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今日のコラム

2014-10-31 07:14:46 | インポート

☆ 10月31日 ガスの記念日

初めてガス灯がともった日(1872年)。[日本瓦斯協会、1972年制定]

お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

10月31日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

まず与えよう

 持ちつ持たれつという言葉もあるが、この世の中は、お互いに与え合い、与えられ合うことによって成り立っている。それはお金とか品物といった物質的な面もあれば、思いやりといったような心の面もある。

 聖書の中にも、「与うるは受くるより幸いなり」という言葉があるというが、人間とは他からもらうことも嬉しいが、他に与え、他を喜ばすことにより大きな喜びを感じるというところがあると思う。そういう喜びをみずから味わいつつ、しかも自分を含めた社会全体をより豊かにしていくことができるのである。

「まず与えよう」これをお互いの合言葉にしたいと思ったのだが、どうであろうか。

【コラム】筆洗

2014年10月30日 東京新聞TOKYOWeb

  ▼この夏、大入りとなった米ハリウッド版の映画「ゴジラ」。主役の大怪獣が姿を現すのは上映開始の約一時間後である。登場を遅らせることで観客の期待を高める計算なのか、あまりに勿体(もったい)ぶった演出は賛否の分かれるところかもしれぬ

  ▼勿体の「勿」の字は「弓体の呪飾をつけた形」(『字通』)で、大切な旗や吹き流しのことという。このため「重々しい」とか「物々しい」の意味になる

  ▼これもまた、勿体をつけた話ではないか。日本人拉致問題をめぐる平壌での日朝交渉。北朝鮮の特別調査委員会の徐大河(ソデハ)委員長が出席したという。この人は国民監視やスパイ摘発を任務とする国家安全保衛部の副部長という肩書もあって、こうした協議などで顔をさらすのは異例なのだそうだ
  ▼その登場は、日本への誠意を示すためという分析もあるが、心から見たいのは、その方の姿ではない。北朝鮮側からの拉致被害者らに関する、一回目の報告である。合意した「夏の終わりから秋の初め」はとうに過ぎた

  ▼日本人の期待を高める徐委員長の登場などで「勿体ぶった」演出を考えているとしたら、それはお門違いで何の効果もない。日本人の大半はゴジラ級の成果がなかなか出てこないシナリオにじりじりしている

  ▼「勿」を訓で読めば禁止を意味する「なかれ」。遅らせること勿れ。約束を破ること勿れ。一刻も早い解決を切に願う。

☆ 今朝は曇り空です。今日で10月も終わりです、早いですね。ソフトバンク日本一おめでとうございます。

今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆


今日のコラム

2014-10-30 07:16:13 | インポート

☆ 10月30日(木)マナーの日

    日本サービスマナー協会の設立日で、ビジネスマナーや日々のマナーなど、いろんな「マナー」を生活に役立ててもらおうと同協会が制定。

お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

10月30日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

使命感半分、給料半分

 人間には、“欲と二人連れ”という言葉もあるように、自分の利によって動くという面と、使命に殉ずるというか、世のため人のために尽すところに喜びを感ずるといった面がある。だから人を使うにしても、給料だけを高くすればいいというのでなく、やはり使命感というものも持たせるようにしなくてはほんとうには人は動かない。もちろん使命感だけで、給料は低いというのでも、これはよほど立派な人でない限り不満を持つだろう。普通の人間であれば、使命感半分、給料半分というところだと思う。

 そのようなあるがままの人間性に則した処遇をしていくところに、適切な人の使い方があると言えよう。

【コラム】筆洗

2014年10月29日 東京新聞TOKYOWeb

  ▼おととい夜の強い風が、木枯らし1号だったという。昨年よりも半月ほど早い。今年もはや北風の時季である

  ▼木枯らしは北寄りの風だが、この時期は偏西風も強い。気流となって日本から太平洋を越え、アメリカ大陸へ向かっていく。第二次世界大戦中、日本軍の風船爆弾はこの偏西風を利用した。一九四四(昭和十九)年十一月、福島、千葉などの放球基地から、数千発が空へ向かった。ちょうど七十年前の木枯らしの季節である

