鎌倉天地人

鎌倉医療オンブズマン

GGウオッチ7/27⑶:原油価格が底を打つ?2%超える物価上昇と国債増発→財政負担の巨額化→大幅増税?

2016-07-27 22:06:26 | 日記


【16年の原油価格43ドル予測 世界銀行が上方修正   共同2016年7月27日 01:04
 【ワシントン共同】世界銀行は26日、2016年の原油平均価格の見通しを上方修正し、1バレル=43ドルと発表した。4月時点の見通しは41ドルだった。供給過剰の緩和を見込んだ。ただ原油の在庫は高水準で、相場の先行きは予断を許さない。
 価格は、米国産標準油種(WTI)と欧州の北海ブレント原油、中東のドバイ原油の平均。石油輸出国機構(OPEC)加盟国の増産が限定的なものにとどまるほか、非加盟国からの供給が減ると見込んだ。17年は53ドルへと上昇するとみており、15年の51ドルを上回る見通しだ。】

●歴史的転換点となるか?国民はデフレ下の物価高で往復ビンタ
(GG:とうとう原油が底を打ったか?在庫は高水準というし、米国のシェールオイルとサウジの妥協がなったと言うニュースは聞いていないし、まだ予断は出来ない。OPECの増産が限定的なものにとどまるとの観測はあるが、トルコと米では溝が拡大しており、中東に広がればシェールとサウジの妥協があったとしても一直線では進まないだろう。しかし底を打った感触は有りそうだ。
 日銀の物価目標2%が外国からの影響で現実のものとなりそうだ。しかし、これで金融緩和の出口が醸成されるかというなら、そうでもなさそうだ。すでに金融緩和を織り込んで株式市場は”活況”を呈している。円安局面での原油高は日本経済にマイナスの影響を及ぼす。こんどは一転、物価高に流れは変わる。もろもろの生活物価が上がるだろう。これまでの金融緩和でジャブジャブになったカネ余りと相俟って国債が急落する懸念が出て来る。金利が上がる。財政問題が急浮上する。アメリカFRBはシェールオイルが窮状を脱するまで日本の金融緩和を命ずるだろう。値上げによる個人消費の圧迫と日本国債への不信が同時に押し寄せ、財政が巨額の負担を抱えることになる流れが始まるか?ともかく原油が底を打った感触は市場にありそうだ。世銀がその世論を引っ張っている)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