年末年始我が家とその周りでは風邪の嵐が渦巻いていたわけですが、Gオ&Bこさんの事がそれに輪を掛けていたんですが……
昨日の朝、Bこさん、私の顔を見るなり(つまり、起き抜けにですな!)突然何を思ったのか、
「これから、よしこさんにいろいろ世話になんなきゃならないから、頼みますね」だったか「お願いします」だったか、か細い声で言ったんですよ。
いや、こんな、殊勝なことを言う人じゃありません。少なくとも今までは。
突然と言うか、唐突だったので、前日Bこさんの兄弟が亡くなっているので、その事かしら?と思って
「え?何がですが?今度の葬儀の事ですか?」
と問うも答えず……
な、何だったんだ??
ど、どうしたんだ???と動揺するも、昨日は仕事がハードな日だったので、気になりながらも(というか、ちょっと気持ち悪いと言うか怖いと言うか=何かが起きる予兆か???)そのままになっていたんです。
実はここ3日ほど、Gオさん、発熱他気になる事があって、受診を促したのですがなかなか行かず、Bこさんもおどかして、「とにかく今日はおとうさんと一緒に病院に行って下さい」と言うも「私はなんともないだよ」
じゃなくて!、Gオさんを一人で行かせないで、付き添ってやってと言う意味だと言って、2人でタクシーで行ってもらったんですよ。
ところがですね、家に帰ったら、玄関が開いたまま!
奥の方で、Gオさんのせき込む声は聞こえるけれど、Bこさんの姿がないんですよ。そのうちにぎやかい声が裏から聞こえてきました。
いや、この日、Bこさん、近所のうちに友達と週1、お邪魔する日。
でも、まさか、今日出かけるとは!!!
で、帰ってきたBこさんに「どうでした?入院って言われませんでした?」
って訪ねるも、自分の今行ってきた友達との話を(何をもらっただの、どんな話をしただの)しだすので、「じゃなくって、Gオさんです!Gオさんの診察はどうでした?」
すると、「ああ、いろいろ検査はしただけど、たいしたことなくて、点滴だけしてきたからもういいだよ」
あのさあ、点滴ってそれってかなり重症よと叫びたかったけど、平気でいかなくてもいいようなところに出かけちゃう人ですから、言っても無駄かと思って、Gオさんがでてきたところで聞こうと思ったら、Gオさん、自分で台所にいる私のところに来て、長々説明してくれました。
同じく、「たいしたことない」
と言うのが、メインの話なんですけどね……
その後も具合は悪くなる一方なのに、次の日は自分で車を運転して行ってしまったみたい。
そのあとB子さんの兄弟が亡くなった知らせが入り、さあ、Gオさん、自分の出番と大はりきり。車で行くから駐車場を手配しろだのなんだの、あれはこうしろああしろ…。
さすがに「Gオさん、Bこさんの方のお葬式なんだし、ちゃんと後継ぎがいて取り仕切るんだから、横から口出しちゃダメなんじゃない?それよりも、Gオさん、今回は失礼させてもらったら?とどちゃんもいるんだし。もし、行くにしても、とどちゃんが運転するか、タクシーで行ったら?」
と言うも「だって○○にはまだ、任せられない(伯父さんの息子=65歳)とか、とど(わたいの夫)だって、親戚の事がわからないから、俺がでないと」と頑張っていたんですよ。
でもね、さすがに日々悪くなってきて、ほっとこうかと思っていたんですけど、今日はせっかくの休みだから完全休息日にしたい(女正月にお葬式だし(^_^;))って思っていたんですけど、今朝のGオさんの様子はもう、ほっておける状態じゃなかったんですよ。
「今日は私休みだから、一緒に行きましょう」
始めは「じゃあ、送って行ってだけもらうか」と(どうも、私が先生と話をすると、入院させられると思ったらしい)言っていたんですけど、Bこさんも、「ちょっと、風邪っけが抜けないだよね~」なんて呑気な事を言っているのさ~~~(;一_一)
「駄目!今日は、ちゃんと診察にも付き添って、先生に話をしてくるから!」
と、強引に言い渡したんですよ。
Bこさん、とってもトイレが長いです。私が洗濯物を干し、支度をしている間に、(Bこさんがトイレにハマっているうちに)Gオさん、危ない状態になっちまいました。
なんとか、車に押し込み、病院に行く途中にも、みまかっちまうんじゃって様子になってきちゃいました。
