阿字と阿彌陀

2024-01-09 21:45:27 | 宗教観

教相に関しては天台、日蓮、真言等其々取るところが在りますが、実体験から事相は阿字と阿彌陀念仏に尽きるんでは？と個人的には思いますね。
今年に入り、私は永観の念仏観を指南としています。

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刹那の経験 (探玄): 2024-01-10 00:59:21; 突然、漢字ばかりの経典がパッと脳裏を過ぎる経験とか在りませんか？
想うんですが、人間は何処かの引き出しに経験した全記憶が仕舞われているんだと思いますね。; 返信する

阿字は色心二法から成る (探玄): 2024-01-10 08:43:01; 阿字の秘密を解き明かした経典が法華経。所謂心法の奥義解説ですよね。此れ以上の経典は無いため、経典の王→経王と呼ばれています。
言語色法（宇宙の波動）から物質世界は成立していると仮定すると、言語色法は真言義と謂われています。
其の原点は阿字なんですね。阿字は色法二法から成立しているので、言語止観であるお念仏や陀羅尼、お題目とも観心に於いて証し易い関係に在ります。分けても阿彌陀念仏は阿字と三諦、阿彌陀如来の本願力があり、不思議な仏力が在るんですね。; 返信する

阿字の解説 (探玄): 2024-01-10 08:52:34; 智証大師円珍が書かれたとされる講演法華儀には詳細に法華経と真言の関係を解説しています。但し、私見ですが、冒頭に本覚讃を出したり内容的にも蓮華三昧経に近いので、慈恵大師良源以降書かれたものかと考えます。慈覚大師円仁の著書で金剛頂大教王疏が在りますが、阿字の解説で一貫していますね。五重の括りで解説しており、非常に分かり易い名著かと思います。; 返信する

台密の学匠等 (探玄): 2024-01-10 08:59:35; 伝教大師最澄の教義スタンスは円密一致なんですね。
慈覚、智証、安然と台密の学匠は自身の論を様々に展開していますが、伝教が唱えた円密一致からははみ出してはいないんです。; 返信する

特異な教義→日蓮義 (探玄): 2024-01-10 09:07:34; 伝統的な日本天台教学から見ると、日蓮聖人が提唱された四箇格言は特異な教義です。
反面、日蓮聖人の三大秘法義は天台止観を簡易化させている点、天台の精神を受け継いだものだと思います。; 返信する

卵での喩え (探玄): 2024-01-10 09:15:51; 卵を真言の阿字とすれば、中身が法華経なんですね。; 返信する

阿彌陀念仏と卵 (探玄): 2024-01-10 09:21:11; 阿彌陀念仏は卵でして、此の卵を念じることで卵の中身まで到達するわけです。
観想→所謂、観心、称名により必ず到達します。; 返信する

阿字に集中 (探玄): 2024-01-10 09:33:11; 阿字を観想し、其の阿字を阿彌陀如来（＝大日如来）として阿彌陀念仏を不断に唱えます。心中のみで唱えるのもありです。行住坐臥、何時でも行えます。
浄土十六観、金胎両部秘法など様々在りますが、私は此の一尊法が基本です。行法に飽きた時は三種悉地のご真言や法華経典読誦なども。唯、基本は此れのみですね。; 返信する

実体験からの行法 (探玄): 2024-01-10 09:46:17; 上に載せた阿彌陀念仏の観心法は、心中阿彌陀念仏を念じた時、偶然深層下で阿字を見た(心中で)体験に由来しています。
其れはなんだったのか、つらつら探っていたら先人等の書籍に同じ様な事柄が書かれていました。
其れで、此れは間違いないわと紹介しているわけです。; 返信する

下種が先か？阿字が基か？ (探玄): 2024-01-10 09:53:49; 法華の名字即下種が先か？阿字が基なのか？は分かりません。ただ、私等の心中に阿字が在るのは先人等の書籍で知れますし、私自身体験しました。; 返信する

清水谷恭順師 (探玄): 2024-01-10 10:23:56; 天台の名僧、清水谷恭順師は亡くなられる前に梵字が見えたそうな。梵字って人間が勝手に創った文字ではどうも無いような気がします。タントラ瑜伽の達人等が発見したのかも？
まあ、仮説なんですけどね。; 返信する

現代の天台学匠は？ (探玄): 2024-01-10 10:31:07; 現代に於ける天台の学匠等はどの様な仏教観か？なんですが、天台教学の伝統である円密一致が基本べースなんですね。
現代ほど仏教学が合理的進歩を遂げた時代は在りませんからね。
故に伝統的教学と云うより、円密一致は真理と呼んでも差し支え無いと思います。; 返信する

天台の肝心要な教学 (探玄): 2024-01-10 10:45:07; 法華戒と円密一致での阿字体大説かと。
法華戒とは円頓戒の更に突っ込んだ玄底の戒。恵心流で云う一心三観、一念三千法門を名字即で感受する戒法。円密一致は法華経と大日経を一体とした教義観を指します。天台は金胎蘇ですが、やはり大日経義釈の影響大です。; 返信する

日蓮聖人は円密一致？ (探玄): 2024-01-10 10:54:27; 日蓮聖人も三大秘法義の本尊、妙法曼荼羅を分析すると円密一致であることが知れます。
日蓮花押はバン字から一字金輪王字に移り、左右の梵字は愛染、不動ですからね。
内容的には天台の法華戒を一幅の曼荼羅に修めた様式になっています。また名字即成仏を期する処も全く同じなんですね。; 返信する

法華戒と念仏と題目 (探玄): 2024-01-10 11:10:45; 阿彌陀念仏に法華戒も含ませた教義を大成させたのは、恵心僧都源信です。
法然義の念仏観に危機感を募らせて、妙法五字に法華戒を含ませた教義の大成者が日蓮聖人です。
法然義の念仏は法華戒の意義を裁断している感が在るんですが、南無阿弥陀仏自体に入り込んでいるんですね。法然義は一々説明しなかった→既に織込み済みなんでって云うのが正解でしょう。尚且つ、円頓戒を浄土は伝法していますから、戒定慧の三学は纏まっているんですね。ただ、沙石集にある当時の鎮西派の傍若無人さは常軌を逸してるので、日蓮聖人の念仏攻撃も当然かとは思います。; 返信する

一々説明せずに… (探玄): 2024-01-10 11:53:36; 阿彌陀念仏に全て積まっている。→此れ、法然義の基本スタンスですね。一々説明せんでも阿彌陀念仏に全部仏教の極理は入っとるやんか、って云うのが法然義なんです。選択本願念仏集が誤解されるのは此処なんですね。凡夫は一々説明して貰わんと解らないわけなんです。其の一番の問題点だったのが菩提心だったんですね。静遍は最初反法然義だった様ですが、隆寛から浄土の極理を説明されて念仏の信者になったようです。説明は必要ですね。; 返信する

大原問答 (探玄): 2024-01-10 11:59:21; 中村梅之助さんが法然役で、大原問答をする芝居→観たかったなあ。
其れはさて置き、大原問答は本当にあったんでしょうか？; 返信する

自力と他力 (探玄): 2024-01-10 12:25:46; 南無妙法蓮華経は自力の範疇ですが、南無阿弥陀仏は最期は他力だと思い知らされます。結局、横超の教えの上に、南無阿弥陀仏は因果倶時の教えでも在るんですね。どちらが優れているかは各人薫習次第で在ります。各人の薫習が法を選ぶわけです。; 返信する

其れでも敢えて言うならば (探玄): 2024-01-10 12:31:51; 敢えて言うなら、教相は天台、日蓮教学かと。
但し、観心、事相で云えば阿彌陀念仏、真言義かと私は思います。; 返信する

日蓮義 (探玄): 2024-01-10 13:31:31; 日蓮義の名字即成仏って、元々は天台教学が基なんですね。其れも口伝、奥義に属した教えで伝承されていたものなんです。後に中古天台書籍と称される一連の書籍群は、口伝で伝えられた内容が切り紙相承になり、其の相承類を一纏めに其々綴られたものなんですよ。まあ、其の中には学匠等が勝手に書き加えたのも沢山在るようですけど。日蓮義の出処は理論、理屈が大本かと思いますね。実際、叡山で日蓮義に良く似た教義が未完成ながら出来ていたのも事実です。日蓮聖人の師匠と云われている俊範法印は、権門の女房等に南無妙法蓮華経を授けていますから。
歴史は短いながらも、叡山で培われていた法華超八思想に、聖人一代の独創的教義が重なって出来たのが日蓮義です。; 返信する

