奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

朝の散歩 ヒバリの喧嘩とコチドリほか

2021-04-13 21:12:18 | 奈良散策
奈良散策 第53弾


4月9日の朝も散歩に出かけました。いつもの畑とため池巡りです。先日、キジの声が聴こえたので、最近はその姿を見ようとうろうろしています。







歩き始めてすぐに見かけるタヒバリです。最近はタヒバリの姿を見るのが日課になりました。









この日は横にヒバリもいました。ヒバリもすっかり常連になってしまいました。









「ホオアカの畑」に行くと、この日はホオアカがいました。ちょっと離れていたので、撮影は苦しかったのですが。





こちらは畑にいたホオアカです。ホオアカは渡ってしまったとばかり思っていたのですが、意外にまだたくさんいます。







金魚の養魚池にヒカゲノカズラを置いているのですが、そこに金魚がのたうち回っています。産卵なのでしょうね。











養魚池から水を抜いた場所にチドリが2羽が来ていました。眼の周りが黄色いので、たぶん、コチドリでしょう。2月初めから始めた鳥の撮影、このコチドリで奈良県60種になりました。









いつもの散歩道を歩いていると、ヒバリが別のヒバリをすごい勢いで追いかけまわしています。







とうとう衝突です。この間から、ツグミ同士、ヒバリとタヒバリ、それにヒバリ同士の衝突を撮影しました。鳥の世界もなかなか大変そうです。(追記2021/04/14:タヒバリとヒバリについてはヒバリが追いかけまわしてはいたのですが、衝突はしなかったので削除しました



これはホオアカ



それにいつもの場所にオオタカが止まっていました。





また、木の茂った林に行ってみました。そこで、アオジを見つけました。





この林は以前も行ったことのある新城(にき)神社です。この新城という地名は、実は日本書紀に載っています。日本書紀巻第二十九の天武天皇五年十一月に「是年、新城に都つくらむとす。限の内の田園は、公私を問はず、皆耕さずして悉に荒れぬ。然れどもついに都つくらず。」という文章が出ています。この新城が注釈によると大和郡山市新木で、この一帯の新木町を指すようです。意味は、天武天皇が新城に都を作ろうとしたが、予定地の田畑は耕されなかったので、大変荒廃した。しかし、結局、都は作らなかったという内容。新城神社は素戔嗚尊を祭っている神社だそうです。

雑談)今日も昨日の続きでハバチを調べました。昨日、ハバチ科マルハバチ亜科のイハバチだと同定したのですが、さらに詳しく見てみると、2か所検索を間違っているところを見つけました。それらを訂正すると、今度はコナラマルハバチ属 Periclistaになってしまいました。日本産Periclista属には4種となっているのですが、検索表や図版で見る限り、該当する種が見つかりません。それで、属までの検索が合っているかどうかを確かめるために、次のCanadaの本に載っている検索表でも試しているところです。もう少しです。

H. Goulet, "The genera and subgenera of the sawflies of Canada and Alaska: Hymenoptera: Symphyta", Insects and Arachnids of Canada Handbook Series 20. (1992). (ここからダウンロードできます)


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