naraukyo63の時間

残りの時間

今日のコラム

2014-11-30 06:49:40 | 日記
☆11月30日はカメラの日

1977(昭和52)年のこの日にカメラメーカー小西六写真工業(コニカ)が世界初の自動焦点(松下幸之助一日一話オートフォーカス)カメラを販売したことからカメラの日といわれています。

お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆


11月30日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

精神大国をめざして

 今日、わが国は経済大国と言われるまでになりましたが、人びとの心の面、精神面を高めるということについては、とかくなおざりにされがちだったように思います。これからは経済面の充実とあわせて、お互い国民の道義道徳心、良識を高め、明るく生き生きと日々の仕事に蹄みつつ、自他ともに生かしあう共同生活をつくりあげていく。あわせて日本だけでなく海外の人びと、ひいては人類相互のための奉仕、貢献ができる豊かな精神に根ざした国家国民の姿を築きあげていく。そのような精神大国、道徳大国とでも呼べる方向をめざして進むことが、今日、国内的にも対外的にも、きわめて肝要ではないかと思うのです。



【コラム】筆洗

2014年11月29日 東京新聞TOKYOWeb

▼東日本大震災が起き、揺れと津波、原発事故に見舞われた日本の人々を想い、<三災後仁愛の風流れ込む>と詠んだのは、欧州連合(EU)の大統領ヘルマン・ファンロンパイさん(67)だ

▼柔和でひょうひょうとした風貌の老紳士は、「敗者を出して終わる交渉は、よい交渉ではない」との信念を持つ老練な政治家であると同時に、二冊の句集を出した俳人でもある
▼いや、自身の言葉によれば、彼は「俳句もたしなむ政治家」ではなく、「政治にも携わる俳人」だという。どんな思いでそう称しているのか。句集『Haiku2』の序に、彼の深い哲学がにじむ

▼<人間は無限の中の消えゆく小粒子にすぎません。無限の宇宙にあって、人間は無常の存在であることを痛感するものです。人間が偉大でなりえる世界はこの俗世界のみです。政治家もそれを自覚しなければなりません>

▼争いや妬(ねた)みに満ちた俗世界だからこそ、平和や結合への憧れが強くなる。虚(むな)しさや諦念にとらわれるのではなく、「簡素な真実」を求めていく心。俳句とはそういう生き方そのものなのだと、彼は説く

▼初代EU大統領の激務をこなして五年。ファンロンパイさんはまもなく任期を全うする。<枯れ枝に緑夢見る変わらぬ美><寒空に見ゆるわが息あたたまり>。芭蕉を敬愛する一人の俳人として、復興へと歩む東北の地を訪れてほしいものだ。


☆今朝は晴れています。今日も皆様にとって良い一日で有りますように。☆


かんさい土曜ほっとタイム

2014-11-29 09:19:26 | 日記
かんさい土曜ほっとタイム
[ラジオ第1] 午後1:05~午後3:55

11月29日の放送予定
キャスター:佐藤 誠、海原 さおり(漫才師)
◆1時台

「上方落語噺」

落語作家 小佐田 定雄

「お天気どんなんかな・全国の気象情報」

「白井操のよろしゅうおあがり」

料理研究家 白井 操

「さおりのちょっときいてよ」
小佐田 定雄白井 操

◆2時台

「ほっと人物ファイル」

音楽教諭 臼井 真
臼井 真

◆3時台

お題
◆『暗い(明るい暗いなどの)』

◆『次(次の人お入りくださいなどの)』

川柳作家 大西 泰世
大西 泰世

今日も聴いています。

今日のコラム

2014-11-29 06:47:50 | 日記
☆11月29日はいい服の日 「いい(11)ふく(29)」の語呂合わせから記念日とされています。

お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆


11月29日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

値引く以上のサービスを

 商人は、自分の信念なり事業観に基づいて適正利潤というものを確保し、顧客を大事にしつつ商人としての社会的責任を果たしていくことが肝要で、それが社会共通の繁栄に結びつく望ましい姿だと思います。

 そして、そうした望ましい商売をしていくためには適当にかけ引きをして値段をまけるというのではなく、最初から十分勉強した適正な値段をつけて、それは値切られてもまけない、逆にお客さんを説得し納得していただくということでなければいけません。その上で“あの店は値引く以上に価値あるサービスをしてくれる”という評判をお客さんからいただくような商売をすることが大事だと思います。


