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物造庵 ものつくりあん ナラ(楢崎賢)

ものつくり人「ナラ(楢崎賢)」による
絵や作品の制作過程、自作詩の発表、その他徒然…

第二回谷川俊太郎ナイト課題詩「ふくらはぎ」

2025年04月10日 22時38分14秒 | 徒然のこと
昨日のボギーさんと松倉ゆきこさんのツーマンライブは本当によくって、思わず打ち上げまで行ってしまった。飲み足りない語り足りないまま新世界でハイボールなんか飲んで結局帰ったのは2時過ぎで、今日は眠たい頭で過ごしました。幸せ。
昨日打ち上げの席で、来週にある第二回谷川俊太郎ナイトの課題詩が「ふくらはぎ」だということを聞いて、先ほどなんとなくその詩を眺めていたら、詩を読んで30秒で曲つけて歌えちゃった。結構いいのができたと思う。「生きる」は難産だったけど、「ふくらはぎ」は排泄くらい簡単だった。
第二回谷川俊太郎ナイトは当然行こうと思っているが僕は出演者ではない。残念。
いつか歌える機会があったら歌おうと思います。





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福岡県知事選挙、投票完了!

2025年03月23日 12時33分24秒 | 徒然のこと
今日は福岡県知事選挙です。
福岡の方、投票行きましょうね。
僕は吉田さんに投票しました。
上の子二人も投票権があるので一緒に行きました。
特に今回の候補者について一緒に話したことはなかったのですが、二人とも選挙公報を読んで「消去法で吉田さん」と言ってました。
なんだか嬉しかった。
子育てに成功も失敗もないけど、その言葉を聞いた時に、少なくとも子どもたちと社会や政治について話し合った日々は間違ってなかったと確信しました。
次男も交えて「ワンヘルス」について考え、調べ、それについても知識を深めることができました。
政治、社会、大事です。
そういうことを言うだけで最近抑圧されることが多いです。職場の大元からも言論抑圧的な注意を受けました。世のますますのヤバさを感じています。「戦争反対」と言ったら弾圧されるようになる予想も冗談ではなくなってきた気がします。
少なくとも僕は黙りません。子どもたちの未来のためにも、体制側に加担するのはカッコ悪いと思うから。

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選挙に行こう 2024.10.27

2024年10月26日 21時23分01秒 | 徒然のこと
明日が衆院選の投開票日。
まだ投票してない有権者は選挙に行こう。
昨日の選挙前雑談会は予想以上の盛り上がりで、とても楽しかったけどやり慣れない分ちょっと疲れました。でもやってよかったと思う。
いろんな考え、いろんな立場の人がそれぞれの思いを言い合ったとても有意義な時間だった。
僕は明日投票に行きます。
投票権のある人は、必ず選挙に行ってください。
社会の一員として、投票するのは大人として本当の意味でスマートだと思う。
投票に行かない人、白票で出す人はダサいと思う。申し訳ないけど僕は大人と認めない。
明日は日本の行く末を決める分水嶺の日。
ちょっと緊張している。
絶望感を抱えつつ、少しの希望もあきらめずに持っている。
子どもたちのためにもいい結果が出ますように。必ずチェックをする。





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衆院総選挙前雑談カフェ動画 2024.10.16 楢崎賢(ザ・ガーデナーズ、舞鶴幼稚園)

2024年10月16日 20時25分56秒 | 徒然のこと
今日開催した選挙に関する雑談カフェの最初部分を動画で撮りました。
今回の選挙は本当に投票率上がってほしい。
たくさんの人、というかほとんどの有権者が選挙に行ってほしい。
そんな思いを込めて開催した雑談会です。
よかったら見てください。
そして選挙に行ってください。
自分のためにも。

2024.10.16 衆院総選挙前雑談カフェ 店長・楢崎賢(ザ・ガーデナーズ、舞鶴幼稚園)







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10月27日(日)は選挙に行こう!!

