シルケン・ウインドハウンドを飼おうと考え始めたきっかけ。
一年前のブログにも書きましたが、突如長年飼いたかったボルゾイが初夢に出来まして…
一年前の記事 「見学」
しかし、ボルゾイはロシアの犬。暑い我が家の地域で飼うには犬が可哀想と思う気持ちと管理できないと長年思っていました。
ところが、初夢に出てきたことをきっかけに“シルケン・ウインドハウンド”と言う犬の存在を初めて知り、
昨年見学に行く運びとなりました。
その犬種の存在を知ったの昨年の一月。なのにいくら飼いたくてもそれを当時いた生後三か月の子を翌月の二月に迎えるなんて
あまりにも安易で無計画過ぎる。
自分自身も一過性のもので終わるのか、且つ飼えるのかじっくり考えてから決めようと、
まずは次に産まれる時まで時間を置いて冷静になってから考えようと一年前は一呼吸置いて我慢しました。
なによりも、もし仔犬を迎えるとしてもその子をどうやって山梨から我が家まで連れて帰るか相当悩みました。
自動車にしても鉄道にしても最低五時間半、空輸にしても一旦羽田まで連れて行かなければなりません。
一年前、ブリーダーさんが仔犬に負担が掛からないよう考えましょうと仰っていたことで
どれだけ犬達の事を大事になさっているかもとても伝わってきました。
なので少しでも負担が掛からない手段。
且つせっかく理想的な環境で沢山の犬達の中で産まれたのだから、ある程度の時期まで他の犬達と
いっぱい接して犬社会をたっぷり経験して育って欲しい。
生後三か月まで待って汽車に乗せるか、生後四か月まで待って空輸でお願いするか。
これまでの仔犬たちの成長した大きさを見て生後三か月で5~7kgあるだろことも覚悟、
空輸のとき生後四か月の時期に情緒不安定にならないかも気になっていました。
どうタイトにスケジュールを組んでも前日夜行バスで往路に就き、早朝入り。
昼前には現地から帰路に就き19時頃になるアクセス手段。
今年初旬に産まれた子を一度直に接して決めるために出向くことになった時、
再度お迎えに行く負担を気遣ってくださり二か月でお迎えできます、本当に宜しいですか? と仰って頂いたことで、
予定より早くお迎えすることになりました。
最初は「ボルゾイの小型化した犬種」と不純な動機でしたが、
ブリーダーさんが営利目的で無く本当に犬達の事を一番に考えていらっしゃる姿勢・ここでの犬たちの生活・
お母さん犬の性格の良さでetc…オールマイティに、もし海外でシルケンを購入出来るとしても、
ここで生まれ育った仔犬を迎えたいと言う気持ちにいつしか変わっていました。
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今は二回目のワクチンを終えていない仔犬たちがいるので他の犬達と隔離していますが、
ボルゾイ・ダックス・シルケンが広い敷地で群れのように暮らしている環境。
一年前はフレンドリーでお茶目に接してくれたお母さん犬も、今はすっかりお母さんの顔をしていました
仔犬たちは元気いっぱい。
そんな姿をお母さん犬はいつもやさしく見守っています。
てんてんとお母さん。
六姫一太郎の中で上位三頭の爆弾?パワフル娘たち(笑) てんてん妹に負けている?!
エキサイトし過ぎてお母さんが仲介に入りました^^;
こんな優しいお母さんや元気いっぱいの姉妹たちと走り回っていたら、
お迎えしてから寂しがるのも、暴れまわるのも当然です。
直に見学に行って仔犬たちの育った環境を見て良かったと思います。
こんな姿を見たら夜鳴きをするんですとか元気過ぎ困るんですとか言う人は言えなくなると思います。
どれだけ母犬やブリーダーさんに大切にされ、姉妹たちと疲れるまで遊んでいることか。
逆に、人間の身勝手で独りにしたのだからこのパワーに付き合ってあげようと。。
なんだか大事な娘さんをお嫁にもらって一生お嬢さんを大事にしますと言うような気持ちです。
こんな素敵な環境で育った子を不幸させることはできません^^
この子はパワーは“きみはサルーキの化身か?”と冗談を言いたくなる程でそれはそれは元気よく走りまわりますが、
とても扱いやすいこの様な気がします。
帰路では名古屋のホームで少し不安がって鳴いた程度。
夜鳴きも殆どしなかった強者です(笑)