阿彌陀念仏と阿字 (探玄): 2024-01-10 13:43:14; お題目の歴史って日蓮聖人が完成させる期間まで凄く短いんですね。
でも阿彌陀念仏と阿字の歴史はめちゃくちゃ長いんですよ。しかも、何代にも亘って仏教の碩学等が論陣を張っています。また、密教の阿字は禅師で言う印可みたいな伝法灌頂により、具体的内容が伝わって来ているんですね。阿彌陀念仏と阿字は確実な証が在ると云う点で、日蓮義より勝っているんですね。; 返信する

入真言門 (探玄): 2024-01-10 14:06:06; 入真言門講法華法門に法華の経体を四重に分別しています。
浅略釈(サ)字、深秘釈(キリク)、秘中深秘釈(ア)
秘々中深秘釈ー迹門(胎蔵)
　　　　　　ー本門(金剛)
サ字は観音、キリクは阿彌陀、アは大日です。
アの大日は金胎両部在るんですね。また、胎蔵の阿字、金剛の鑁字かも知れません。おそらく前者かと思いますね。; 返信する

密教の本来の形 (探玄): 2024-01-10 14:14:27; 円密一致→密教行者の証覚と智慧と云う意味での法華円教と密教は一致だったはずです。
あとはクンダリーニ瑜伽ですが、私は虚空蔵求聞持法が仙道で云う金丹作製と、関わりが在るんではと考えています。; 返信する

秘密念仏 (探玄): 2024-01-10 16:44:39; 永観の念仏観は静遍と良く似ています。静遍は覚鑁の浄土観と法然の弟子だった隆寛の浄土観が混ざったものかと。其の静遍の浄土観は弟子の道範に伝えられます。
永観堂禅林寺は永観、静遍が念仏の地として住まいしていた処です。
静遍から後に証空に譲られ、現在は浄土宗西山禅林寺派の本山となっています。
何かしら、御縁と云うか法縁を感じずには要られませんね。; 返信する

経本 (探玄): 2024-01-10 16:54:39; 実は自宅の仏壇で先祖位牌を祀っている方は、浄土宗西山禅林寺派の経本をかなり前から使っているんですね。
故に御縁かなぁ？と書いた次第なんです。; 返信する

真言門 (探玄): 2024-01-10 21:24:41; 阿彌陀念仏を心中唱えていた時、突然に見た阿字。
ホンマに梵字ってあるんだと思いましたね。阿字観ってインド仏教のタントラ瑜伽行者が実体験から創り出したと思います。
真言門は本当にあるんだと実体験した余韻はまだ続いています。; 返信する

名字即の聖胎長養 (探玄): 2024-01-10 22:34:26; たぶん私が見た阿字は名字即位の種子かと思うんですね。小さかったし、暫くしたら見えなくなったんで。
禅で云う聖胎長養って名字即位からあるんじゃなかろうか？と思います。
人間には二つの聖胎が出来るんです。
一つは仙道の小周天やクンダリーニ瑜伽で創る聖胎。
もう一つは心の聖胎。真言密教(金剛大乗仏教)が何故最勝最上の仏教行法なのか？と云うと、此の両方を成就する方法があるからなんですね。しかし、残念ながら体内で創る金丹作製法は日本の密教では失伝しています。チベット密教にはあるみたいですが、インドの瑜伽行者の方がシステマチックに教授してくれる様ですね。; 返信する

心の聖胎 (探玄): 2024-01-10 22:49:11; 心の聖胎→所謂、仏種なんですが名字即、観行即位は輪廻転生後、人間に生まれたら深層下に収まって観行即位なんかも悟りを忘れてしまうんですね。相似即位からは残っていると云われています。聖徳太子は南岳恵思禅師の再誕と云われてますが、法華経、維摩経、勝鬘経の注釈を書く様な人は前世での薫習があるんですね。日本の伝教大師最澄も天台大師の再誕と云われています。; 返信する

大燈国師 (探玄): 2024-01-10 23:00:17; 大燈国師は臨済宗が輩出した凄い禅僧ですが、大燈も悟後の長養を師匠から命じられています。なんでも鴨川の乞食の群れに交ったりしていたみたいですね。
一休宗純は森女と淫らな行為に及んでも聖胎は清浄にして穢れないとする詩を狂雲集で詠んでいます。此れもある意味、変わった形での聖胎長養なんでしょうか？; 返信する

日蓮義の注意事項 (探玄): 2024-01-10 23:23:17; 日蓮聖人の居た時代背景が四箇格言を理解する上で必要です。当時、権門に出入りしていた高僧等は僭聖増上慢が結構いたんですね。また浄土教なんかも聖教類を焼き捨て、阿彌陀以外の仏像、仏具を破壊するなどする輩もいました。
そう云う中、師子吼したのが日蓮聖人です。
ただ、今日の様に仏教学が進歩した時代に於いて、聖人と同じ様な布教は筋違いかと思うんですね。
日蓮聖人の真言や念仏批判って、実は凄くヤバイ行為なんです。何故なら、真言はやっぱりあるし、念仏で成仏した方や悟りを開いた方も結構居るんですね。
ひとつやり方を間違えると謗法行為は必定なんです。; 返信する

法住の安心論 (探玄): 2024-01-11 18:31:52; 真言宗豊山派の能化だった法住の安心論、覚鑁、道範、法住と凡夫でも行じ易いように進化しています。
此の系譜、本当に今の私にとって永観同様、指南となります。; 返信する

宗教体験 (探玄): 2024-01-11 19:51:51; 以前の私なら、梵字はインドで何々語が変化して云々と言ってる処です。しかし、大日経他密教経典、儀軌類、弘法や興教が述べてるのはホンマなんやと実体験すると考えが180度変わりますね。
疑蓋がパカンと割れた感じです。心中の聖胎を大切にせんとアカンと心底思います。
仏道に対する信心を深めるには宗教体験って絶対必要かと思いますね。; 返信する

弘法大師の阿字実体験 (探玄): 2024-01-11 20:34:55; 弘法大師がご自身阿字を体験した経緯を菩提心論を引用して述べています。
それ阿字に会う者は皆是れ決定して之を観ず。当に円明の浄識を観ずべし。もし纔に見るをば則ち真勝義諦を見ると名づけ、もし常に見れば則ち菩薩の初地に入る。もし転漸く増長すれば、則ち廓、法界に周ねく、量、虚空に等し。卷舒自在にして、当に一切智を具すべし。→此れを秘蔵宝鑰中、秘密荘厳心に其のまま載せているんですね。; 返信する

難しいわ。 (探玄): 2024-01-11 20:53:15; 菩提心論自体難しく読みづらいですが、弘法さんの文章はかなり難しいんですね。
三教指帰って弘法が若い時に書いた小説みたいな文章ですが、漢文の先生が此れを読んで、自身漢文を精魂傾け学んだが全く及ばない自分の力量を識り、愕然となったとのこと。; 返信する

阿字は聖胎。では、聖胎の種子は？ (探玄): 2024-01-12 22:45:07; 阿字は聖胎。では、聖胎の種子は？
此れが一心三観、一念三千の法門で、具体的に云うと日蓮聖人が示された五重玄の南無妙法蓮華経。
観心で云えば三大秘法かと。

やはり阿字聖胎成就の前には五重玄の妙法が種子として阿頼耶識に下されないとアカンみたいですね。
ただ三大秘法でなくても、意味合いとして恵尋の一心妙戒に説かれている法華戒こそ下種の種子かと思われます。; 返信する

天台と日蓮以外は下種を前提に論を勧めている (探玄): 2024-01-12 22:51:04; 法華戒を説く、天台と日蓮以外は既に下種され初発聖胎が成就された前提で仏道修行を説いています。
阿字の前には法華戒、また法華戒の観心が必要なんですね。; 返信する

三種教相 (探玄): 2024-01-12 22:54:45; 種熟脱の三種教相を説いているのは、天台と日蓮だけです。他宗旨は熟のみ説いて種と脱を説いていないんですね。; 返信する

天台は下種の教えを秘匿している (探玄): 2024-01-12 22:57:22; 天台は下種の教えを裏にしています。即ち秘匿している宗旨です。
露わに述べているのは日蓮法華だけなんです。; 返信する

大サービス (探玄): 2024-01-12 23:04:48; 日蓮法華って皆成仏の大バーゲンセール宗旨と云っても過言では在りません。
こんな法門は日蓮聖人が出るまで全く無かったんですから。
阿字観や禅の座禅、天台止観の前には下種が必要なんですね。; 返信する