2024年10月13日 18時20分52秒 | 徒然のこと
10月はライブも仕事もめちゃ忙しくてほんとにそれどころじゃないんだけど、これでスルーしちゃったらまさしく政府自民党の思い通りだから、どんなに忙しくっても時間がなくても手を抜かずにこれだけはやる!
みんな、絶対に選挙には行こう!
今度の選挙で悪くすればまじで日本という国のかたちが大きく変わります。最悪の方向に。戦争、徴兵、弱肉強食、さらなる弱者切り捨て。
少しでも多くの人に危機感を伝えたいと思い、自分でもできることをなんとかしていこうと考えています。
職場での雑談会、近くのフリースクールでの雑談会、そしてSNSでの発信。
取り急ぎ、以前行った勉強会の動画を貼り付けるので、よかったら見てみてください。
その頃から状況は変わっていないどころかもっと悪くなっています。
そして危ないと思っているならできる限り広めてください。
とにかくまずはたくさんの人が選挙に行くこと。そうすれば最悪の事態は防げると信じています。

2024年7月11日 『子どもたちへ平和な世界を手渡すために~人権・政治・社会についての学習会~』

2022年6月16日 懇談・雑談会『憲法~私たちを守る最後の砦~』







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ボギー家族 『nya_nya_nya_』 NOW ON SALE!

2024年07月24日 22時07分42秒 | 徒然のこと
待ちに待ったボギー家族の新譜(サードアルバム)『にゃーにゃーにゃー』を手に入れた!
そしてさっそく聴いた!
めちゃくちゃいい〜。
このフレッシュ感!まさに噛んでほとばしる果汁のような鮮烈な音と歌よ。なんだろうこの溢れ出る新鮮さは。
「TOMATO!」や「ピンピン」がそのフレッシュ感を倍増させているキーポイントの曲だけど、その他の歌も生々しい新しさが詰まってる。「BON-ODORI」や「NO FUN MY WAY」のような初期の頃からやってる曲さえ新しく聞こえる。
そして「バカの歌」がまためちゃくちゃいい。サイキシミンが歌うのとは違うエモさが詰まってて、モンドくんが歌うところで泣きそうになったよ。素晴らしい。
距離的にも飲み的にも近いところで過ごしてきたからなんとなく分かるけど、ボギーさんは最近さらにワクワクすることが増えてきてる気がする。いろんなアイデアがどんどん湧いてきてるし、歌づくりも多作になってる。たぶん童貞に戻ってるんだと思う。最近できた曲もどんどん入れるのがさすがだなーと思う。「JAM」とかたぶんデモ的録音だよね。だから生々しい。
そんなボギーさんのギラギラ感もこのアルバムには詰まってて、子どもたちは大きくなってきたのに不思議と若さを強く感じる一枚になってる。あ、そうか、ボギーさんが子どもに戻ってるからだ!11歳に。ベイビーさん以外みんな子どものバンドだ!いや、モンドくんは大人か。
音のクオリティがまた素晴らしい。ヤマノウチくんの仕事ぶりがすごいなぁ。ずっと聴いてられるよ。この夏のヘビーローテーションだ。
あと曲順もいい。この流れから「NO FUN MY WAY」が始まった時のカタルシス、気持ちいい〜。ちなみに僕が一番好きだった曲は「ピンピン」です。
まさに「今」「生きている」アルバム。名盤!
全世界におすすめしたい。一般流通はしてないから、ライブ会場かホームページ通販でしか買えないよ。急げ!




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『子どもたちへ平和な世界を手渡すために〜人権・政治・社会についての学習会(楢崎賢)』動画紹介

2024年07月17日 22時08分42秒 | 徒然のこと
僕は子どもたちに寄り添う教育者として、また親として、何より今の社会を担う大人として、社会や政治について考え、よりよくしていく責任があると考えています。
そのために自分ができることは何かを考えた結果がこの学習会でした。
2019年と2022年には慎重論もあり職場の中ではできなかったこの政治的な話ですが、ようやく2024年7月11日に職場である舞鶴幼稚園の中で行うことができました。
あくまでわたくし個人の考えをもって行った学習会ですが、とても意義の大きい日になったと感じています。
この日を皮切りに、もっとざっくばらんに社会や政治について気軽に話せる場をつくっていきたいと考えています。自民支持や維新支持でもいい。とにかく自分の意思を伝え合いながら考えていることを言い合える場を増やすことが一番大事なことだと思います。
動画を紹介しますので、まずはよかったら見てみてください。
僕は左寄りのリベラル保守で思想は無政府主義(アナキスト)ですが、右派も左派も保守も革新も歓迎するし尊重します。政治に興味や関心がない人ともたくさん話してみたいと思います。話したり知ったりすると絶対おもしろいと思います。
よかったらみて見てみてくださいね。



