1時間以上掛けて犬の散歩を。
今までは早朝の伊丹便に乗るため、かなり早い時間の散歩でしたが
この日は午後2時過ぎの関空発。
ドンどこもご満悦の様子。
順調順調。
その後、家を昼前に出て、関空行きのリムジンに乗り込み、
関空を離陸→ 那覇を離陸→飛行機は雨雲を超えた雲の上。
離陸前は雨模様だったのに上空は晴れていて真っ赤な夕焼けが
とても幻想的な景色だなぁと機窓から眺める。
(実は恥ずかしながら…デジカメ撮影は機内では駄目と9月の帰りに知りました(恥))
順調順調・・・・
!?のはずが、事件は起こりました!
中華航空那覇にて炎上・下地島の訓練所で頑張っているボンバルディアの話しは
チラホラしていましたが、まさか我が身に起こるなんて
宮古到着予定まであと15分。
アナウンスの入る様子。
「あ…そろそろ、シートベルトとかテーブルは元の位置にお戻し下さい」だろな?
…と思っていたら全く予期せぬアナウンス。
「当機は垂直尾翼の不具合により、今那覇に引き返しております」
へ??? うそでしょぉ~!!と一瞬思いましたが…
まあ…もし万が一飛行機が炎上なんて事になったら宮古空港より那覇空港の方が
設備が整っている事だし正しい判断だねぇ~。とのんびりしていました。
しかし…宿のおじさん、きっと空港まで迎えに来て下さっているんだろうなぁ…どうしよう…
宿にも連絡しないとなぁ…(サービスの)オーナーにも連絡しないとなぁ…
明朝の振り替え輸送で思い通りの便に乗れない事も想定して、先に正規で抑えておこうかなぁ、
しかし機内で携帯使えないし…
こんな時間にこれから那覇で宿を抑える事が出来るかなぁ…
そんな事を思っていると、後方でサラリーマン風の男性二人が
客室乗務員に詰問している声が。
かなり噛みついています。
嗚呼…今の時点で客室乗務員に尋ねてもまだ把握してないだろうに…
こんな時に聞いて乗務員に負担掛けるよりも、専念して頂いて冷静に対応出来るように
してあげましょうよ~
…と以外に予期せぬ出来事を冷ややかに受け止めていました。
それより、飛行機の胴体着陸の不安は少しありましたが、私の胴体も痒くて痒くて(涙)
暖房ガンガンのだだっ広い関空でネオプレーンのコートを着て重い荷物を持って
動いていたので汗だくでたらーっ(汗)
どうやら蒸れて一層蕁麻疹が酷くなった様でお腹周りが猛烈に痒くて痒くて(TT)
サラリーマン風の男性&自分の体質に「困ったもんだ…」と思いながら何気なく隣を見ると、
宮古チューらしきおじさんと目が合いお互いニッコリ(いや、この場合お互い苦笑か?)
「那覇に戻れるだけ善かったですよね~」「車輪出るかなぁ…」「これから宿見付かるかなぁ…」
「こんな事初めてですよ~」と初対面の方と着陸直前まで雑談していました。
車輪の出る音が聞こえた時も
「車輪は出たさぁねぇ~(←このインネーションでほぼ宮古チューと見た)」
「火は噴かずに済みそうですねぇ~」
「車輪が出ただけでもよかったさ(笑)」etc
とこの方のお陰もあり多分落ち着いていられたのでしょう…
そして、無事胴体着陸する事無く飛行機は那覇空港へ着陸。
その直後に「当機はこれから修理は不可能と判断のため~・・・ 。
明日の始発便に皆様をご案内出来ます。・・・
次のご案内まで21番搭乗出口の前でお待ち下さいませ・・・」
…との事で乗客は飛行機を降り、搭乗待合室へ。
やっと携帯に電源が入れられる!と掛けようとしていると、周りも一斉に携帯電話を持って
一人で会話している人だらけ。
すっかりパニックになって支離滅裂の様な喋り方をしている人・冷静に話しをしている人・
興奮してキーが数オクターブ高くなって金切り声のおばさま。
色んな人が居ました(おいおい…?こんな所でマンウォッチングするなと自分に言ってみる。)
私もまずは宿に電話を。
とりあえず、次のアナウンスも何時流れるか分からないので、手短に済ませようとすると…
宿のおばさんのお話しがちょっと長くなり…
(おじさんが迎えに来て下さったこと、サービスのオーナーが宿に電話をくれた事、
航空会社は何にもしてくれないからちゃんと掛かったお金を請求しないとダメだよ~等々(汗))
途中でアナウンスが掛かったので右耳で携帯の受話器・左耳でアナウンスの声を
聞こうと必死!