ちゃんと伝えている宗旨 (探玄): 2024-01-12 23:08:17; 日蓮聖人の三大秘法義をちゃんと伝えている宗旨って、富士門流しかないんですね。; 返信する

阿字と阿彌陀 (探玄): 2024-01-12 23:17:24; 私が金剛界阿字を阿彌陀念仏で感得したのも、日蓮聖人の三大秘法の下地あってのことです。
元々下種の薫習が私にあったかも？ですが、仏法上は下種があって、聖胎の阿字が心中にあるって云う形なんですね。だから天台大師なんか阿字を語る時、天台の三諦を述べてからでしょ。此処らへん大切ですよ。殆どの熟脱仏法を語る僧侶、学者等は下種の重要な事柄が全然理解出来ていないです。; 返信する

偉大な禅僧等も (探玄): 2024-01-12 23:22:46; 偉大な禅僧等も下種の重要な事柄なんか全然理解していませんからね。
下地も出来ていないのに、あたら若い命を禅の厳しい修行で失った人って沢山います。これは密教でも同じです。; 返信する

下種とは？ (探玄): 2024-01-12 23:39:09; 下種とはズバリ、仏様の智慧・証覚そのものを我が心中に納める→観心する(発心下種)、聴いて理解、或いは理解せずとも聴くだけ(聞法下種)ことで阿頼耶識に其の一念を下すことです。
仏様の智慧・証覚って何か？と云えば、一心三観、三諦、一念三千です。
ただ、理即の凡夫は理屈だけで、南無妙法蓮華経の観心で良しとするのが日蓮義の名字即成仏観なんですね。; 返信する

金剛大乗仏教 (探玄): 2024-01-12 23:53:24; 最上、最勝と云われる金剛大乗仏教(密教)ですが、下種の教えも加味して始めて完璧なんですね。結縁灌頂も下種に近い意味合いですが、まだまだなんですね。
日蓮法華で良いんでは？なんて個人的には思いますね。だから私自身日蓮法華はずっと堅持してますが。; 返信する

台密 (探玄): 2024-01-13 00:01:34; 天台密教って下種の教えも顕教から採り入れ、理論上東密より一段上なんですね。しかし、チベット密教みたいにクンダリーニ瑜伽が在りません。東密はチベット密教への関心が凄く高いのは注目に値しますね。; 返信する

阿字九識説、菩提心説 (探玄): 2024-01-14 05:51:17; 私は阿字は九識であり、菩提心だと考えています。
また、三諦にして心中可視化出来る玄底の心だと。; 返信する

性種、乗種、阿字 (探玄): 2024-01-14 06:10:28; 阿字は本来性種として存在するが、乗種を獲て阿頼耶識中の菴摩羅識の性種は生起します。此れが九識でして、此の段階まで来ないと、心中の阿字を可視化することは不可能なんですね。; 返信する

禅僧の見性と阿字 (探玄): 2024-01-14 06:29:50; 九識は阿字なので禅僧の見性と九識は同体とすれば、見性下で阿字を体感してるはず。
円爾弁円と栄西くらいなんですね、禅の悟りと阿字をくっつけているのは？; 返信する

阿字を見ない見性はあり得ない (探玄): 2024-01-14 07:27:26; 阿字を見ない見性はあり得ない。; 返信する

まやかし禅 (探玄): 2024-01-14 07:31:28; 阿字を見ない見性はまやかし禅かと、私は思いますね。; 返信する

阿字観 (探玄): 2024-01-14 07:38:08; 本来、性種中に阿字があるので玄底の観心法とは思います。ただ、心中で見るまでには過去世薫習の縁が無いと難しいと考えます。; 返信する

聖胎阿字を見れば (探玄): 2024-01-14 07:41:32; 聖胎阿字を見れば、あとは其れを長養するだけです。長養こそ菩薩道。長く続く菩薩道の始まりです。; 返信する

阿字黒箱と金剛界阿字 (探玄): 2024-01-14 11:02:50; 私が心中見た阿字は弘法大師空海伝来の阿字黒箱(初重)と金剛界阿字と全く同じものです。
阿字観で此の形状と違う阿字を用いている処もあるんですが、其れはどうかと思います。; 返信する

阿字を見れば (探玄): 2024-01-14 11:11:31; 一見しょうとも考えず、うたた阿彌陀念仏を心中唱えていた時、阿字を見たわけです。
此の宗教体験は自身の仏教観を一変させます。
阿字と阿彌陀念仏をワンセットで観心を唱えていた先師等は本物だったんだと。疑蓋も勿論裁断出来ます。
先ずは自身にある、心中の阿字を一見するに如くは無しです。; 返信する

永観の念仏と阿字 (探玄): 2024-01-14 11:13:22; 永観の観心教義は本物です。; 返信する

真言宗は本物 (探玄): 2024-01-14 11:21:08; 日蓮聖人は真言宗をボロクソに御書で書かれていますが、真言宗の真言義は本物です。
しかし、こんなことは体感しないと解らないんですね。解らないことを批判すると仏法の場合、謗法と云って重い罰を受けます。慎むべきですね。; 返信する

本覚と始覚 (探玄): 2024-01-14 11:31:07; 本覚に始覚が重なって仏様になるんですね。
性種の阿字は本覚一心三観の乗種を下すことで生起します。ただ阿字本不生、中仮空三諦なので生起と云う表現が適切かどうかなんですが。
自身の玄底の心中が心眼で可視化出来る不思議って、本当にどうよ！って感じですね。
とにかく、仏教を学んでいて良かったわって感じです。; 返信する

真言と阿彌陀 (探玄): 2024-01-14 11:49:42; 覚鑁、永観、静遍、道範、法住を指南とします。; 返信する

私の仏教観 (探玄): 2024-01-14 16:46:46; 乗種としての仏法は日蓮聖人の三大秘法義。
聖胎生起の仏法は阿字と阿彌陀の教義である上に挙げた指南系譜。
あくまでも乗種が基本。しかし、聖胎生起も大切だと思います。
日蓮義がどうしても自分に合わないと云う方は、一心金剛戒秘訣、一心妙戒など天台の法華戒、円頓戒を解説した書籍を熟読し、法華寿量品の本覚一心三観、一念三千に戒体があることを認知すべきかと思いますね。自身寿量品にある本覚の久遠実成仏と念々観心出来れば、即ち法華戒に相当しますから。; 返信する

阿彌陀と大日如来 (探玄): 2024-01-14 16:54:53; 私は阿彌陀と阿字に関連性を持たせていますが、阿彌陀が嫌なら大日如来のご真言で良いわけです。阿字は元来大日如来の梵字ですし、ご真言ですから。; 返信する

囲い込みの教義 (探玄): 2024-01-14 17:04:41; 囲い込みをし過ぎると、枠が狭まります。
此れしかあかんのんや！ではなく、大本を押さえた、種熟脱三種教相で在りたいものです。
囲い込みの教義は結局カルト系になっちゃうんですね。其れでは仏教の教えから外れ本末転倒です。; 返信する

天台と日蓮の法華戒 (探玄): 2024-01-14 17:13:48; 形式は違いますが天台の一心金剛戒秘訣、一心妙戒などの書籍で書かれている内容は日蓮の法華戒と同じ意味合いを持ちます。
元々、名字即成仏を標榜していたのは天台宗が本家本元なんですね。日蓮義は理論上の天台名字即成仏観を具体的な観心システムにしただけなんです。
理論上と云うのは観想、観心で成仏観を行うためです。; 返信する

私から見た日蓮カルト系 (探玄): 2024-01-14 17:27:43; 私自身、所属しているのが天台系修験で日蓮義を俯瞰出来る宗旨に属しています。故に言えるんですが、日蓮系カルト教義はご都合主義も甚だしいんですね。教義上。天台教義を借りるだけ、借りまくって、良いとこ取りの末、批判でしょ。ホント、こんな馬鹿げた教義って無いんですね。普通、独創的な教義の上で、対峙批判するのならOKですが、其れはないじゃないって感じなんです。日蓮宗旨が仏教の知識人から嫌われる要因の一つは此処なんですね。; 返信する

喩えると (探玄): 2024-01-14 17:36:19; 散々親戚、身内の家で厄介になって、出てからあの親戚の飯はマズかった。寝床が狭すぎたとか文句を言ってるのと一緒なんです。
此れは人としてどうか？くらいなレベルなんですね。; 返信する

