naraukyo63の時間

残りの時間

今日のコラム

2014-05-31 06:07:33 | インポート

☆ 5月31日(土)世界禁煙デー
お早うございます、今日もお立ち寄り有難う御座います ☆

5月31日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

ゼ口以上の人間に

 人間の生活はすべてのことが自分ひとりではできない。着物にしても食べものにしても、他の人の労作によってできたものだ。そのかわり自分もなんらかの労作を他人に与えて生活が成り立っている。つまり労作の交換である。この労作を交換しない、もらうばかりで与えるものがないというのでは役に立たない。これはマイナスである。プラスとマイナスがゼロ以上でなければ役に立つ人間とは言えない。

 たとえば反物を三反もらったら、それを四反にして提供する人になるということだ。精神面でもこれは同じである。人に対してより高い考え方を与える。これが人と生まれて社会に役立つ人間の姿であろう。

【コラム】筆洗

2014年5月30日東京新聞TOKYOWeb

▼人類の一人一人は遺伝子の面では99・9%は同じです。千のうちの九百九十九、私たちは同じ性格と希望、夢を持っています」

▼国連の潘基文(バンキムン)事務総長は二〇一〇年の秋、こう演説した。当時米国などでは反イスラム感情が高まり、コーランを焼き捨てようとの声まで出た。そういう動きを見据え、事務総長は訴えた

▼「しかし私たちは千分の一の小さな小さな違いゆえに、共に暮らす社会を分断させ、恐怖をまき散らしています」「本を焼いた炎で、我々が共に守るべき価値を燃やさせてはなりません」

▼米国の作家マヤ・アンジェロウさんは憎悪の炎ではなく、寛容の心で社会を変えようとした人だ。人種差別が苛烈な米南部で育ち、貧しさのため底辺をはいずり回るような生き方を強いられた

▼黒人であることへの蔑視と、女性であることへの差別。憤怒の炎に身を焦がすこともあったはずだが、「あなたが自分自身に与えることができる最高の贈り物の一つは、許すこと。みんなを許すことです」と言っていた

▼クリントン大統領の就任式で、彼女が朗読した詩は人々の心にしみこんだ。<歴史は、いかに苦痛に満ちていても、やり直すことはできない。しかし勇気を持って向き合えば、繰り返さずに済む。目を上げて、あなたの朝を見なさい>。マヤさんはおとといの朝、八十六歳で逝った。静かな最期だったという。

☆ 今日も暑くなるそうです、水分を補給して熱中症に気をつけましょう。今日も皆さまにとって良い一日でありますように ☆


今日のコラム

2014-05-30 06:16:36 | インポート

☆ 5月30日(金)ゴミゼロの日530(ゴミゼロ)
お早うございます、今日もお立ち寄り有難う御座います☆

5月30日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

叱ってもらえる幸せ

 叱ってくれる人を持つことは大きな幸福である。叱ってくれ手のないことは寂しいことである。どんな人でも、より多く叱ってもらうことにより、進歩向上が得られるのだ。

 叱られて反感を持ち、不愉快な態度を示すことは、再び叱ってもらえる機会を失うとともに自己の進歩はもうそれで行き詰まりとなる。叱ってもらうことは自己向上の一大資料であることを感じて、これを受け入れてこそ、そこに効果が生まれるのである。

 修業途中にある諸君は、叱ってもらうことの尊さを知り、叱られることに大いなる歓びを感じる境地に到達しなければならないと思うのである。

【コラム】筆洗

2014年5月29日東京新聞TOKYOWeb

▼江戸の名物として「伊勢屋、稲荷(いなり)に犬の糞(くそ)」と言い方があった。伊勢屋の屋号、お稲荷さんと犬の糞(ふん)が幅を利かせていた。前もってお断りしておく。本日は犬の糞について書く

▼彫刻家の高村光雲の『幕末維新懐古談』によると浅草の雷門近くに「犬の糞横町」という一角があったという。具体的な描写はないが、美しい場所ではないことは想像できる。よほど、落とし物が目立っていたか

▼「こちとら、ここで犬の糞が落ちていれば、赤がしたものか、ブチがしたものか、そっと嗅ぎ分けようというおアニイさんだ」。落語の「五人廻(まわ)し」。いかに色里の吉原を知っているかを自慢するたんか。さぞや犬とも「なじみ」だったか。「犬の糞」も自慢になる

