naraukyo63の時間

残りの時間

KBS京都ラジオ|笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ|毎週月~金曜日6:30~10:00放送!

2014-03-10 21:43:16 | インポート

3月10日(月)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

    “水彩スケッチ”で町おこし
    アートの街伏見実行委員会 小西健次郎さん
あっちこっちほっかほか便り

    あっちこっちのイベント
    福知山市が「ロケ地100景」 映画、CM誘致へ
都もはんなりおこしやす
    薫のおきらく京都案内

3月11日(火)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

    東日本大震災から丸3年が経ちました
    南三陸町・中瀬町行政区長 佐藤徳郎さん
あっちこっちほっかほか便り

    あっちこっちのイベント
    万博公園 EXPO’70パビリオンリニューアル!
都もはんなりおこしやす
    今朝のみそひともじ
    歌人 林和清さん

3月12日(水)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

    障害者の学校教育と就労とを結ぶ懸け橋「生活訓練施設」について
    障害者自立訓練・プエルタ施設 施設長 津村恵子さん
あっちこっちほっかほか便り

    あっちこっちのイベント
    伊丹市昆虫館 「あなたの知らないカメムシの世界 ~カメムシだらけにしたろかー!~」
都もはんなりおこしやす
    もとむらてつろうの美味しい話
    飲食アドバイザー 本村哲郎さん

3月13日(木)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

    京都から始まる新しい衣料再生プロジェクトとは
    株式会社ひなや
あっちこっちほっかほか便り

    あっちこっちのイベント
    2014、滋賀県はしゅららぼん県になる
都もはんなりおこしやす
    あ~おなかいっぱい、おかわり!薫之巻

3月14日(金)放送予定

ほっかほか 噺の朝ごはん

    「思い」を伝える優しい遺言書を作りたい
    一般社団法人 ツタエル
あっちこっちほっかほか便り

    あっちこっちのイベント
    アグリパーク竜王 いちご狩り
都もはんなりおこしやす
    映画を観よう
    京都シネマ 横地由起子さん


今日のコラム

2014-03-10 07:22:24 | インポート

☆ お早うございます、今日もお立ち寄りありがとうございます ☆

3月10日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
日本の伝統精神

 私は日本の伝統精神はきわめてすぐれたものだと思います。ではその伝統精神とは何か。

 その一つは「和を以って貴し」とする平和愛好の精神です。一三五〇年も前に、この「和」の精神が聖徳太子によって掲げられています。

 第二は「衆知を以って事を決す」という、つまり民主主義です。古事記にも八百万の神々が相談して事を決したとあります。日本は真の民主主義の本家本元だと言えるでしょう。

 第三は「主座を保つ」。古来日本人は常に主座を失わずに外来のものを消化吸収し、日本化してきました。この和、衆知、主座という三つの柱を守っていくことは、今後においても大切なのではないでしょうか。

【コラム】筆洗

2014年3月9日東京新聞TOKYOWeb

▼映画のロケ地での撮影はかつて、かなり乱暴だった。「独立愚連隊」などの映画監督岡本喜八さんが『マジメとフマジメの間』で書いている

▼終戦前夜の軍部内の対立を描いた「日本のいちばん長い日」(一九六七年)の皇居周辺の撮影は無許可で「ちり紙と歯ブラシを用意して現場に臨んだものである」という。警察に捕まるのを覚悟して、フィルムを回していた

▼沢田研二さん主演の映画「太陽を盗んだ男」(七九年・長谷川和彦監督)。この映画の国会議事堂前の撮影も無許可と聞いた。女装したジュリーが議事堂正面前を歩く場面がある

▼さえない教師が原発からプルトニウムを盗み、原爆を製造する。国を脅迫する。映画はこんな筋である。教師の要求の一つが「ローリング・ストーンズ日本公演」

▼ストーンズには幻の来日公演がある。七三年に初来日する予定だった。チケットも売り出されたが、法務省は、メンバーの過去の大麻事件を問題視して入国を拒否。コンサートは中止になった。映画はこの事実が下敷きになっている。当時のストーンズやロックにはカウンターカルチャーの危険な臭いが今以上にぷんぷんしていた

▼へえと思った。六日の首相動静。安倍晋三首相はストーンズの公演を見ている。「体制」のトップがストーンズを「観賞」する。時代は変わるもので、興味深いというか不思議というか。