西山義と阿字 (探玄): 2024-01-14 22:13:35; 沙石集にもある様に浄土西山義は真言も兼学していたんですね。
上に挙げた山越え阿彌陀の左上に梵字の阿字が在りますが、此の図案は禅林寺に伝わる形式のものです。
阿彌陀念仏で心中の阿字を見た念仏僧は結構居たんじゃあないかなと思いますね。; 返信する

南都浄土教 (探玄): 2024-01-15 00:15:57; 阿字と阿彌陀念仏を調べると南都浄土教に考えが近いことが分かりました。法然は実範から密教と四分律を教授されていたんですね。知らんかったわ。; 返信する

山越阿彌陀 (探玄): 2024-01-15 00:26:25; 山越阿彌陀の山は奈良の二上山だと云われています。
近くに當麻寺が在りますが、恵心僧都源信の生誕地でも在りますね。浄土宗西山派は当麻曼荼羅も重要視していましたから、奈良当麻の地は浄土系の聖地だったのかも知れません。; 返信する

阿彌陀念仏と名字即成仏 (探玄): 2024-01-15 00:40:16; 証空は観経を以て天台法華と同じく、一纏めに教判を考えました。後に本山義の実導仁空が名字即成仏で阿彌陀念仏の立ち位置を悩むんですね。
此れは恵心僧都源信の阿彌陀念仏観まで引き戻さないと解決しないんですね。所謂、阿彌陀念仏を法華開会することで解決します。理論書としては観心略要集かと思います。私個人は此の書は若干矛盾が在るにしても恵心の真撰だと考えています。; 返信する

名字即成仏 (探玄): 2024-01-15 00:55:04; 名字即成仏には3つ在ると考えます。
一つは日蓮法華の三大秘法義。二つめが中古天台教義の名字即成仏。三つめは法華開会による名字即成仏。ただ、阿彌陀念仏→南無阿弥陀仏は名号自体が不思議なことに法体に成っていて、あとは行者自身の観想の仕方かと思いますね。; 返信する

円密浄戒 (探玄): 2024-01-15 07:59:01; 宗教観で云えば神道と仏教の両部ですが、宗旨観では円密浄戒の四宗融合です。本尊観は大日(無量寿命決定王如来)＝阿彌陀です。
本因妙の仏法として、富士門流の三大秘法義を選択していますね。; 返信する

剣術と仏教宗旨 (探玄): 2024-01-15 08:05:33; 剣術も鹿島新当流や香取無念流、中条流とか技を混ぜています。仏法も剣術と同じく良い部分は兼学するべきなんですね。; 返信する

名字即成仏 (探玄): 2024-01-15 08:36:06; 仏法の初門は名字即成仏なんですね。
天台の口伝法門の極理も此処に在ります。他宗旨で想うのは此の根元の部分を軽視して、此れを飛ばして次の段階に行を置いていることなんです。
日蓮の三大秘法義が嫌なら、法華一乗戒を学び自宗旨の本果妙の仏様を自身に引き入れ、因果倶時の報身仏とすれば良いんです。此処からがスタートでして、何も他力の発心でないと非力な自分は無理とか卑下する必要は無いんですね。自力、他力と云っても所詮仏法の観心って自身にある本覚の仏性に始覚の仏様を合一させることに尽きるんですから。; 返信する

乗種 (探玄): 2024-01-15 09:04:37; 乗種が阿頼耶識に下されて菴摩羅識と云う九識が生起されると天台大師は説いています。阿頼耶識には潜在的に仏性があり、十界論なんかも仏界を説いていますが、此れは仏性なんですね。
では、乗種とは何か？と云えば法華経で説かれている、一心三観、一念三千なんです。仏様の究極の悟りの智慧・証覚の教義です。此れを約したのが日蓮聖人が云う五重玄妙法蓮華経→南無妙法蓮華経なんですね。要は本果の悟りが乗種なんです。
本因妙の仏法とは、潜在的にある本因本果の仏性に仏様の本果の悟りを乗種として下す時、此の仏性は生起して因果倶時の妙法種と成ることを云うんですね。
下種義の場合、天台教義は教えで約した妙法の題目は真言陀羅尼とし、仏力、法力、信力で阿頼耶識の潜在下に下すわけです。此処で重要なのは信力です。下種の観心は此の信力がポイント。等覚の菩薩は天台教義の一念三千観でOKですが、仏道初門の理即凡夫は信心の観心なんです。つまり法華一乗戒とは信心の観心なんですね。; 返信する

六識と八識 (探玄): 2024-01-15 09:14:07; 教学→理屈って六識です。信心の観心と教学を約した南無妙法蓮華経の真言陀羅尼は八識にアクセスするためのものなんですね。
南無妙法蓮華経の真言陀羅尼は六識下にある今まで学んだ、経験した教学も八識に呼び込む誘い水の役目も果たすわけです。; 返信する

信心の観心 (探玄): 2024-01-15 09:18:55; 名字即の観心は信心の観心です。此れは三大章疏七面七重口決や、其れを引用した本因妙抄に書かれています。; 返信する

観心本尊抄 (探玄): 2024-01-15 09:30:24; 日蓮聖人の観心本尊抄と云うのは、阿頼耶識への下種に必要な観心→信心の観心に必要なお題目と観心装置(御本尊)を解説した抄です。観想→意密中心の天台止観を身口意三密の観心に仕立て上げているんですね。観力が弱い理即凡夫にとり、此れは画期的な法門なんです。; 返信する

上行所伝の下種仏法 (探玄): 2024-01-15 10:05:55; 名字即成仏の法門は天台がパイオニアです。然し、其れを自行化他に及び、且つ三密の信心観法を創り出したのは日蓮聖人なんですね。
此の法門の凄い処は案位の理即→妙法も何も識らない最下根の理即凡夫をして、此の日蓮義の法門を説き聴かせるだけで未来世に必ず成仏せしめる功力があるってことなんです。何故か？→其れは順縁、逆縁を問わず此の法門自体が乗種だからなんですね。
案位の理即成仏を可能にしているのは日蓮義だけなんですよ。; 返信する

浅井要麟はおかしい。 (探玄): 2024-01-15 11:19:40; 浅井要麟は何でも偽撰。此の学者は頭がおかしいわ。; 返信する

秀句十勝抄 (探玄): 2024-01-15 11:38:07; 伝教大師最澄に法華秀句の著書が在りますが、日蓮聖人は末法下種引導の師としての立場から此れを再編したのが秀句十勝抄。
四十余年未顕真実と無量義経で説かれていますが、法華経が説かれるまで最高の教えだったのは華厳経。華厳経の入法界品で善財菩薩の求道の旅は終わるんですね。; 返信する

他宗旨を下す意味合い (探玄): 2024-01-15 12:06:16; 善財菩薩→善財童子。
日蓮聖人が他宗旨を下す意味合いは、仏法の初門は名字即成仏にあり、其れを成就するには法華経の正しい理解が必要だと看破したからなんですね。
また法華経はちゃんとした知識相承に基づいた智徳僧侶等の指導が必要だからです。法華経は相伝に非ざれば知り難しです。白隠禅師の様な天才禅師ですら理解したのは四十過ぎです。私達は沢山の解説書が読めるんで法華経の真意が分かりますが、無いまま読んでいたら全然分かりませんからね。
実際、天台円教の極理を相伝している慈覚大師円仁、智証大師円珍など名だたる学匠ですら密教に重心が移っています。それ程、熟脱仏法は魅力的なわけです。; 返信する

法華経と転(まろばし) (探玄): 2024-01-16 11:28:27; 上泉信綱が創設した新陰流に転(まろばし)と云う極意が在ります。此れは門弟だった柳生宗厳(石舟斎)も会得し、柳生新陰流に代々受け継がれる教えとなります。
どうも技と云うより、心構えの様です。技としては無刀取りが其の範疇かと思います。
要は字の如く、当たり前、常識観を転じれば相手の虚が見え、虚を突くことが出来るって云う意味だと解釈しています。
実は法華経って一般的な見方を転じた教えなんですね。当たり前だと想う心、認識を全てひっくり返した見方を教えています。常識をひっくり返した処に真実の世界が在るって云う教えなんですね。; 返信する