  ▼直径十メートルの風船に爆弾を装着し、風まかせで約九千キロ先の米国本土に落下させる。損傷を与えることよりも「謎の風船」で米国人心のかく乱を狙った

  ▼風船は和紙とコンニャク製である。コンニャク芋をノリ状にして和紙に塗布する。軽くて水を通さない風船ができた。製造には女子学生が大量に動員された

  ▼約一割が米国本土に到着したそうで、ばかにはできぬ。暗い歴史の断面とはいえ、和紙の力か

  ▼木枯らし1号とともに日本の和紙技術がユネスコの無形文化遺産に登録される見通しの報。「どこの国を振り返つて見たとて、こんな味ひの紙には会へない」。民芸運動の柳宗悦(やなぎむねよし)はかつて和紙をそうたたえたが、悲しい使われ方ではなくて、本来の美しさが世界の注目を一層集めれば喜ばしい

  ▼紙には思いを綴(つづ)る。コンニャクは木枯らし吹く日のおでんに。「当たり前」の大切さをかみしめる。

☆ 今朝は曇り空ですが、昼は晴の予報です。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆



今日のコラム

2014-10-29 07:03:33 | インポート

☆ 10月29日 ホームビデオ記念日 
1969年、日本で初めてとなる家庭用のビデオテープレコーダーが登場しました。

お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

10月29日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

社長を使う

 私はいつも社長をもっと使ってくれというのです。「こういう問題が起こっているのです。これは一ペん社長が顔を出してください。社長に顔出してもらったら向うも満足します」「それなら喜んで行こう」というわけです。こういうように社長を使うような社員にならなければならないと思うのです。その会社に社長を使う人間が何人いるか、一人もいなかったらその会社はだめです。しかしほんとうに社長を使う人間が、その会社に十人できたら、その会社は無限に発展すると思います。

 また、社長を使わなくても課長や主任を使う。上司が部下を使うことは、普通の姿です。部下が上司を使うことが大事なのです。

【コラム】筆洗

2014年10月28日 東京新聞TOKYOWeb

▼四十七試合出場、打率一割八分七厘。本塁打ゼロ。読売ジャイアンツに一九八一年から二シーズン在籍した、ある米国人選手の二年目の成績である。ほめられた数字ではない。ゲーリー・トマソンはそんな選手だった

▼当時、大リーグの現役選手の来日は珍しく、ファンは大いに期待した。一年目はそれなりの数字を残したが、二年目はひどかった。三振の山に「大型扇風機」「トマ損」となじられていた

▼その名が今も残るのは悪い成績のせいではない。トマソンを日本人に「記憶」させた芸術家、作家の赤瀬川原平さんが亡くなった。七十七歳

▼その選手の名を借りて提唱した「超芸術トマソン」とは建造物上の「無用の長物」のこと。どこにも行けぬ階段。開かぬ窓。銭湯の跡にぽつんと残る煙突。用をなさず、存在理由のない構造物をそう呼び、「芸術を超える存在」と面白がった

▼真剣に遊んだ人である。路上観察学、明治期の毒舌新聞人、宮武外骨など興味の対象それ自体が、得や利とは関係のない「トマソン」だった。当時の世間も「遊ぶ人」を面白がった

▼やがてトマソンは「闇から闇へ葬られる」。八五年当時、そう書いていたが、事実そうなった。生産、効率性の「怪物」にからめ捕られ、余裕のない日本人に「無用の長物」はゴミにしか映らない。三振さえも愛(め)でた「いい大人」がまた一人、この世を去った。

☆ 今朝も良い天気です。寒いです。今日も皆様にとって良い一日で有りますように。☆


今日のコラム

2014-10-28 06:52:59 | インポート

☆ 10月28日 速記記念日 日本速記協会が制定。

お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

10月28日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

こわさを知る

 人はそれぞれにこわいものを持っています。子どもが親をこわいと感じたり、社員は社長をこわいと思ったり、世間がこわいと思ったりします。しかしそれとともに、自分自身がこわいという場合があります。ともすれば怠け心が起こるのがこわい、傲慢になりがちなのがこわいというようなものです。

 私はこのこわさを持つことが大切だと思います。こわさを常に心にいだき、おそれを感じつつ、日々の努力を重ねていく。そこに慎しみ深さが生まれ、自分の行動に反省をする余裕が生まれてくると思うのです。そしてそこから、自分の正しい道を選ぶ的確な判断も、よりできるようになると思います。

