いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

江西省の旅 2

2011-06-10 | 旅行 その他中国
朝から雷雨で目が覚めました。

なんか気が乗らないです。

チェックアウトして、まずは本日の最初の目的地である李坑(Liken)行きのバスを探しに行きます。

昨日到着した婺源の長距離バス駅には李坑行きのバスはありませんでした。

地図を購入してローカルのバス駅を探すとホテルから3キロぐらいのところに南バス駅があるようです。

歩いて行くといつまでたっても駅が見えません。どうやらつぶれたか移転したようです。

結局、そのまま町を遠回りするように一周して、探し当てた李坑行きのバス亭は宿泊したホテルの近くでした。

朝一番に2時間9キロほど歩いたわけですが、私は人に尋ねることが嫌いだし(中国語がお粗末というのもあるのだけれど)私の移動のスタイルは本当に効率からいうと悪いのですが、私自身がハプニングや苦労?を楽しんでいるので変える気がありません。

ミニバスに乗り込むと男と女の乗客が掴み掛からんばかりに口喧嘩しています。周りの乗客は制止するでもなく結末がどうなるのか見守っています。いつもの中国的な日常風景ですが、喧嘩に決着が着かないとバスは出ないようです。(運転手なんとかせいよ!)

李クンまではバスで30分ほどでした。

車掌のおばさんが私が旅行者スタイルをしているので気を使ってくれて李坑の古城の近くでバスを止めてくれ、この道を行けと指示してくれました。

少し歩くと李坑の入り口が見えてきました。

入り口で入場料を聞くと160RMB!!!

どうやら李坑以外のこの地域の観光地の入場料も全て含んだセット料金になっているようで、5日間有効らしいです。

私も当初は他の所を回る予定でしたがなにせこの雨で衣類はズブ濡れです。

眼鏡はずっと曇ったままだし、なかなかカメラも出せないし、もうすっかり気持ちが萎えてしまっています。

だから李坑以外には行く気が無くなってしまったのですが、せっかく来たんだし160RMB払うしかないです。

それにしても入場券をICカードでくれるのですが入り口で指紋認証させて、他人がそのカードを使えないようにしています。

こんな田舎の古村観光でそこまでやるか!中国人。



李坑はさすがに婺源近くでは有名な観光地でこの雨なのに結構な人手です。

まあほとんどはツアー客ですから、外歩き以外は快適な移動なんですかねえ?

私は雨で下着まで濡れてしまって心が折れ折れです(笑)

もういいから早くエアコンの効いた場所に行きてえ!

今回は梅雨時期であることをすっかり失念して雨具とか完全装備で来るべきでした。(反省)

思渓や彩虹橋などは次回来ることがあれば行きたいと思います。たぶん来ることはないですけど。





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