法華転法華 (探玄): 2024-01-16 11:37:24; 六祖慧能が云う法華転法華が名字即成仏でも、等覚が行じる一念三千でも秘鍵かと思います。
名字即の観心、三大秘法義は器としては大したものです。ただ、其の器や器の観心を転じないと本物とは成らないんですね。
等覚が行じる一念三千観も其れを転じて、始めて本物の一念三千観になるんだと思います。
要は執着した観心は駄目だってことです。; 返信する

観心にして観心に非ず (探玄): 2024-01-16 11:49:59; 法然上人が一枚起請文中、観念の念仏にも非ずって書いてますが、何々やったろでは無く、心に雑念を払った称名念仏を勧めています。
観心はこうで無いとあきませんね。; 返信する

無量義処三昧 (探玄): 2024-01-16 18:24:38; 法華経の開経である無量義経に一念三千観の秘鍵があると思いますね。
華厳経は海印三昧を説いているんですが、其の根本は？と云うと無量義処三昧なんですね。無量義処三昧とは一念三千観のことです。法華経とは此の無量義処三昧→究極の悟りの内容を喩えを多用して説明している無上の経典なんです。
ポイントは諸法実相を転じた観法だと云うこと。転じるとは否定なんですが、否定し続ける結果の観方は何か？と云うと一心三観なんですね。
つまり諸法実相を一心三観で転じた観方が本当の一念三千観ですよと説いた経典が無量義経なんです。
六祖慧能が法華転法華を説き、道元が正法眼蔵で法華転法華を解説しています。此れは無量義経に説かれる真の観法は実相観を転じた観方が禅なんですと云ってるんですね。; 返信する

真の乗種 (探玄): 2024-01-16 18:45:01; 法華論を書いた天親菩薩は法華経を種子無上と、其の著書で説いています。此れを受け継ぎ天台、伝教、日蓮と法華経の種子論は展開されるんですね。
究極、法華論の種子無上説は日蓮聖人の下種・乗種論に極まるんですが。; 返信する

無量義経 (探玄): 2024-01-16 18:54:29; 無量義経とは「諸法実相観を転じた観法の教え」を意味しています。; 返信する

真言門 (探玄): 2024-01-16 19:08:18; 真言密教の真言門は陀羅尼門の総体である海印三昧の範疇に在る教えなんです。つまり真言密教は華厳経に含まれるべき教説なんですね。海印三昧を成す究極の三昧は？と云うと、無量義経に説かれる無量義処三昧(一念三千観)です。法華経は無量義処三昧で獲られた内容を説いている教えなんで、大日経や金剛頂経より勝っているのは当然なんですね。日蓮聖人が慈覚、智証、不空、善無畏、弘法を批判するのは当然なんです。; 返信する

立正安国論 (探玄): 2024-01-16 19:15:16; 仏法が逆さまだから、世の中も逆さま→無秩序になるんだって云うのが、日蓮聖人が書いた立正安国論の趣旨なんですね。; 返信する

邪法、邪師 (探玄): 2024-01-16 19:23:02; 所謂、邪法・邪師が跳梁跋扈する世の中にあっては、天の神も怒り人民は安穏に暮らせないって云う考えが立正安国論です。
ある意味当たってると、私なんかは思いますね。
今の世界の在り方を見てもおかしいでしょ。勿論、日本自体おかしくなって来てますよね。其れが何に起因するかは大体の日本国民も分かってるんですね。分かってるんだけど、どうしょうもないって感じなんですね。; 返信する

真言門・陀羅尼門は尊いが。 (探玄): 2024-01-16 20:00:38; 真言門・陀羅尼門は尊いんだけれど、其の基になっている無量義処三昧(一念三千観)、其の三昧の智慧・証覚を説いた教えである法華経を下して、あんたそれでも正師なんか？が日蓮聖人の弁なんですね。
確かに、其のとおりですわ。富木常忍なんかは教養もあった武士だったんで、日蓮聖人の説法を聴いて成る程なぁ、其れも道理だと感心したと思いますね。聖人の重要な御書が常忍の手元に送られ、今日中山法華経寺に大半が格納されたのも、聖人が彼を見込んでのことだと拝察します。; 返信する

秋田城之介 (探玄): 2024-01-16 20:11:53; 安達泰盛の祈願書が高野山霊宝館に保存されています。大体、北条家に連なる縁者は真言贔屓が多く、此の安達泰盛もそうだった様です。彼も日蓮聖人には興味があった様ですが、聖人は彼との交流を拒んでいますね。真意は解らないんですが。安達泰盛と平左衛門尉頼綱は不仲だったんで、安達泰盛と親交を深めていたら完全に抹殺されたかも知れません。と云うか、比企大学と親交があって交流を避けたのかも？って云う感じもします。何故なら、比企家を滅亡させた時、安達家も其の一統に加担していましたからね。; 返信する

阿字が大本では無い (探玄): 2024-01-16 21:32:45; 阿字は菴摩羅識が生起した後に心中見られるもので、阿字が大本では無いんですね。
菴摩羅識生起は乗種が阿頼耶識に下されてから起こる現象なんで、大本は乗種であると云うことです。乗種とは何か？ですが、其れは法華経。法華経を端的に云えば一念三千観なんですね。
此れ、凄く大事な法門なんですが、具体的に説いているのは日蓮聖人だけなんですね。まあ、具体的と云っても、日蓮聖人の仏法も突き詰めればかなり難解なんですが。; 返信する

一般人の仏法観 (探玄): 2024-01-16 21:42:53; 一般人の仏法観って、仏教ならどんな宗旨でも成仏出来る、成仏まで行かなくても尊い教えだって云う感覚です。実は段階、順序があって種熟脱の三種教相って仏法の根幹なんですね。其の手順どおり踏めば成仏は可能なんですが、私達は其の手順を過去世何代にも亘り踏み損なったから三界を流転しているわけで。; 返信する

日蓮から入れば理解し易い (探玄): 2024-01-16 21:48:01; 仏法は日蓮から入れば理解し易いんです。
日蓮を理解した上で他宗旨を学べば良いのに、逆から入るから理由が分からなくなるんですね。; 返信する

歎異抄 (探玄): 2024-01-16 22:00:15; 歎異抄は確かに凄い仏教哲学書です。しかし、こと成仏ってことに注視した場合、其れが何なん？ってなるんですね。思想・哲学と仏道とは問題視する次元が全く違うんですね。; 返信する

真宗の教え (探玄): 2024-01-16 22:13:26; 真宗の教えは窓口も広く、簡単そうに見えます。しかし、かなりハードルが高いんですね。真宗は正定聚の信仰基盤を求めます。→此れ、中々なんですね。
大峯師、梯師など凄い真宗の先生等が居たんですが、大峯師の話なんかでは正定聚獲得は当たり前が前提なんですね。; 返信する

信仰ですから、やはり真剣 (探玄): 2024-01-16 22:23:58; 信仰ですから、談義中笑いを挟んでもやはり真剣なんですね。生命がけで信仰を求めた方もいらっしゃるんで。→此処が宗教や思想の怖い処です。
イエス・キリストは人はパンのみに生きるに非ずと修行中言ったとか。
人間を内部で突き動かしているのは、思想・生き方の姿勢なんですね。其の中でも一番強固なのが信仰なんです。強固な信仰は死ぬことなんか恐れませんからね、寧ろ恐れることを恥じるんですから。; 返信する

強信者は何処にも居ます (探玄): 2024-01-16 22:31:59; 法華に限らず、強信者は何処にも居るんですね。
其れが手順を踏んだ教えであろうが、無かろうが。また、正しい教えであろうと、無かろうと、なんです。
しかし、其れは人間側だけの判断でして、法(Dharma)としての順当な仏法とは関係ないんです。
此処で最重視すべきは順当な仏法、つまり手順なんですね。; 返信する

大活現成 (探玄): 2024-01-16 23:03:01; 大死一番、大死底人、大活現成って禅語録に在りますが、自身にある固定観念を捨て切りなさいって云う意味です。人間を突き動かしているのは、思想・信条・宗教観です。其れを否定し尽くした先に真理が見えるわけなんですね。
無量義経に沢山の否定する言葉、非ずが出て来ます。非は転じるなんですね。; 返信する

自他平等観と空観 (探玄): 2024-01-16 23:37:57; 否定し尽くした観の先にあるのは、自他平等観と空観と云われています。此れが元になり大悲に繋がるんですね。菩提心→仏道(自己の否定→大疑団)→大悲心
大悲心→真の菩提心。
菩提心も進化、変化して行くんですね。; 返信する