こちらは2022年に開催した憲法に関する学習会動画です。こちらもよかったらどうぞ。



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4月9日(日)は福岡市議会・県議会議員選挙です。映画『主戦場』のおすすめ

2023年04月05日 18時03分16秒 | 徒然のこと
次の日曜日4月9日は統一地方選挙、福岡市議会・県議会議員の選挙です。
僕たち市民が何もしなかったら確実に日本政府は独裁色を強め、我々市民の生活環境はさらに悪いものとなり、人権は失われ、戦争の音はより近くなります。今はかなりの崖っぷちだと感じます。
失われると取り返しのつかないものが今まさに失われようとしています。
一人の力では抗えなくても、たくさんの人が選挙に行くだけで踏みとどまれる可能性が高まります。必ず選挙に行きましょう!

最近Amazonプライムで『主戦場』を観ることができるようになりました。
何年も前に映画館で観て、DVDが出るのを待っていましたが、とてもいいタイミングです。今まさに観るべき映画です。
お堅い映画かと思いきや、どんどん引き込まれる面白さも持っているとてもいい映画です。Amazonプライムに入っている人はぜひとも観てみて下さい。

以前の選挙前に僕が勉強会をした時の動画も紹介しておきます。
その時よりも今はさらに状況が悪くなっています。今回の選挙結果次第では本当に改憲発議がされてしまうかもしれません。そうなるともう取り返しがつかない状況になってしまいます。
一人一人みんなが自分の人生を最大限楽しむために、今の自由を守るために、それを奪い取ろうとしてくる権力者となんとか戦っていきましょう!




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「政治的だから」却下された原稿を読んでほしい

2022年10月12日 16時27分12秒 | 徒然のこと
ある冊子から寄稿を依頼されて書いた文章を締め切り前に提出したら「厳しすぎるから」(暗に「政治的すぎる」と言っている)書き直してくれないか、とお偉いさんに言われ、全く違う内容と文章に書き直しました。書き直しでは当たり障りの感じにくい文章をうまく書きましたよ。
でも最初の原稿はせっかく書いたのに行きどころがなくなっちゃったので、よかったら読んでほしい。
なんか思ったら感想などくださいな。
これが「厳しくて」「お叱りを受ける」なら、厳しいと思う人、お叱りする人はこのまま悪くなりゆくこの国で茹でガエルになるつもりなのだろうか。茹でガエルにはならないとたかをくくっているのであろうか。茹でガエルになる前に引退するからそれでよしと思っているのであろうか。そんなの大人って呼べるのだろうか。結局一番割を食うのは今の子どもたちなのに。
この国がこうなっちゃったのは政治的な話を避けてきたからではないか、という文章に対して「政治的だから」却下するその思考や思想を聞いてみたい。
書いてたら熱くなってきちゃった。本当は政治的な話なんてしなくても幸せに生きられる社会がそりゃいいだろう。僕だってライブして酒飲んでマンガ読んで遊んで暮らしていたいよ。でも今はできる限り発言しないと弱者が見殺しにされる社会になっていくじゃないか。そんな中でのほほんとは生きられないぜ。だから言えるときには言う。大人として。
前置きが長くなってしまった。それではどうぞ。↓