【コラム】筆洗

2014年10月27日 東京新聞TOKYOWeb

▼政治家は論理や実証を重んじる人ばかりとは限らぬ。占いを信じる人もいる。ある引退した大物政治家にはひいきの占い師がいた。理屈っぽく堅い人だったので、驚いた記憶がある▼飯野吉三郎(一八六七~一九四四)は明治、大正期に政界で幅を利かせた祈祷(きとう)師。占いで山県有朋らの信用を得て「日本のラスプーチン」といわれた

▼松本清張の『政治の妖雲・穏田の行者』によると当たる占いの背景は情報だった。政界などの情報を得て「次の内閣はだれだれ」と予言。大概は当たるので信者は増えていく

▼米国政治で最も有名な占い師が二十一日亡くなった。レーガン元大統領に助言していた、ジョーン・キグリーさんという。ナンシー夫人の回顧録などによると八一年の暗殺未遂事件後、二度と災禍に遭わぬようにと夫人が相談していた。大統領の日程や記者会見の日まで決定していたという

▼考え込んでしまう「歴史」がある。八五年、旧ソ連のゴルバチョフ書記長との会談前、ナンシー夫人に「ソ連を敵視する態度は改めた方がいい。ゴルバチョフはロンの星と相性がいいの」。その占いがいかに影響したか分からぬが、会談で米ソ関係はよい方向に進んだ
▼結果の善しあしにかかわらず、占いによる政治は御免こうむりたいが心配無用。安倍政権に占い師はたぶんいない。そうでなければ、あんな内閣改造はしていない。

☆ 今朝も良い天気です。寒い朝です。今日も皆様にとって良い一日で有りますように。☆


今日のコラム

2014-10-27 06:25:14 | インポート

☆ 10月27日 テディベアズ・デー

お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

10月27日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

インテリの弱さ

 今日、よく耳にする言葉に“インテリの弱さ”ということがある。これは、インテリには、なまじっかな知識があるために、それにとらわれてしまい、それはできないとか、それはどう考えてもムリだ、と思い込んでしまって、なかなか実行にうつさないという一面を言った言葉だと思う。

 実際、“ああ、それは今まで何度もやってみたんだが、できないんだ”と決め込んでいることが、われわれの身のまわりには意外に多いのではなかろうか。ときには、自分の考え、また自分をとらえている常識や既存の知識から解放され、純粋な疑問、純粋な思いつき、というものを大切にしてみてはどうだろうか。

【コラム】筆洗

2014年10月26日 東京新聞TOKYOWeb

▼<母さんは 母さんは/雀(すずめ)の言葉が よくわかる/ひとりで茶の間に いるときは/どびんの唄さえ よくわかる>。サトウハチローの「母さんのウタ」だ
▼母をうたう詩を生涯で三千以上も書いた詩人をたたえて、岩手県北上市などは「おかあさんの詩全国コンクール」を開いている。今年の最優秀賞に選ばれたのは、「おかあさんのみみはじごくみみ」。愛知県西尾市の小学一年生、樋渡凪(ひわたしなぎ)ちゃんの作品だ

▼凪ちゃんはお菓子が大好き。でも間食すればきちんとご飯が食べられないからと、お母さんは好きに食べさせてはくれない。でも、お父さんはちょっと甘い。二人でひそひそ小声でお菓子を食べる相談をしていると、隣の部屋にいるお母さんが「だめ!!」

▼どうして、お母さんには内緒の話まで聞こえてしまうのか。お父さんは「お母さん、地獄耳だねぇ」と言う。ジゴクミミって何だろう。何だか怖そう、嫌だなと思った凪ちゃんに、お父さんは言う。「お母さんの地獄耳は凪の話をよく聞いてくれてるからだよ」

▼<おかあさんのみみは/じごくみみ/わたしのはなしをよくきいてくれる/だいすきなみみ/おかあさん/きょうもおはなしきいてね>

▼凪ちゃんのお母さん、千里さんは「遠くで遊んでいても、わが子の声だけはすぐに分かるんですよね」と笑う。すてきな地獄耳に泉下の詩人も目を細めることだろう。

☆ 今朝は曇り空です。昨夜は雷と、雨が、すごくて寝不足です。

今日も皆様にとって良い一日で有りますように。☆