法華と観無量寿経 (探玄): 2024-01-17 02:03:16; 無量義経が開経で無量義処三昧の悟りである法華経が説かれます。其の説法の最中、中断して説かれているのが観無量寿経なんですね。再度法華説法が再開終了し、観普賢経が結経で締め括りとなります。
此の観無量寿経が阿彌陀念仏と法華の親密性を深める起爆剤になっています。何故、最高の教えである法華経を説いている最中、王妃とは云え一女子、一凡夫のために釈尊は王舎城に出向いたんでしょう？
私が想うに、大悲心なんですね。テーマは。大悲心、しかも行動しなければ全く意味がないことを示唆しているんだと思います。; 返信する

法華経の心 (探玄): 2024-01-17 02:11:50; 法華経の心である大悲を具現化した教えが、観無量寿経だと思いますね。; 返信する

切れない仲 (探玄): 2024-01-17 02:25:04; 阿彌陀念仏と法華経は切っても切れない仲なんですね。日蓮聖人が念仏無間と言えども、此れはどうしょうも在りません。まあ、日蓮聖人は当時の鎮西系の馬鹿念仏宗徒等に対する反駁が、念仏無間と称するに至ったわけですが。
法華経は能開、浄土経は所開と云われています。しかし、裏を返せば観無量寿経の大悲開顕から他の経典を能開しているようにも想うんですね。; 返信する

大悲引摂門 (探玄): 2024-01-17 10:25:23; 観無量寿経は大悲引摂門にして摂取不捨門なり。
此の観無量寿経と云う教えは仏様の大悲心により衆生を引導し、救い取った後は絶対に捨てないと説いています。
実際、南無阿弥陀仏と云う名号自体が一念三千なんですね。一念三千は法華経にしか説かれていませんが、何故か観無量寿経のみバッチリ南無阿弥陀仏と説かれています。此の意味って凄く深いと私は想うんですね。; 返信する

南無阿弥陀仏が一念三千？ (探玄): 2024-01-17 10:32:29; 南無阿弥陀仏が一念三千、一心三観の意味が籠められていることが分かれば、釈尊・阿彌陀如来の二尊の慈悲も理解出来ます。南無阿弥陀仏自体が既に乗種であり、摂取不捨のため出し惜しみせず仏様は功徳の全てを衆生に与えているんですね。; 返信する

片側のみが日蓮義 (探玄): 2024-01-17 10:36:01; 下種論の片側のみ掘り下げたものが日蓮義でして、本来観無量寿経の南無阿弥陀仏にも下種教相は在るんですね。; 返信する

能開と所開 (探玄): 2024-01-17 11:15:48; 法華経は能開の教え。他経は所開の教え。浄土三部経も所開の教えなんですが、南無阿弥陀仏の名号だけは乗種であり能開の徳を持っているんですね。即ち南無阿弥陀仏は法華経なんです。; 返信する

証空教学 (探玄): 2024-01-17 11:23:21; 観無量寿経の南無阿弥陀仏と云う名号が既に法華経であり、大悲引摂門として観無量寿経の南無阿弥陀仏から能開し、教相を打ち立てのが証空の教学。; 返信する

弘願一乗 (探玄): 2024-01-17 17:02:34; 大悲引摂門とは弘願一乗のこと。本願一乗とも云います。法華経の説法を中断してまで釈尊が王舎城まで出向き、韋提希夫人を心の闇から救ったことが書かれた観無量寿経は、弘願一乗こそ凡夫をすくい取る唯一無二の法門であることを示唆しています。; 返信する

もう一つの救い (探玄): 2024-01-17 17:19:27; 法華経での救いは結要付属の神力品、属累品で各菩薩等に託されています。
其れでは救われない最下根の凡夫のため、説かれたのが観無量寿経なんですね。
最高の真理を説いている最中に、其れでも救えない衆生を済度するため二尊が憐れみ、紡ぎ出した法門が浄土門なんです。; 返信する

二つの最高峰経典 (探玄): 2024-01-17 17:26:48; 法華経は真理を説いた最高峰の経典です。観無量寿経は大悲引摂、弘願一乗を説いた最高峰の経典なんですね。法華経は理(ことわり)を観無量寿経は情(なさけ)の最高峰経典なんです。; 返信する

理が方便として発現したのが情 (探玄): 2024-01-17 17:37:10; 但し、理(ことわり)が方便として発現したのが情(なさけ)なんですね。
故に観無量寿経は法華経から出たものに違いはないんです。
この辺り浄土宗旨の方々は間違ってはいけないと思いますね。此処を間違えるからややこしくなるんですね。; 返信する

道理では救えない衆生のため (探玄): 2024-01-17 17:55:17; 道理では救えない衆生のために設けられたのが浄土門なんですね。
ガミガミ正論を吐かれ、注意されたりします。確かに其のとおりにやりさえすれば矯正され、正しい生活が営めます。然し人間ですから自制出来ないんですね。
ただ、此処に心底自分を想う方に出会い、いつも見守っているからと情を絶えずかけられているのを知る時、人は本当に救われるんですね。; 返信する

近角常観 (探玄): 2024-01-17 18:26:39; 近角常観がアインシュタインに語ったお話。

アインシュタインは仏教にも造詣が深く、関心も在りました。日本に来日した折、真宗大谷派の僧侶だった近角常観と云う方と対談しています。

アインシュタインが仏様とはどんな方ですか？と訊ねたところ、近角師は皆を摂取不捨ですくい取るお方ですと答えました。更にアインシュタインが其れはどんな救いかを訊ねたところ、在る話に及びました。

長野県の在る村では食糧事情が厳しく、高齢になったら身内でも口減らしのために山奥に捨てる風習がありました。
在る家で高齢になった母親を口減らしのため、山に捨てに行くため母親をおんぶして、トコトコと漢が歩いていました。また引き換えして来られてはマズイので、なるべく複雑な道のりを選んで歩いていました。山奥で木々がある中、おんぶされていた母親が其の道中、ポキンポキンと枝を折っては道端に捨てていました。其の息子である漢は「そんなことをして目印にしても家には帰れんぞ」と母親に言いました。すると母親は「そんなことはわかっとる。ただ、お前が道に迷わずに帰れるように折っとるんじゃ」と答えました。
此の時、漢は泣き崩れ自分の愚かさを責めました。
漢は前非を悔い、母親を家に連れ帰りました。

此のお話を聴き終わると、アインシュタインは号泣し、「神は居た」と言ったそうです。
日本滞在中の感想を訊ねられた時、此の話で感銘を受けたことを述べられたそうです。; 返信する

アインシュタインの宗教観 (探玄): 2024-01-17 18:39:07; アインシュタインはアシュケナージ・ユダヤ人なんで、ユダヤ教徒かと想われがちですが、彼は無神論者なんですね。但し、一点宗教観が在るとするなら、スピノザの神（宇宙法則）の信奉者だったことです。また仏教には好意的で、仏教の中に物理法則的な教えに関心が在りました。; 返信する

南無阿弥陀仏 (探玄): 2024-01-17 18:53:24; 浄土経典は所開の教えながら、本願一乗と南無阿弥陀仏は一個超絶した感がある法門です。何故なら、南無阿弥陀仏、此れ自体が法体だからです。; 返信する

もう一つの法華経 (探玄): 2024-01-17 18:56:57; 観無量寿経はもう一つの法華経だと思いますね。; 返信する

二つの法華経 (探玄): 2024-01-17 19:08:59; 観無量寿経は法華経なんですね。
妙法蓮華経は理から説いた法華経。
観無量寿経は情から説いた法華経。; 返信する

法然上人 (探玄): 2024-01-17 19:41:06; 日本に浄土教を根付かせたのは法然上人の功績なんですが、仏教思想に大転換をもたらした方でも在りました。其れまでの仏教は理(ことわり)だったんですね。
法然上人は其れでは民衆は救えないと看破したんですね。其処で見つけたのが情(なさけ)の仏法だったんです。釈尊の教えは理と情、二つの法門から成り立っているんですね。当に、日本仏教に於いて大転換を成した僧侶は法然上人を於いて他には居ないんですね。; 返信する

情(なさけ)の法門 (探玄): 2024-01-17 20:00:28; 結局、凡夫は情(なさけ)の法門でしか救済出来ないんですね。勿論、私自身も含めて。
此処が解らないと浄土教は解らないです。
聖道門バリバリの名だたる僧侶、例えば龍樹、天親、天台、良源など阿彌陀に帰依したのか？
やはり、最期は情(なさけ)なんですね。理の法門はしんどいんです。; 返信する

