テレビと新聞。記者クラブの説明とその腐敗、日本のマスコミ人たちの勘違いを指摘している。個々を見れば能力は高いだろうけど、根本から見直す気力まではないのかもね。そしてそれはマスコミ業界に限らないだろうことは予測がつきます。根がずれているために枝葉が枯れる。実は生らず。自分が身を置く世界も振り返って見てみるべきだ。
白い星に雨が降る。
そのとき僕は。
確かに死臭を。
その場にただ漂っている。
空気のような存在を。
分かりすぎるほどに分かり。
誰も分かろうともしない理屈を。
生きているものは死ぬ。
あるものはなくなる。
視えるものは壊れゆく。
視えないものも壊れゆく。
移り。
変わらないものはなく。
自らの。
外にあるもの。
内にあるもの。
膨張し。
拡散し。
凝固し。
腐れ。
爛れ。
輝き。
流れ。
燃焼し。
溶解し。
凍結し。
転がり。
殴られ。
翻弄され。
叫び。
呟き。
ただの一瞬たりとも。
止まることはない。
死ぬまでに。
できることは何でも。
死んだ後に。
できることは何も。
そのとき僕は。
確かに死臭を。
その場にただ漂っている。
空気のような存在を。
分かりすぎるほどに分かり。
誰も分かろうともしない理屈を。
生きているものは死ぬ。
あるものはなくなる。
視えるものは壊れゆく。
視えないものも壊れゆく。
移り。
変わらないものはなく。
自らの。
外にあるもの。
内にあるもの。
膨張し。
拡散し。
凝固し。
腐れ。
爛れ。
輝き。
流れ。
燃焼し。
溶解し。
凍結し。
転がり。
殴られ。
翻弄され。
叫び。
呟き。
ただの一瞬たりとも。
止まることはない。
死ぬまでに。
できることは何でも。
死んだ後に。
できることは何も。
ウィリアム・バロウズやポール・オースターやスチュアート・ダイベックなど有名どころからあまり知られていない作家のものまで、死や喪失や崩壊などの面を持つ短編を集めたアンソロジー。英語を訳したものなので言い回しが普通の日本語とはちょっと違うこともあり、言語で読めたらまた感じるところも違うんだろうなぁと無謀なことを少し考えてしまった。まあ訳で特に支障なし。
「太陽は明るい。彼は知っていた。その明るさの反対が死の暗さだということを。」
リック・バス『準備、ほぼ完了』より。鯰釣りに身も心ものめりこんでいく老人の真実の声。この老人のように常に死を見つめつつ生きることができるのはいつのことだろうか。それとも僕には死ぬまで叶わないことだろうか。
「太陽は明るい。彼は知っていた。その明るさの反対が死の暗さだということを。」
リック・バス『準備、ほぼ完了』より。鯰釣りに身も心ものめりこんでいく老人の真実の声。この老人のように常に死を見つめつつ生きることができるのはいつのことだろうか。それとも僕には死ぬまで叶わないことだろうか。
世界はビンの中に閉じ込められていて。
開けても溢れ出してくることなどなく。
ただじっと底の方にうずくまっている。
色は汚れた茶色だけれど。
気のせいか透けているように見える。
くたびれているのですか。
知ったような顔をして。
世界なんてほんの小さなものでしょう。
知らないことの方が多く大きく広いでしょう。
どうしようもなくどうにかなるのだから。
どうなるかなど考えることは無意味です。
弱って動かない身体でも。
がむしゃらに這い出して。
血を吐きすぐ側の地面を睨み。
力尽きるまで力尽くす。
ことを私の身体に要求します。
開けても溢れ出してくることなどなく。
ただじっと底の方にうずくまっている。
色は汚れた茶色だけれど。
気のせいか透けているように見える。
くたびれているのですか。
知ったような顔をして。
世界なんてほんの小さなものでしょう。
知らないことの方が多く大きく広いでしょう。
どうしようもなくどうにかなるのだから。
どうなるかなど考えることは無意味です。
弱って動かない身体でも。
がむしゃらに這い出して。
血を吐きすぐ側の地面を睨み。
力尽きるまで力尽くす。
ことを私の身体に要求します。
アナログレポート。
エンリオ・モリコーネの原点はここか!そうか、アメリカンじゃなくてイタリアンだよな。納得。さすらいの口笛がかっこいい。
エンリオ・モリコーネの原点はここか!そうか、アメリカンじゃなくてイタリアンだよな。納得。さすらいの口笛がかっこいい。