【コラム】筆洗

2014年11月28日 東京新聞TOKYOWeb

▼「核」の字の中には「亥(い)」つまり「猪(いのしし)」がいる。今年一月に逝去した詩人・吉野弘さんは三十年余前、「漢字喜遊曲・亥短調」なる詩を発表した

▼<核の中の亥/物の核心に亥がひそむ/細胞核には遺伝をになう猪/原子核には原子力をになう猪/いずれも今は人に飼いならされているけれど/いつまで、おとなしくしていることか>

▼飼いならしたはずの「核の中の亥」が猪突猛進(ちょとつもうしん)すれば、どうなるか。原発をめぐる訴訟では現状追認の判断が目立ったこの国の裁判所も、福島での惨禍を目にして大きく変わったのだろう

▼福井の住民らが関電の大飯原発運転差し止めを求めた訴訟では、五月に「再稼働は人格権の根幹を具体的に侵害する恐れがある」という画期的な判決が出された

▼それでも原発再稼働こそわが信念とばかりに進み続けてきた政府に、またも裁判所が警鐘を鳴らした。滋賀などの住民が大飯・高浜原発の再稼働差し止めを求めた仮処分申し立てについて裁判所はきのう、住民の求めを退けつつも、「事故への備えが進んでいない現状で再稼働が認められるとは到底考えられない」と指摘した

▼これでもなお政府は再稼働への歩みを止めないのだろうか。吉野さんには、こんな詩もある。<「正」は「一」と「止」から出来ています。/信念の独走を「一度、思い止(とど)まる」のが/「正」ということでしょうか。>


【社説】手漉き和紙 途切れぬ文化遺産に

2014年11月28日 東京新聞TOKYOWeb


 千三百年の歴史をもつ「日本の手漉(てすき)和紙技術」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録された。高く評価された和紙の伝統を、人類の宝として、しっかりと後世に伝えたい。

 本美濃紙(ほんみのし)(岐阜県美濃市)、細川紙(ほそかわし)(埼玉県小川町、東秩父村)と既に登録済みの石州半紙(せきしゅうばんし)(島根県浜田市)をグループ化した和紙技術として登録が決まった。いずれも、コウゾを原料に手漉(てす)きで作られている。

 ユネスコの政府間委員会では、教育現場で手漉きの体験活動が行われるなど、世代を超えて伝統的な知識や技術が受け継がれ、地域社会のつながりを生んでいることが評価された。

 製紙は大陸伝来の技術とされ、日本書紀には、七世紀初頭、製法を知る僧侶が朝鮮半島から来たとの記録が残る。日本最古の紙とされるのは、奈良・正倉院に残る七〇二年の美濃、筑前、豊前の戸籍用紙。つまり、千三百年の歳月に耐えてきたのである。

 大陸から伝わった「溜(た)め漉き」技法から、やがて、独自の「流し漉き」が考案された。原料のコウゾ、ミツマタなどの長い繊維を均一に絡み合わせるため、ネリと呼ばれる植物性粘液を加えた紙材液を流し動かして漉き上げる技法である。熟練した手さばきを要するが、流し漉きにより、ごく薄く、しかも、非常に丈夫な和紙が作れるようになった。

 和紙は、文字や絵を伝える媒体としてばかりでなく、障子となり扇となって、日本の暮らしや文化の中に息づいてきた。薬品を使うことなく真っ白な紙を漉くためには、清らかな水が欠かせない。和紙の伝統は、日本の風土と深く結び付いてもいる。

 今回の登録について、文化庁の青柳正規長官は「これほど完璧に良質の紙を作るのは、いまでは日本だけになっている」と述べた。

 しかし、和紙づくりの現場では、紙漉き職人だけでなく、紙漉きに必要な木の枠組みを作る職人も減っているのが現状だ。

 むろん、機械で漉くこともできる。だが、薬品の入った糊(のり)や水道水を使う機械漉きの和紙には紙魚(しみ)がつき、劣化しやすい。

 天然素材の手漉き和紙は、手間がかかる。効率が求められる産業の論理とは相いれないだろう。でも、文化の考え方は違う。

 他に類を見ない質の高さが認められたのである。その手漉きの伝統が途切れぬよう、人類の宝として守っていきたい。


☆ 今朝は曇り空です。今日も皆様にとって良い一日で有りますように。☆





今日のコラム

2014-11-28 07:06:56 | 日記
☆11月28日は税関記念日

大蔵省(現在の財務省)が1952(昭和27)年に制定。

お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆


11月28日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

とどめを刺す

 日々のお互いの仕事の中で、もうちょっと念を入れておいたら、とあとから後悔することが少なくないような気がする。

 一生懸命に努力して、せっかく九九%までの成果を上げても残りのわずか一%の「止め」がしっかりと刺されていなかったら、それは結局はじめからやらなかったと同じことになる。いや中途半端にやっただけ、むしろマイナスになる場合が多いのではあるまいか。念には念を入れよ、である。仕事を完全にやり通すのに念の入れ過ぎということはないのである。とどめを刺さない仕事ぶりがあったら、お互いにその不徹底を大いに恥とするほどの厳しい心がけを持ちたいものである。