聞即信 (探玄): 2024-01-17 22:44:18; 南無阿弥陀仏の名号に全てが積まっていますから、此れを信受するだけなんですね。; 返信する

南無阿弥陀仏の不思議 (探玄): 2024-01-18 04:44:09; 浄土経典は確かに法華経の様に二乗作仏、一心三観、一念三千、久遠実成等など他の経典を凌ぐ説明は在りません。パッと見、爾前・権教なんです。
然しながら、南無阿弥陀仏と云う名号は一心三観、其処から導かれた一念三千法理、阿字本不生、如来本願力が入ってるんですね。
つまり、阿彌陀念仏の名号だけは法華経なんです。親鸞聖人なんかは此れを看破して、名号を仏種とされています。また横超の教義なんで聞即信と、正定聚を獲れば現世での往生が可能なんですね。
南無阿弥陀仏の名号は仏様の大悲から生まれた独立した法門の体を成しているんです。; 返信する

法然上人の智慧 (探玄): 2024-01-18 04:57:12; 法然上人が現れるまで、日本仏教の教判は天台か真言のどちらかだったんですね。
ところが、法然上人はもう一つ新たな教判の教義、善導流の浄土門を差し入れて来ました。
此れ、余程の行と学がないと出来ないんですね。全く違う体系なんで。
日本仏教の根幹を変え、聖道門と浄土門の二大潮流にしたのは法然上人の大きな実績なんですね。; 返信する

延命十句観音経 (探玄): 2024-01-18 05:09:02; 天台教学では説明がつかない教義は、法然義の念仏以外に延命十句観音経が在ります。此の短いお経ながら単立した法華経の体を成しているんです。
釈尊の仏法は天台教学で一括りに出来ないって云うことなんですね。; 返信する

天台教学からの独立 (探玄): 2024-01-18 05:19:59; 日蓮義って云うのは、其の殆どが天台教学からの借り物です。名字即成仏の簡易化した観心に焦点を当て、天台教学に加上した教義なんです。
法然義や法然上人の弟子等が立てた教判って、完全に天台教学から独立しているんですね。日蓮義にどっぷりの方々は是非御覧下さい、笑ってしまいますから。
鎌倉期にコペルニクス的大転回の仏教が日本に誕生したんですね。; 返信する

法然義の分派 (探玄): 2024-01-18 05:50:41; 法然義は弟子等により沢山分派したんですが、現在残っている処で大きく分けると浄土宗系と真宗の二つです。浄土宗系は他力なんですが、宗祖の法然上人が熱心に念仏行をやっていたこともあり、自力が混じってます。特に鎮西派→今の知恩院を総本山とする浄土宗に顕著に見られます。西山派は鎮西に比べ真宗に近いです。近いですが、鎮西と同じく円頓戒も設けていますし、行もします。真宗は高田派なんかは円頓戒が在りますが、鎮西や西山派みたいな行はしません。
真宗は南無阿弥陀仏一本なんですね。勿論、お坊さん等はお寺の儀式があるんで、色んな行儀法儀は習得されていますが。行を信に転換し、信が確立した後は報恩感謝、現世往生した上は治生産業に励み、仏に恥じない生き方をしなさいなんですね。まあ、浄土教の極致が真宗なのかなって感じです。; 返信する

真宗の合理性 (探玄): 2024-01-18 06:20:52; 日本人の思想・思考に多大なる影響を与えたのは法然と親鸞なんですね。特に親鸞から連なる真宗の影響がめっちゃデカイんです。
日本人には隣同士痛みを分かち合うみたいな処が在ります。此れ真宗の運命共同体的発想から由来しています。近江商人の三方よしもそうで、近江商人の宗教観って真宗なんですね。南無阿弥陀仏に行も入ってるんで、信を確立した後は、阿彌陀如来への報恩感謝。何に報恩感謝するのかって云えば、現世は既にお浄土なんで、仏に恥じない生き方を治世産業で行うことなんですね。日本人の道徳観にも多大なる影響を与えているんです。; 返信する

宗教社会学 (探玄): 2024-01-18 06:28:31; マックス・ヴェーバーが日本人を研究していたらプロテスタント教徒以上に発見があったと思いますね。; 返信する

日蓮義にみる思想的影響 (探玄): 2024-01-18 06:47:28; 日蓮宗旨を信奉していた偉人は、斎藤道三、織田信長、北一輝、石原莞爾、土光敏夫、池田大作ってとこでしょうか。共通しているのは革命児ってとこでしょう。斎藤道三は下剋上のハシリだし、織田信長は伝統的な武士秩序を破壊しました。因みに信長を入れたのは本能寺に日承上人って云う皇族系の偉いお坊さんがいました。信長は此の方に一方では帰依してたんですね。日蓮義は闘い、革命理論的な部分も多分にあります。精神活動や思想、思考に影響を与えるんですかねぇ？; 返信する

日蓮義の間違い (探玄): 2024-01-18 07:07:44; 日蓮義が間違ってるところは、南無阿弥陀仏は仏種ではないと言い切った処に在りますね。
確かに当時の鎮西派浄土信徒等の謗法行為は目を見張るものがありました。此れは無住著沙石集に書かれてあるとおりです。
然しながら、南無阿弥陀仏が仏種でないとは流石にヤバイ。日蓮義が大謗法を犯している部分でも在ります。
南無阿弥陀仏は仏種であり、乗種なんです。; 返信する

自宗旨確立のため (探玄): 2024-01-18 07:15:41; 日蓮聖人が南無阿弥陀仏は仏種でないと言い切ったのは、明らかに自宗旨確立のためかと。
仏種でないわけがないんですね。此れは弘法大師が真言宗確立のため、天台宗を八番目にしたのと同じ？いや、ちょっとやり過ぎですね。
日蓮義がヤバイのは他にも多分に在るんですが、此の教義を正面から受け取る危険性は肝に銘じる必要が在りますね。; 返信する

凡夫が持つべき宗旨で一番は？ (探玄): 2024-01-18 07:23:15; 此れ、あんまし言いたくはないんですが。
浄土真宗ですね。やっぱ、此の宗旨は凄いわ。; 返信する

真宗の合理性2 (探玄): 2024-01-18 08:16:35; 真宗の合理性は蓮如上人が書かれた御文からも伺えます。YouTubeで大峯顕師の法話が在るんで御覧になれば判るんですが、非常にスマートなんですね、内容が。阿彌陀さんを自分の内に取り込んだら、其の薫習は怒ろうが、なにしょうが消えないっておっしゃってます。日蓮義なんかで云う下種ですよね。正定聚って阿彌陀さんが阿頼耶識に下種された境地なんですね。其の後は現世で往生したんだから、阿彌陀さんと一緒。其れに恥じないよう治世産業に勤しみ、生活しなさいってことです。→ホント、合理的ですよね。; 返信する

天台教学からの独立 (探玄): 2024-01-18 14:13:20; 法然義は天台教学から独立した教判から成立しています。また法然上人の弟子達から派生し、一派、宗派を成した派祖や宗祖等も天台教学とは違う教判で宗学を構成しています。
其々見て行くと本当に面白いですよ。色んな考え方があって。
其の中でも無駄を省き、合理性と一番理に適っている宗旨が浄土真宗なんですね。; 返信する

浄土三部経 (探玄): 2024-01-18 15:28:44; 南無阿弥陀仏を日蓮聖人は秋元御書でボロクソなんですが、聖人が云われる様に法体、仏種では無いのでしょうか？
恵心僧都源信が著したとする観心略要集、天台口決等を見ると、一心三観、一念三千が阿彌陀念仏には含まれています。更に真言密教の阿字の他、三字に梵語を配し解説している覚鑁著五輪九字秘密釈、静遍、道範等著書も在ります。
日蓮聖人は開会に対して就類種、相対種を挙げ、相対種は法華のみとしています。然しながら、相対種は一心三観から出たものでして、阿彌陀念仏に一心三観は在るんですね。
此等から考えるに阿彌陀念仏は法体であり、乗種であることは明白なんですね。; 返信する

弘願 (探玄): 2024-01-18 15:39:08; 日蓮聖人に対しては、法蔵菩薩が十劫の昔、五劫を推意して練り上げた阿彌陀念仏の名号と弘願を、さても一蹴する神経を疑いますね。
其れはアカンやろと。真迢が聖人をボロクソに批難するのも理解出来ます。; 返信する

