ロシア通訳者であり無類の読書好きである著者による書評本。
書評の中にも著者の明確なる思考が立ち現れてそれも面白い。硬派だなぁ。でも何といっても書評が面白い。わりと厚い本だけれどすんなり読めちゃう。それでいて内容は濃い。つまり読みたい本がたくさんできたということです。さすがにロシア関係の本が多いけれど。ロシアに興味はほとんどなかったのだけど、読んでみようかなという気になる。興味の幅が広がりました。癌で亡くなる直前まで書いていてその時は癌関係の本が多い。多分僕も癌で死ぬから参考にしてみよう。同時に一生の中で読める本の数には限界があるんだなあと改めて思い知らされました。僕の人生の目的は読書じゃないし、本は本でしかないものだけれど、死ぬまで読むことを楽しみたいなとも思いました。
書評の中にも著者の明確なる思考が立ち現れてそれも面白い。硬派だなぁ。でも何といっても書評が面白い。わりと厚い本だけれどすんなり読めちゃう。それでいて内容は濃い。つまり読みたい本がたくさんできたということです。さすがにロシア関係の本が多いけれど。ロシアに興味はほとんどなかったのだけど、読んでみようかなという気になる。興味の幅が広がりました。癌で亡くなる直前まで書いていてその時は癌関係の本が多い。多分僕も癌で死ぬから参考にしてみよう。同時に一生の中で読める本の数には限界があるんだなあと改めて思い知らされました。僕の人生の目的は読書じゃないし、本は本でしかないものだけれど、死ぬまで読むことを楽しみたいなとも思いました。
僕は。
その瞬間のために生きてきた。
ということを。
確信したのです。
僕は。
その瞬間のために生きていく。
ということを。
確信したのです。
小さな。
小さな。
小さな僕の。
大きな。
大きな一瞬です。