【コラム】筆洗

2014年11月27日


▼これこそ、堂々巡りではないか。私たちは、よりよい政治を求めて票を投じる。だが選挙自体が、一票の不平等で歪んでいる。そうして選ばれた国会で選挙制度が根本的に正されないまま、選挙が繰り返される

▼この悪循環から抜け出すために裁判に訴えると、最高裁は言う。「確かに一票の不平等は著しいが、国会の裁量の範囲内だ」。これでは、出口は見つからない

▼昨年の参院選をめぐる裁判で、きのう最高裁はまた同様の判断を示したが、「憲法の番人」の間でも「さすがにそろそろ悪循環を断たないと」という危機感は強くなっているのだろう。少数意見ながら、内閣法制局長官も務めた裁判官が「このままでは国民主権は絵に描いた餅となる」とまで断じた

▼それにしても、なぜここまで一票の不平等は放置され続けるのだろうか。外務省条約局長なども務めた福田博・元最高裁判事の見立ては、注目に値する

▼福田さんは自著『世襲政治家がなぜ生まれるのか?』で指摘している。<(今の選挙制度の)目的は何か? あけすけに言ってしまえば、主として、二世、三世議員の既得権確保のためという面が強いのではないでしょうか?>

▼なるほど、選挙区割りが大きく変わらなければ、既得権で有利な立場にある世襲政治家が増えるのは、自明の理。「これではまるで江戸時代中期」とは、福田さんの嘆きである。

☆今朝は晴れていますが、寒いです。今日も皆様にとって良い一日で有りますように。☆


今日のコラム

2014-11-27 06:12:19 | 日記
☆11月27日はノーベル賞制定記念日

お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆


11月27日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

人間としての成功

 人にはおのおのみな異なった天分、特質というものが与えられています。言いかえれば万人万様、みな異なった生き方をし、みな異なった仕事をするように運命づけられているとも考えられると思うのです。

 私は、成功というのは、この自分に与えられた天分を、そのまま完全に生かし切ることではないかと思います。それが人間として正しい生き方であり、自分も満足すると同時に働きの成果も高まって、周囲の人びとをも喜ばすことになるのではないでしょうか。

 そういう意味からすれば、これをこそ“人間としての成功”と呼ぶべきではないかと考えるのです。


【コラム】筆洗

2014年11月26日 東京新聞TOKYOWeb

▼登録商標の関係で新聞には使用上注意が必要になる名詞がある。不用意に使えば宣伝になるし、逆に価値を傷つける可能性もある

▼「バンドエイド」はジョンソン・エンド・ジョンソンの商標なので使いにくい。「記者ハンドブック」には言い換え例として「ガーゼ付きばんそうこう」を挙げるが、日常でそう呼ぶ人はいないだろう

▼もうひとつの「バンド・エイド」に言い換えの必要はない。「ロックバンド」による「エイド(援助)」なので「バンド・エイド」。一九八四年、アフリカ飢餓救済の慈善ソング「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」の発表から三十年。今年はエボラ禍に苦しむアフリカ支援のため、同じ曲を新たなメンバーで録音した

▼二十三日、英国の最新シングルチャートで一位を獲得したという。英国政府の粋な計らいによりこの曲は無税だそうで売り上げはそのままエボラ支援に使える。かの地にとっては大きなクリスマスの贈り物となる

▼「バンド・エイド」の言い換えで富めるミュージシャンの売名付き「余興」という人はおるまい。どう言おうと、数十億円規模の支援金が実際に集まる。誰かが救われる

▼<我が家にもクリスマスのあればよからん。耶蘇(やそ)教の家の羨(うらや)ましく 風琴(おるがん)の唱歌する聲(こえ)をききつつ 冬の夜幼なき眼(め)に涙ながしぬ>萩原朔太郎。聖夜の来ない人もこの世の中にはいる。


☆最優秀新人(新人王)セは広島の大瀬良大地投手(23)おめでとうございます。

今朝はまだ暗いですが予報は晴です。今日も皆様にとって良い一日で有りますように。☆