阿彌陀如来の理 (探玄): 2024-01-18 19:52:11; 阿彌陀如来とは一心三観なんです。
何故か？阿彌陀如来とは大悲、慈悲を意味しますが、慈悲の根本は一心三観、三観から起こるんですね。
四弘誓願って在りますね。此れは四諦の理→生老病死と云う人間の定めを憐れむ(大悲)心から起こるんですね。; 返信する

観心釈 (探玄): 2024-01-18 19:55:14; 仏菩薩の名前って心相を表すんですね。; 返信する

宇宙の大御心 (探玄): 2024-01-18 19:59:41; 宇宙の大御心の内、大悲心を阿彌陀如来と云うんですね。; 返信する

諸行無常 (探玄): 2024-01-18 20:24:32; 一心三観、三観が阿彌陀さんであることを事例で示します。
平家物語って在りますよね。此れを読むと誰もが切なくなります。何故か？此の世は浮世とも言いますが、有ると思えば無くなり、かと云っても仮として存在はして、其の現象の流転する様が物語をとおして読めるからなんですね。即ち中仮空三諦、三観で知らず知らず読み込めてるんです。
先に切なくなるって書きましたが、此れが大悲の心情でして、誰もが想う心相なんです。此の平家物語は十界論も物語の構成に使ってると云われていますが、人間の諸行無常を描いているんですね。; 返信する

スピノザの神と仏教 (探玄): 2024-01-18 20:40:22; スピノザの神(宇宙法則)と仏教の仏菩薩天部は相応している感じがしません？
科学ではまだ証明されていませんが、其々の宇宙法則、力学を仏・菩薩と云う名称を使って説明したのが仏教だと私は思っています。; 返信する

宇宙の大神＝大日如来 (探玄): 2024-01-18 21:32:05; 宇宙の大神＝大日如来＝無量寿命決定王如来
阿彌陀如来は大日如来五尊、八尊の一つ; 返信する

大日如来＝阿彌陀如来 (探玄): 2024-01-18 21:57:50; 南無阿弥陀仏　南無阿弥陀仏; 返信する

阿彌陀念仏＝仏種 (探玄): 2024-01-18 22:56:00; 元々日蓮義から入ってるんで、阿彌陀念仏否定派だったんですね、私は。
ところが仏教を学んで行くとどうも違うなぁ？しかしまだ否定派だったんですね。しかし、否定派であっても、ある日から突然阿彌陀念仏は仏種だと分かる日が来ます。そして、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏と称えるんですね。阿彌陀さんが自分のところに来たんですわ。此処まで来たら、もうサクセスやね。
日蓮義の呪縛に嵌まって、此処まで来られへん人は可哀想や。; 返信する

日蓮義の長短 (探玄): 2024-01-18 23:05:57; 日蓮義も勿論長所は在ります。私、結構書いてると思いますよ。ただ、如何せん阿彌陀念仏をボロクソに書き過ぎてますわ。此れ、完全な謗法でっせ。必ず仏罰が当たりますわ。日蓮信徒は此の義をマトモだと信じたらあきませんで。
阿彌陀念仏はマジで尊い教えですわ。; 返信する

阿彌陀念仏の尊い理由 (探玄): 2024-01-18 23:19:39; 何故、阿彌陀念仏が尊いのか山崎弁栄師の宗祖の皮髄から述べますね。

1・名体不離の故 2・万徳総持の故　3・聖種子の故
4・弥陀本願の故 5・父子合意の故　6・親縁の故
7・王三昧の故　8・直弁の故　　　9・万機普益の故

　　; 返信する

3・聖仏種の故 (探玄): 2024-01-19 06:47:40; 一番のポイントは此処でして、仏種であることは間違いないんです。然し本未有善の衆生のためには乗種でなくてはなりません。乗種は円乗の教えでなくてはならず、恵心僧都源信が書いたとされる観心略要集の如く法華教理に裏付けされる必要が在るんですね。即ち阿弥陀を一心三観とみなすことが必要なんです。; 返信する

円乗 (探玄): 2024-01-19 07:34:31; 等覚から妙覚に至る観法と理即から名字即に至る観法は必ず円乗なんですね。
円乗→一心三観、一念三千観。
つまり、聖種子の阿弥陀念仏と云えども法華教理が入魂されて、始めて乗種となり成仏の種子と成るんですね。全ての成仏の鍵は法華経が握っているんです。; 返信する

天親菩薩 (探玄): 2024-01-19 07:41:09; 天親は浄土論を書き、其の浄土論を曇鸞大師が注釈して浄土論注を著しました。親鸞聖人は論注で浄土教に開眼したんです。其の天親ですが方や法華論を著していまして、天親の浄土教理は法華論を踏まえた上での論なんですね。この辺り凄く大切ですよ。; 返信する

教判に無理があるわけ (探玄): 2024-01-19 07:48:21; 法然義や他の弟子達が創り上げた教判は、成仏の要である法華経を取り除いて構築しています。
故に無理が在るんですね。天台教理から完全に脱却しょうとする試みは、ある種仏道本来から外れた異流義になっているんですよ。; 返信する

天台の念仏 (探玄): 2024-01-19 21:47:39; 円乗でなくては乗種、引いては成仏の法として満たしていないとするのは、天台系譜を受け継いだ僧侶等は皆そう。
此れは法華系の新興宗教団体が謗法だと槍玉に挙げる、慈覚、智証も同じ。此の二人の人師等は確かに真言密教にどっぷりですが、円乗は必ず自身の真言義に入れてました。天台に阿弥陀念仏が在りますが、円乗を必ず阿弥陀念仏の中に仕込んでいます。
何故なら、先に述べたとおり円乗が乗種であり、成仏法の要だからです。趙宋天台の知礼の阿弥陀念仏も同じく円乗を入れています。というより、阿弥陀念仏を借りた法華経みたいな阿弥陀念仏です。知礼から影響を受けた霊空光謙の阿弥陀念仏も円乗がバリバリに入っています。霊空律師が浄土宗の阿弥陀念仏を批難しているのは円乗が欠けているからなんですね。天台系譜の日蓮聖人は法然義系の阿弥陀念仏はボロクソに批難してますが、天台の念仏をあからさまに批難しないのは円乗が入っているからです。; 返信する

善導、法然義流の阿弥陀念仏 (探玄): 2024-01-19 21:59:25; 善導、法然義流の阿弥陀念仏は南無阿弥陀仏の南無を一番重視したんですね。つまり本願への絶対的帰依です。種熟脱の三種教祖なんかはガン無視です。
天親菩薩の法華論で法華経は種子無上だと云ってるんだけど、親鸞聖人なんかも円乗の教えはガン無視ですからね。日蓮聖人みたいな直言出来る僧侶が居なければ、法華経の本当の値打ちなんか未だに分からなかったかも？です。; 返信する

円乗の大切さ (探玄): 2024-01-19 22:17:30; 山崎弁栄師の様な念仏で悟りを獲た凄い僧侶でも、種熟脱三種教相を詳細に説明していません。
真宗大谷派の学者等なんかは円乗と阿弥陀念仏に関してかなり関心が在るよう見受けられます。此れは良い傾向だと思いますね。
法然義は意識的に天台色を排除した念仏教義を構築したかったんですね。つまり、理ではない情の念仏教義です。然し其れで円乗を切り離すって云うのは、ある意味無慈悲だと思いますね。
師匠の叡空から円頓戒の相承を受けたものの、わざわざ法華一乗戒を切り離して、三聚浄戒と梵網戒を自身相承の円頓戒にしていますからね。法然義が以前ヤバイって言ったのは此処なんです。; 返信する

法然義と永観義 (探玄): 2024-01-19 22:23:48; 法然上人は永観律師の念仏を観念の念仏だと批難しています。私から言わせれば、批難されるべきは法然義の念仏だと思いますね。永観律師の念仏には円乗の理や阿字の理も入っており、また本願の念仏観も入っています。おかしいのは法然義の方なんですね。; 返信する

七高僧 (探玄): 2024-01-19 22:34:56; 親鸞聖人は正信偈で七高僧を引き合いにしてますが、恵心僧都源信の阿弥陀念仏観と親鸞聖人の念仏観は全然違います。また天親菩薩の阿弥陀念仏観とも違うと思いますね。; 返信する

阿弥陀念仏の在り方 (探玄): 2024-01-19 22:50:00; 本願義と円乗が円満に充たされた阿弥陀念仏こそ、本当の念仏だと思いますね。
円乗の理が無い阿弥陀念仏は駄目です。; 返信する

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