結局アナウンスの方が上手く聞き取れなかったので、
「おばさん、ごめんなさい!今次の案内が出ているからとりあえず切ります!
全ての段取りが終わったら又掛けなおします」
と切って、、、、しかし、、、やっぱりアナウンスを聞き間違えて、団体ツアーの発券案内の所へ行き赤っ恥。。。(トホホ)
次のアナウンスがまだなので、今度はサービスのオーナーの携帯に直に連絡、
出るなり「ごめんなさい!今は手短に話しするね!」と那覇に飛行機が引き返したこと、
多分始発で宮古入り出来ること・今、次の案内待ちであること、今後の予定が確定して
落ち着いたら電話すると…要点だけ話してほぼ一方的に話しをしてガチャリ!
(本当に要件だけ!我ながら失礼な奴)
電話を切ったとほぼ同時に、案内のアナウンスが。
座席順に翌朝のエアーの発券→宿の要・不要&宿とタクシー代のクーポン券配布・夕食分の現金3千円支給。
へぇ~。すばらしい!!
私を対応していた若い女性はちょっと慌てていて、後でホテルに移動中のタクシーから
JTAに問い合わせする事にはなってしまいましたが(^^;)
それでも正直ここまで対応して頂けるなんて期待していなかったので、大したもんだ!と
感心・感謝の気持ちさえありました。
過去RACが機材故障で飛ばなかった時、こちらから宿代とタクシー代の領収書を提示しないと
何もして頂けなかった経験もあったので、乗客7~80人程の宿泊施設を
短時間で数カ所押さえ客の希望も聞いた上で振り分ける、立派なものです。
一通り手続きを終えた後、宿の場所はよく分からないのでまずは食料の調達。
閉店間際の空港内で晩ご飯を購入。しかしこの時も体は痒かったので
なるべく添加物の少なそうなものを。
さて、では空港を出てタクシーに乗りましょうかと出口に向かっていたロビーで
オーナーから電話が。
そこでやっとゆっくりと話しが。明日の段取り、飛行機が燃えなくてよかったよ~!!と
今まではどこか緊張していたのか?気が付いたらよく喋っていました。途中一方的に喋っている事に気付き「あっ」と抑えました(笑)
その直後タクシー乗り場の前で、タクシーに乗り込もうとしていたら相方から電話。
やっぱりインターネットで離陸情報を見て心配してくれ、それまでに携帯メールも
送信してくれていました。
なのでやっぱり状況を簡単に説明して飛行機が尻餅付かずに着陸したよ~!
宿に着いたらかけ直すね~。と
・・・・が・・・・そのどちらかの電話で私は大事な晩ご飯を何処かに忘れてきたようで・・・
気が付いたのは相方と宿に電話を終え、ホテルでシャワーを浴びて落ち着いた後… (TT)
その時点でもう体中蕁麻疹が(泣)
大きな物で長方形の様な5センチはあろうかと言う大きな蚊に喰われたような
蕁麻疹を出していたので怖くてよく分からない食べ物を食べる気力はなく…
割り当てられた宿泊先はパームロイヤル那覇と言う国際通りのすぐ傍。
窓からは三越の看板が見えるので場所は牧志周辺と動きやすそうな場所です。
タクシーの運転手さん曰く「とても豪華なホテルだよ」と仰るだけあり、快適でした♪
衣類等は先に宮古に送ったので着替えや歯ブラシなど全く持っておらず心配だったのですが
アメニティグッズは充実、パイル地の着心地の良いパジャマが置いてあり
それが痒くてたまらなかった私には一番助かりました。
そして幸いホテルの真ん前にローソンが。
なのでパジャマの上からフリースとGパンを着ただけでそこで食べ物を調達。
サンドイッチをひとつだけ買おうとしたのですが、お店の方に「肉まんは如何ですか?」と薦められ(汗)
「い…いえ、(内心首をブルンブルン振ってとんでもありません☆と)」と丁寧にお断りを。
晩は宮古の宿でボリュームのあるご飯を食べるつもりだったので、
この日は昼もおにぎり二個と少なめにしており… ひもじかったです。。。