あなたとみたい

『d design travel 福岡』

照れ臭くもないけれど、なんか日常にスポットを当てられてる感じだね。ただ知ってるところも多いけど知らないところも多いので、これからの楽しみが増えた。でもやっぱ見てて思ったのは、同じものでもその見方によって違って見えるし感じるってことだな。人に限らず良さを見出すってのは大事なことだし自分のためでもある、と。

ペン画 370

詩2095「夏の肩こり」

夏の肩こり。
首回らんね。
俺はトンボさ。
ウスバキの。
昨日人間の。
ガキどもと。
遊びすぎたね。
あいつら俺より。
長生きのくせ。
俺より随分。
ガキだから。
スイスイスララ。
からかってやった。
捕まったら死ぬから。
本気でな。
本気なら俺ら。
捕まりゃしねえ。
蚊に目のくらんだ兄弟が。
何匹か捕まったな。
合掌。
まあそれも運命さ。
というわけで。
今日は首が回らない。
ふっふっふ。
トンボのくせに。
しまらねえなあ。
青く光る空の下。
なるべく高くを飛んでみる。

夏の夕にも空青く

みうらじゅん 『正しい保健体育Ⅱ 結婚編』

僕のバカバイブル的な前作保存版に引き続く第二弾。
今回は主に二十歳以後壮年期くらいまでの正しい性、結婚のあり方について先生がこれでもかというくらい誠実に解説してくれています。このくだらなさとバカバカしさはたぶん世界一です。
しかしながら本当に凄いなあと思うのは、概ね社会の現状と合っていますということと、時々はっとするくらいの真実に迫っていることです。いやー、やっぱり保存版。

ペン画 369

詩2094「大きく手を振った」

大きく手を振った。
背の高い君の手。
照れくさかった。
ちいさい僕の手。
一生懸命だった。
それはさようなら。
じゃなかった。
またあおうね。
ってふたりで。
大きく手を振った。

港に海に沈む日に

森田まさのり 『べしゃり暮らし』17巻

んーまたおもろい展開。あいかわらずのドラマメイカー。