「教育と政治」 楢崎賢

 7月の参院選直前、安倍元首相が応援演説中に射殺されました。様々な疑惑を抱えたままで、それを検証されることなく他界してしまったことはとても残念です。しかしながらその事件があったことで、自民党と統一教会の癒着が明るみになり、そのことが結果的には憲法改定の発議を防いでいるのもまた事実です。今まで何度となくあった政界スキャンダルと同じく、内閣総辞職して当然の大事件ですがそうならないのは政界・メディアを中心とした社会全体が民主社会としての機能不全を起こしているからでしょう。
 さて、昨今教育界は政治との絡みで複雑な立場に立たされています。文科省が中心となって制定する教育指導要領にある程度沿ったカリキュラムにする必要から、小中学校の教師は多忙な業務に追われています。行政から出される通達を守らなければ助成金がカットされる可能性もあり、各学校へ対する縛りが強くなっています。本来、教育とは時の政治とは一線を画し、集団としての独立した営みであるべきです。それが今の日本では勘違いされていないでしょうか。公務員である教員や助成を受けている学校は行政に従わなければいけない、という勘違いです。教育は人類が長い年月をかけて積み上げてきた営み。行政はその時の情勢によって移り変わるもの。教育は時の政府の都合や思想によって変えられるべきものではないのです。
 教師は政治的な偏りのある発言や教育をしてはいけない、と言われます。(旧教育基本法8条2項「法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない。」)それはなぜでしょうか。その大元は大戦時、日本全体が軍事教育という偏った教育を進めてきた反省からです。戦中行われてきた軍事教育はそれこそ学問とは程遠い感情と思想の教育でした。その結果が散々なものだったことは知っての通りです。だからこそ日本国憲法制定後すぐに教育の憲法というべき教育基本法がつくられ、戦中のような軍事教育を繰り返さないことを宣言したのです。そんなはっきりした理念を持った教育基本法を安倍政権は2006年、半ば強引に改定してしまいました。新旧読み比べれば、学問や教育の本質をかなり見誤っていることが明白な突っ込みどころ満載の改悪です。大雑把に要約すれば、教育は国のためになされるべきだ、という意図が読み取れるような内容になっています。行政からの各学校への縛りの強化や、道徳の教科化はその流れの中で起きていることです。戦中の教育に立ち戻る危険性をはらんだ流れです。
 さて、以上のような危険な流れの中に置かれた現場の教師はどうふるまえばいいのでしょうか。政治的な発言は禁止されているから、行政の用意した流れに沿うしかないのでしょうか。私はそのようなふるまいは教育者として怠慢だと思います。時の政府によって学問や教育がゆがめられようとしているならば、それに抵抗するのが真の教育者ではないでしょうか。そもそも、政府批判が政治的発言なら政府擁護(もしくは黙認)も政治的発言と呼ぶべきです。完全な客観や完全な中立などこの世界にはありえません。教育基本法が定めているのはあくまで全体教育・軍事教育を防ぐ、という理念のはずです。旧教育基本法8条1項は「良識ある公民たるに必要な政治的教養は、教育上これを尊重しなければならない。」というものです。(新教育基本法では14条にほぼ同じ文言があります。)教育界は長い間このような政治教育を怠ってきたのではないでしょうか。
 世界的に教育を俯瞰してみれば、近代教育の大事な側面として公民、憲法、人権教育があります。決して道徳教育ではありません。ようやく人類が獲得した近代憲法を持つ社会を持続するためには、民主主義社会を実現するために必要なものは何か、ということを義務教育レベルで子どもたちに教えていく必要があります。しかしながら日本のここ20年の学校教育でそのような考えのもと子どもたちと関わってきた教師はどれほどいたでしょうか。今日本は経済的にも倫理的にも社会的にも危機的な状況に立っていると感じます。そうなってしまった一番の責任はもちろん政治ですが、そのような政治をただす人材をつくり出せなかった、もしくは政治に対して腫物を触るように関わってきた教育界もその責任の一端を担っていると思います。
 大規模定住社会で生きていくしかない我々は否が応でも政治というものにみんな関係しています。これからの教育はそこから目を背けずに、より大きな視点で子どもたちに関わり受け渡していくことが必要だと考えています。

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今村夏子 『星の子』

2022年07月22日 00時14分45秒 | 徒然のこと


もう一つボギーさんから借りた今村夏子の小説。
これもまた感想を言いたくない読後感。
今村夏子の小説はなぜか途中のなんでもないところで涙が出そうになる。
たぶん自分の中の傷にそっと触れてくるからだと思う。

今まさにタイムリーな宗教(新興宗教かカルト宗教かはよく分からない)がテーマの話だが、そういった宗教の信者はおしなべてとてもいい人ばかりだということが窺い知れるような描写で妙に説得力がある。
でもおしなべていい人である集団はやはりどこか狂ってもいるんだろうな、とも。
いいとも悪いとも言っていない。だから心にしこりが残る。
これから考えようと思う。

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