【社説】東京新聞TOKYOWeb

3・11から3年 まだ知らないフクシマ

2014年3月9日

 過去に目を閉ざすものは、現在にも盲目になる-。原発事故にも通ずるかもしれない。あれから三年。私たちは、福島原発事故を実はまだ知らない。

 忘却が神話を復活させるのか。

 政府のエネルギー基本計画案は原発をあらためて「重要なベースロード電源」と位置付けた。昼夜を問わず、一定量の電力供給を担う主要な発電設備のことをいう。

 一昨年の衆院選で掲げた脱原発依存の約束に目をつむり、3・11以前に戻したいという意味だ。
◆忘却とは少し違う

 「忘却というのは、ちょっと違うかな…」

 写真家の島田恵さんは、少しの間考え込んだ。核燃料サイクル施設が集中する青森県六ケ所村で十二年間生活し、変わっていく村の様子、変われない村の暮らしをつぶさに記録し続けたことがある。

 3・11の後、六ケ所と福島を結ぶ記録映画「福島 六ヶ所 未来への伝言」を製作し、自主上映会を経て先月、東京・渋谷の映画館で初公開した。

 核燃料サイクルとは、原発で使用済みの核燃料を再利用する計画だ。エネルギー政策の根幹ともされてきた。

 核のごみが全国から集まる六ケ所村も、福島同様、国策に翻弄(ほんろう)されながら、都市の繁栄を支えてきた。いわば入り口と出口の関係だと、島田さんは考える。

 巨額の交付金と引き換えに推進派と反対派に分断された寒村は、列島の縮図にも映る。

 この三年、おびただしい活字と映像が、フクシマを伝えてきた。周囲から「公開のタイミングを外したのでは」と指摘されたこともある。

 それでもなお、映画を見た多くの人が「知らなかった」という感想を寄せてくる。
◆事故報告書は未完成

 私たちは福島をまだ知らない。

 福島原発事故がどれほど大きな事故だったのか。もし偶然の救いがなければ、どれほど巨大な事故になったか。国民として、もっと正しく知る必要があるだろう。

 国会事故調の調査期間は、実質約三カ月だったという。

 報告書は「破損した原子炉の現状は詳しくは判明しておらず、今後の地震、台風などの自然災害に果たして耐えられるのか分からない」などと、冒頭で未完成であることを吐露している。

 例えば、こんな事実もある。

 震災発生当日、福島第一原発4号機は定期点検中で、核燃料はすべて使用済み燃料の貯蔵プールに移されていた。

 プールの中では約千五百体の核燃料が高い崩壊熱を発しており、最も危険な状態だったとされている。放射線量が高く建屋の中に入ることは不可能だったと、作業員は語っている。

 燃料を冷やす手だてがなかったということだ。

 ところが、貯蔵プールの横にある「原子炉ウェル」と呼ばれる縦穴に、大量の水がたまっていた。

 津波か地震の衝撃で仕切り板がずれ、そこから貯蔵プールに水が流れて冷やしてくれた。

 そして皮肉にも爆発で建屋の屋根が飛び、外部からの注水が可能になった。

 点検作業の不手際があり、四日前に抜き取られていたはずの水がそこに残されていた。もし“不手際”がなかったら-。私たちは幸運だったのだ。

 チェルノブイリ原発事故の原因について、当時のソ連当局は、規則違反の動作試験が行われたため、運転出力が急上昇したことによると発表した。

 しかし、事故から五年後、「主因は人為的なものではなく、原子炉の構造的な欠陥である」という内容の報告書をまとめている。

 米スリーマイル原発事故が起きたのは、作業員が誤って非常用冷却装置を止めてしまったからだと、調査の結果判明した。

 事故原因が解析され、判明し、防止策を講じた上で、原発は再び動き始めた。しかし、福島の場合はどうか。世界史にも例がない多重事故は極めて複雑だ。

 原因解明が不十分なまま再稼働だけを急いで、本当に大丈夫なのだろうか。根源的な疑問は、やっぱり残る。
◆無事故の保証ではない

 3・11以前への回帰を目指すエネルギー基本計画が、間もなく正式に決定される。

 政府は、積極的に再稼働を認める姿勢を隠さない。

 だが、原子力規制庁自身が明確に認めているように、世界一の規制基準とは、たとえそうであれ、無事故を保証するものではない。 地震国日本に、安全な場所はない。なし崩しの再稼働を受け入れるか、受け入れないか。フクシマを知り、フクシマの今を踏まえて、決めるのは私たち自身である。

☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように ☆