▼ペルーとの国境に近いチリ北部で約七千年前のミイラが発見された。かつての「チンチョーロ文化」のものという

▼興味深いのは発見の経緯。考古学の現地実習の生徒の一人が犬の糞の下で偶然見つけたという。実習とはいえ、この子は犬の糞をものともしなかったのだろう

▼フランスでは左足で犬の糞を踏むといいことがあるというが、路上に放置されたままの糞には飼い主の無責任さと悪意しか覚えない。犬を飼う人はミイラの話を覚えておくべきだろう。大発見はないだろうが、ちゃんと持ち帰れば心からやましさや後ろめたさは消える。それこそ幸運な話である。

昨日のカープ

カープVメール

29日マツダスタジアム、カープ5―3ロッテ、勝ち投手前田健5勝3敗、本塁打エルドレッド16号・17号、石原2号 詳しくは中国新聞朝刊で

☆ 今日も暑くなるそうです、水分を補給して熱中症に気をつけましょう。
今日も皆さまにとって良い一日でありますように ☆


今日のコラム

2014-05-29 06:30:18 | インポート

☆ 5月29日(木)エベレスト登頂記念日
お早うございます、今日もお立ち寄り有難う御座います ☆

5月29日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

まかせてまかせず

 「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、人に仕事をまかせる場合、原則としては、こういう仕事をやりたいと思っている人にその仕事をまかせる、ということがいいのではないかと思います。

 しかし、まかせてはいるけれども、たえず頭の中で気になっている。そこでときに報告を求め、問題がある場合には、適切な助言や指示をしていく。それが経営者のあるべき姿だと思います。これは言いかえますと“まかせてまかせず”ということになると思います。まかせてまかせずというのは、文字どおり“まかせた”のであって、決して放り出したのではないということです。

【コラム】筆洗

2014年5月28日東京新聞TOKYOWeb

▼米小説の「ドジャース、ブルックリンに還(かえ)る」。タイトルを見てどんな小説か分かる人は古い大リーグ愛好家か

▼野茂英雄さんも在籍したロサンゼルス・ドジャースは元来ニューヨークの下町ブルックリンが本拠地。「ドジャー」の「ドッジ」とはドッジボールと同じで「よける」こと。ブルックリンの路面電車をよける人というのが愛称の由来だ

▼一九五八年にロサンゼルスへ移転したのはカリフォルニア州に球団がなかったためでビジネスチャンスを求めたゴー・ウエストだった

▼ファンの悲しみは大きく、小説は再び、ブルックリンへの移転をもくろむ話である。野球チームは地元の誇りである。夢である。日本でも同じだ

▼自民党の十六球団に拡大する構想。地方振興や経済成長になるという。悪い話ではないと思うが、現実は厳しいか。大リーグの球団拡大は地域の人口増と商圏があっての判断。構想では新球団の本拠地は静岡、愛媛、新潟、沖縄。残念ながら採算の難しい地域もある

▼ちょっと空想した。単純に地理で考えれば、パ・リーグ東地区は札幌、仙台、千葉、埼玉。西地区は大阪、福岡と新たな二球団。実力差がある。まさか西武あたりの移転を考えているのなら、筆者は断じて許さぬ。ドジャース移転を実行したオーナーのオマリーさんは「ヒトラー、スターリン、オマリー」と当時呼ばれた。お忘れなく。

☆ 今日も暑くなるそうです、熱中症に気をつけましょう。今日も皆さまにとって良い一日でありますように ☆


今日のコラム

2014-05-28 05:44:32 | インポート

☆ 5月28日(水)ゴルフ記念日(ミズノ)
お早うございます、今日もお立ち寄り有難う御座います ☆

5月28日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

失敗を素直に認める

 たとえ、どんな偉大な仕事に成功したという人でも、何の失敗もしたことがないといった人はいないと思います。事に当たって、いろいろ失敗して、その都度そこに何かを発見し、そういうことを幾度となく体験しつつ、だんだん成長していき、ついには立派な信念を自分の心に植えつけ、偉大な業績を成し遂げるに至ったのではないでしょうか。

 大切なことは、何らかの失敗があって困難な事態に陥ったときに、それを素直に自分の失敗と認めていくということです。失敗の原因を素直に認識し、「これは非常にいい体験だった。尊い教訓になった」というところまで心を開く人は、後日進歩し成長する人だと思います。

