naraukyo63の時間

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今日のコラム

2014-03-23 08:04:31 | インポート

☆ お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

3月23日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

即断即行

 昔から「兵は神速を貴ぶ」という言葉がある。一瞬の勝機を的確につかむかどうかに勝敗の帰趨がかかっている場合がある。そういうときにいたずらに躊躇逡巡していたのでは機会は永遠に去ってしまう。だから大将たる者は、即断、即行ということがきわめて大事である。

 これは何も戦にかぎらず、一国の運営、会社でも同じである。情勢は刻々にうつり変わっていく。だから一日の遅れが一年の遅れを生むというような場合も少なくない。もちろんきわめて慎重に時間をかけて事を運ぶことが必要な場合もある。しかし大事にあたって即断、即行できる見識と機敏な実行力は指導者に不可欠の要件だと言えよう。

【コラム】筆洗

2014年3月22日東京新聞TOKYOWeb

▼<私の名よ/私というかなしい固有名詞よ/私は/私の名によつて立証され/どこまで行つても/私は私の名前によつて/私であることが通用する>。昨年八月に八十三歳で生涯を閉じた詩人・塔(とう)和子さんの詩「名前」だ

▼人の名というのは、不思議なものだ。無数にある言葉の一つ、固有名詞の一つにすぎぬのだが、自分そのもののようでもある

▼自分の名前がある日突然、取り上げられる。使えなくなってしまう。そう想像してみれば、名前というものが、自分という存在のどんなに奥深くまで根を張っているかが分かる

▼塔さんの詩は続く。<故郷の村境の小道から/亡命した私の名前/ああしかし今も/私の名は/閉ざされた小さな世界の中で呼吸している/私の影のように/やつかいで愛(いと)しい名前よ>

▼塔和子は、本名ではない。彼女は十三歳でハンセン病を発症した。この病への偏見は苛烈で、国の隔離政策で彼女も家族に別れを告げ、瀬戸内の島にある国立療養所に入った。他の患者と同様に、家族が差別を受けぬよう名を変えて生き、そのまま島で逝った

▼塔さんの遺骨が先日、島の納骨堂から分骨され、父母が眠る故郷・愛媛の墓に納められたという。墓に刻まれた名は「井土(いづち)ヤツ子」。<私がいると名前も有り/私が立ち去ると名前も消える/はかなくやさしい名前>が、ようやく亡命を終え、帰郷を果たした。

☆ 今日は3月23日 世界気象の日。花粉がたくさん飛んでいます。花粉対策しておでかけ下さい。 今日も皆様にとって良い一日で有りますように。☆


今日のコラム

2014-03-22 06:54:02 | インポート

☆ お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

3月22日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

迷いと判断

 私は極小の商売から今日までの間、たとえば“新しい仕事をすべきか否か”を決める場合、全部自分一人で決断してきたかというと、決してそうではありません。自分はやりたいと思うけれども、それだけの力があるかどうか自分で判断がつかないというときも実際ありました。

 そういうときにはどうしたかというと、第三者にすっかり打ち明けて「いまこういうことで迷っているんだ、君ならどう思うか」と尋ねました。「それは松下君、あかんで」「きみの力やったらやれる」といろいろ言ってくれる。迷ったときには、私は得心のいくまで他人の意見を聞いてみるということをやりながらだんだん大きくなってきたのです。

【コラム】筆洗

2014年3月21日東京新聞TOKYOWeb

▼かつてその小さな港町では、こんな言葉が飛び交った。「酒になったか?」「おう、酒になったぞ」。たとえば今の時季なら、コウナゴ。漁の水揚げが目標を超えた船には、漁協から酒一升がふるまわれた。銘柄は地元の酒蔵・鈴木酒造店の「磐城 壽(いわきことぶき)」だ

▼福島県浪江町の請戸(うけど)は、江戸の昔から漁業と海運で栄えた。秋になれば川を無数の鮭(さけ)がさかのぼる。そんな地で、海辺ならではのミネラル分豊富な水と地元産の米を、酒蔵で代々育んできた自慢の「家つき酵母」で醸す。それが、磐城壽。海の恵みをことほぐ酒だ

▼だが酒蔵も何もかも津波に奪われた。請戸は福島第一原発から六キロほど。鮭は昨秋も遡上(そじょう)してきたが、漁船はいまも無残に打ち上げられたまま。水田も面影を失い枯れ野になっている

▼しかし、磐城壽の酵母は生きていた。震災の前に、研究のため県の試験場にたまたま預けてあったのだ。鈴木酒造店は山形県長井市の廃業した酒蔵を買い取り、再出発した

▼この三月十一日には、純米吟醸「甦(よみがえ)る」を売り出した。山形に避難している福島の人と山形の人が一緒に育てた米で醸し、更(さら)に生きていこうとの思いを込めた

▼「昔ながらの米の味と山形のとてもきれいな水。澄んだ感じと力強さの両立を目指した酒」と鈴木大介専務(40)は言う。味わってみれば確かに、ゆっくりじっくり酔いを楽しめる、いい酒である。

☆ 今日はNHK放送記念日(この3月22日のNHK放送記念日は、大正14年(1925)3月22日にNHK(当時東京放送局)がラジオの仮放送を始めたのを記念し昭和13年に制定されたものです)

花粉が大量に飛んでいます、花粉対策をしておでかけ下さい。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆


今日のコラム

2014-03-21 06:25:06 | インポート

☆ お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

3月21日 松下幸之助一日一話 (松下幸之助.COM)

春を楽しむ心

 草木は芽を出し、蕾はほころびて伸び伸びと成長する春の季節。春はまさに万物成長のときと言えるでしょう。

 私たちもこんな春を迎えて、大いにこれを楽しみ、大いに成長していかなければならないと思います。春を楽しむ心は、人生を楽しむ心に通じます。長い人生には、ときには不愉快なこともあり、面白くないときもありますが、春を楽しむように人生を楽しむ心があるならば、やがてまた春のそよ風のように、心もやわらいで、生き甲斐も感じられてきます。そして野山の樹々が一年一年と年輪を加えていく如く、お互いの心も、去年よりも今年、今年よりも来年と一年一年成長していくと思うのです。

【コラム】筆洗

2014年3月20日 東京新聞TOKYOWeb

▼神は、ご自分にかたどって人を創造された。土のちりで人を形づくり、その鼻に命の息を吹き込んで…。旧約聖書が語る人類誕生のありようだが、神さまが土をこねて人間をつくりだすという神話は、世界各地に伝わっているという

▼人間が自分に似せて、土で形をつくる。人形作りは、太古から続く人間の業だが、縄文の土偶は世界で最も古いものかもしれないそうだ

▼いや土偶だけではない。大英博物館のマクレガー館長は『100のモノが語る世界の歴史』(筑摩書房)で縄文時代の壺(つぼ)について書いている

▼<世界で最初の壺は日本でつくられた>。そしてそれを使って煮炊きした日本こそは、<どうやらスープの発祥の地であり、シチューの祖国のようだ>と

▼こういう館長が率いているだけあって、二〇〇九年に大英博物館で開かれた特別展「土偶の力」は、見事なものだった。七十点以上が並べられた中でも、主役扱いされたのが、長野県茅野市で出土した国宝「縄文のビーナス」と、近々国宝に指定される「仮面の女神」だった

▼マクレガー館長は、こうも書いている。<ほとんどの国は海外で自国を紹介するときに、帝国時代の栄光や侵略軍だった時代を振り返る>。だが経済大国日本は、驚いたことに太古の技術の高さと美的洗練を紹介する。<これはじつに説得力がある>と。世界に誇るべき創造の女神なのだ。

☆ 春分の日です。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆


今日の思い出

2014-03-20 07:59:28 | インポート

☆ 平成7年3月20日の今日は忘れる事の出来ない日です。

地下鉄サリン事件です。

もう、19年になるのです。

自分も乗る電車でしたが都合でJRに変更したので助かりました。

東京にいる時は、良く仕事などで使う駅でした。

何時もあの日のことは思い出します。

この事件でお亡くなりになられた方にご冥福をお祈りいたします。被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆


今日のコラム

2014-03-20 07:19:58 | インポート

☆ お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

3月20日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

まず自分から

 反省を求める者には反省を求める、また自分たちにおいて反省すべき点があれば、大いに反省して協力体制をとってゆく。そういうことを誰かが言い出し、誰かがやらねばならないのに、誰もが非常な安易感に浸ってしまって、成りゆきまかせ、他人まかせになってしまっている。それが日本の現状でしょう。これでは物事は好転していきません。きょう一日が過ぎれば、あすはあすの風が吹くだろうというような、事なかれ主義はいつか行き詰まります。

 お互いに全体として考え直そうという行き方を“誰か”ではなく、まず自分が生み出さなくてはならないことを深く自覚すべきだと思うのです。

【コラム】筆洗

2014年3月19日 東京新聞TOKYOWeb

▼散歩の犬が突然の強い風に目を細める。十八日関東地方に春一番が吹いた。立春過ぎても、なかなか暖かくならないと思っていたら、昨年より十七日も遅いそうだ

▼「暦の上の春と、気候の春とはある意味では没交渉である」と物理学者の寺田寅彦は書いたが、二月四日の立春と体感できる「春」の訪れはだいたい一カ月はずれているか。春一番が吹き、そろそろ桜かと思えるようになって「春」を感じる人が大半だろう

▼春一番はもともと、標準語ではない。瀬戸内海や壱岐の島方面の漁民の間で使われていた言葉だったという。山本健吉さんの「ことばの歳時記」に教わった

▼別の研究によると春一番を使っていた地域はもう少し広くて、能登、志摩以西とある。戦後、新聞が使いだして急速に広まった

▼「待ってました」と声を掛けたくなる、前向きで力強い語感。広く愛された理由かもしれない。学者や役人の専門用語ではなく、自然と絶えず向き合う漁民の言葉が痛快でもある

▼立春と春一番の間ずいぶんと気の落ち着かぬ話が続いた。クリミア情勢、行方の分からないマレーシア機、千葉の連続殺傷事件。ゴースト作曲家、信用を失いつつある万能細胞研究。ベビーシッターの問題。漁師たちは古来、「春一番」を海難への警戒の気持ちも込めて使っていたようだが、重い空気を吹き飛ばす南風であってほしいものだ。

☆ 平成7年の今日は忘れる事の出来ない日です。地下鉄サリン事件です。自分も乗る電車でしたが都合でJRに変更したので助かりました。この事件でお亡くなりになられた方にご冥福をお祈りいたします。被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