掛かり付け医は玄関が1方通行に面していて、玄関横づけと言っても道路の真ん中。とりあえず、玄関に押し込んで、車を置きにいっている間に、まだ、診察の始まる前だったのに、処置室に担ぎ込まれまして、すぐ酸素吸入されてました。
たぶん、先生も気になっていたんですよね。
酸素飽和度91。酸素をやっている間に救急入院できる病院を探してくれて、落ち着いたところで転院。
その間もはあはあしてろくに話も出来ないのに、入院したら帰れないかもしれないからとか、こんなもの(酸素吸入)が外せなくなったら困るからとか言って、入院を拒否していたんですが、4日前に掛かった時すでに、入院を勧められていたんですよ。
「何が風邪っけだ~!」
でもって紹介状やらレントゲンなど抱えて、病院に行きました。
もう、数歩が歩けない…。でも、ここも、駐車場が離れているし、玄関のゲートも狭いんですよ(;一_一)仕方ない、もう、受付の椅子に放り込んで、とりあえず、車を置きにいって急いで戻りました。
一般の診察室ではなくって、緊急処置室に回されて、とりあえず、診察。
でも、大病院ではないので、結構対応は優しいし、何よりも、問診が丁寧でした。
で、その、丁寧な問診の結果(というか丁寧にしてくれたので、話した事があったんですが)なんと
「薬物による過剰反応」の疑い。
呼吸器がもともと悪いので、てっきり肺炎かと思ったんですが、レントゲンが綺麗。これは私にもわかりました。
3日続けて点滴で抗生剤を投与しても効かなかった。
以前から上腕部にあざが出来たり、指先に水泡が何度も出来る。爪の変形。が見られていたんです。
問診の時にDr.が手を見せて下さいと言ったので、↑が気になっているんですけど…と言ったら、Dr.「あ、薬物だ!」と小さく叫びました。
これは、今まで使っていた薬の中の副作用なのだそうです。
とにかく、薬をすべて見直しましょう。血圧の薬も、吸入の薬もすべて見直さないといけないです。入院して、どの薬がいいのか調べましょうと言う事になりました。
(その、説明にGオさんにも、それから家に帰ってからGこさんにもとどちゃんにもなかなか理解できず……ではあったのですが)
まあ、それで、行かでもいいような、葬式に口出しも外出もする心配もないので、私としては一安心なので、G-を説得。
なんとか納得して(ゆうても、一人部屋がいいだのなんだのぜいはあしながらのたまってましたがねえ)入院を決断。で第1声。
「ああ~、今回は苦しかった~~~」
だよね…。
でもって、散々検査をしてやっと入院手続きの部屋の前で待機。
始めの医院を出る時にもう、私Bこさんにもとどちゃんにも知らせておいたので、丁度入院の手続きの説明のころ、とどちゃんが荷物を持って駆けつけました~~。
でも、とりあえず持ってきてくれたお薬手帳が古いものだったし、薬も一応一通り持ってきた方がいいだろうと、家に帰り、家探しですよ!
でるわでるわ!常用している薬が5種類。吸入の薬が2種類、他時々使用する薬が5重類!更に、今回出た抗生剤が2種類(効かなかった為変えた為)、とにかく引っさらって、すべて持って行った。かわいそうに薬がわからないと処置も出来ないから、Gオさん、すわったまま、ぜいは~しているだけしかないのさ~~。でも、朝と比べたら比べようもないぐらい楽にはなっていたけれど。と言う事はやはり薬だなあ。
でもって、後ほど判明したのが(夜Bこさんと話をしていてわかった)他にサンプルでもらったサプリメント?か何か3日ほど飲んだ!そうな!!
しかも、調子がいいからと、「今日また2箱頼んだのが来た」!!そうな!!!
それ以外にも、実はお正月にBこさんが当番医の耳鼻科に行ってもらってきた薬をGオさんに横流しして飲んでもいたはず(;一_一)
おかしくなったのはその後だからね~。
って言う事はたぶん3が日のうちに飲んだのは何種類?って感じなんですよ。
さて、Bこさんは、状況を把握したでしょうか??
え~と、薬を運ぶのと、不足していた持物を整理していたら、Bこさん
「これ、おとうさんに書いてもらって」と香典袋を私に渡しかけ、さすがにとどちゃんに叱られました!チャンチャン!!
しかし、あの、
「よしこさんにいろいろ世話になんなきゃならないからうんぬん」はいったいなんだったんだろうか??予知能力??