【コラム】筆洗

2014年5月27日東京新聞TOKYOWeb

▼ドウスル連」とは明治期に大流行した娘義太夫のファンのこと。若い娘が顔を紅潮させてうなる義太夫に若い男は熱狂した。義太夫の「さわり」に合わせて「ドウスルドウスル」と叫び、その名が付いた

▼大半が学生で、寄席を回る娘義太夫の人力車を一緒になって押したというから、追っ掛けである。評判は悪かった。岡本綺堂は「まじめな聴衆の妨害になった」と、怒っている。学生だった俳人の正岡子規や日本海軍名参謀の秋山真之(さねゆき)も「都」という義太夫語りに熱を上げたそうで『坂の上の雲』を目指した人物といえども青春の一時期にはアイドルに心を奪われるものだ

▼AKB48のメンバーが切りつけられた。高根の花を、「会える」「握手できる」存在へ変えた方法論は画期的で人気の背景だが、今回はその距離が災いしたか。被害者の心の傷も心配である

▼一九三七年、二枚目俳優の長谷川一夫さん(当時は林長二郎)が暴漢に顔を切られた。矢野誠一さんの『二枚目の疵(きず)』(文芸春秋)によると傷が深くなったのは凶器が二枚重ねの剃刀(かみそり)だったせいだった

▼矢野さんも書いているが「二枚重ねの剃刀とのこぎりの傷は切り口が石榴(ざくろ)状になって治りにくい」

▼様子の良さで売るアイドルの身体にのこぎりで深い傷を負わせようとした意図。「まじめな聴衆」を踏みにじった意味。二十四歳の男の心の闇もまた深い。

☆ 今日も暑くなるそうです、水分補給をしましょう。今日も皆さまにとって良い一日でありますように ☆


今日のコラム

2014-05-27 05:58:59 | インポート

☆ 5月27日(火)百人一首の日
お早うございます、今日もお立ち寄り有難う御座います ☆

5月27日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

誠意が基本

 経営を進めていく上で、もっとも困難があろうと思われるのは販売です。製造には新しい発見や発明がよく考えられますが、販売にとりわけの妙案が生まれることはなかなかむずかしいでしょう。

 それでは、そのように妙案奇策のあまリない販売の世界で特色を発揮し、販売を成功させるために何が基本になるかというと、結局はお互いの誠心誠意ではないでしょうか。どうすればお得意様に喜んでいただけ、どういう接し方をすればご満足願えるかを常に考えることが何よりも大切で、そういう誠意が根底にあってこそ、その人の言葉、態度に深い味わいも生まれ、販売力もまた高まっていくと思うのです。

【コラム】筆洗

2014年5月26日東京新聞TOKYOWeb

▼行列に割り込まない」「町中で放尿しない」「吸い殻や紙くずを散らかさない」。これらの「標語」は何か。年配の方なら覚えているか

▼一九六四(昭和三十九)年の東京五輪に向けた、街の美化や公徳心向上のための訴えである。町中で放尿するなということは、それまでの日本人のある部分は、平気でそれをしていたということか

▼サッカーのワールドカップ(W杯)の開幕(六月十二日)が迫る。その一方で開催国ブラジルでは準備が遅れている。十二競技場のうち、三競技場が完成していないという。道路などは当初計画の大部分を断念しているとも聞く。元ブラジル代表のペレさんが「恥ずべきこと」と頭を抱える

▼いろいろな事情がある。資金不足や作業効率の悪さ。輝く新興国とはいえ、貧困問題も抱える。各地のデモが訴えるのは「W杯ではなく、教育や医療費に金を回せ」である

▼それでも、ブラジルは懸命に準備を急いでいる。突貫工事による事故も起きている。五十年前の日本人がけなげに町を掃除し、公徳心を学んだようにおもてなしに取り組んでいるはずだ

▼「サンバと陽気さ」のお国柄の印象であたかも怠けているかのような言い方はすべきではない。仮に準備不足で不都合が起きても「大目」にみるのももてなされる側の礼儀だろう。それに「なんとかなるさ」の楽天さが少しうらやましくもある。

昨日のカープ

カープVメール

26日三次きんさいスタジアム、カープ6―2西武、勝ち投手中田3勝、本塁打丸7号、田中2号 詳しくは中国新聞朝刊で

☆ 今日も皆さまにとって良い一日でありますように ☆