曲がり角で みつけたもの

思秋期になり曲がり角に差し掛かってきました。その中で感じた事、見つけたものを記事にしていきます。

掛川城を見てきました。

2011年11月12日 | 文化

11月6日の日曜日

何年か前に一緒に仕事をしていた人に、急なことで悪いけど、日曜日に空いていたら、ちょっと付き合ってと言われ、彼女は仕事の視察(?)私は付き添い件ついでに(どっちかと言うと遊びだワン)掛川城でも見に行こうと出かけました。

仕事と言っても所属しているNPO法人のなんていいましょうか、今の活動の枝葉を広げたいと言うのが目的で、他の活動法人の活動を視察し、出来れば一緒に活動をしていきたいと言うことのようです。

一応いつもカメラは持っているのですが、雨の日曜日でJRで出かけると言うことになったので、カメラはどうしようかと思いつついたら、別の理事から、「よしこさんもカメラを持って行って撮影をお願いします」と頼まれ、結局デジ一を持っていくことに。

駅前からバスに乗って30分。乗る前にここへ行きますか?とバスの運転手さんに聞いたら、よほど不案内に見えたか、頼りなく見えたか、路線地図がどこそこにあるから見てと言われ、バス停も確認しながら乗っていたんですけど、「次の次です。」「ハイ今度停まるところです」

下りる時も「ここを渡ってスロープを下りて下さい。」とマイクで

下りて横断歩道を渡って行こうと歩きだしたら、バスの運転手さん、中から「バスの後ろ、そこそこ!今渡って!そこにスロープあるでしょ!」

でも、車きてるんですけど…。

こんなとこ渡るの?確かにスロープあるけど、これって裏だよねえ。

会場入り口も逆にどこだ?みたいな裏口から入ることに。

まあ、無事視察も終わり、彼女は交渉があるから忙しいんだけど、私は暇なんで、適当に写真を写して。イベント会場には物品も売っていたんですが、彼女花のアラフォー花の独身なんで、しまり屋のどっぷり主婦の私とは違って、どど~~んとあちこちでお買い上げでしたよ。

雨の中どうするん?って大荷物になった彼女の荷物も手つだいつつ、雨もあがってきたので、会場を後にして、掛川城に行きました。

      

        

何年か前に見た時よりも周りの道路が整備されていました。駐車場もたくさんあるようですが、もう行った時は3時ごろだったので、だいぶ空いてきていました。空の雲がまだ暗くなんだか風雲急を告げる見たいな、ちょっと迫力あるお城に見えました。

庭園の中の様子です。

        

    

赤い実が印象的なお庭でした。

と、このときは掛川城で写した写真の事しか頭になく、彼女も会場でたくさん写真を撮っていたので、私の写真は別にいらないだろなんて、思っていたら、その後彼女から写真をPCメールで送ってほしいと言うので、あんまり考えずにとりあえず写っているものを送ってみたら、報告書に私の写真を張りつけたいけどいいかと連絡がありました。どうぞと言うと、

「やっぱりカメラがいいと違うね」だってうう~~ん、ちょっと微妙…。

ま、後で「クリアに写っていて、私のと全然違うよ。カメラの腕もいいから」とフォローが入りました。チャンチャン!


文化の秋…少し(^_-)ですが

2011年10月15日 | 文化

またまた、過去録ですが、10月初め、施設訪問の仕事で、富士宮の方へ行ってきました。午前中だけの仕事なので、天気が良ければ半分観光気分で行って来れるのですが、残念ながら、朝からの雨がかなり強くなってきて、寄り道等している余裕がなくなってしまいました。

しかも、仕事が終わったころには雨足がかなり強くなり、風も強くなってきてしまって、あまり風雨が強くなると東名高速も由比が通行止めになる可能性があります。

バイパスも迂回して、旧東海道で由比を抜けることにしましたが、その時ふと広重美術館が目に入り、休憩も兼ねて(雨の山道はちょっと疲れるしねえ)入ってみることにしました。

駐車場脇の古い建物。清水銀行の建物、文化財の指定になっているようです。その筋むかいの先に目的の広重美術館

    

門をくぐってすぐ右横の建物の中で、由比の歴史などの展示がありました。

      

 

  

合わせて、切り絵の展示会もあり、力作が並んでしました。

    

美術館の有料部分も見ましたが、撮影禁止なので、中の様子は写せませんが、丁度木曽

の展示会でした。街道ではなくて海道なんですって。

残念ながら、ちょっと物足りない展示…でした…ので、人もほどんどいないし、版画の体験をしてみました。(入場料500円、体験300円です)紙が3枚と、それを入れるやけにしっかりとした封筒とビニール袋を渡されて、体験。

5色刷りと6色刷りの体験です。版とインクやバレン等が置いてあって、順番に摺って行きます。

    

始めなんだかよくわからないような絵ですが、特に最後の摺りで同じ黒の中でもちゃんと版の方に濃淡が出るようになっていて、文字や木の細かいところ周りの枠が浮かび上がり、摺りあがります。

2つ目は4色まではほとんど絵らしいものが浮かび上がりませんが、最後の黒でちょっとびっくりの摺りあがりでした。

    

左と右で、版が一枚増えるだけなんです。どうやってこの濃淡が版であらわせるのか不思議です。

広重も摺り師や版師や、紙屋さんの恩を感じていて、何気なく、絵の中にかかわった人の名前を刷り込んでいるそうです(看板とかのぼりなどに)

絵葉書も3枚、厳選して(?)選びそのうちの1枚は秋の七草が入っている絵にしました。この博物館でも木枠のフレームを売っていましたが(確か700円?800円?)70円の絵葉書だけ買い、後日100均で同じようなフレームを買い175円(消費税込みで(^_-))で現在玄関に飾ってあります。

そしてもう一つ近くのお土産屋さんで、手ぬぐいタオルの秋らしいのを買い、ウオーキングの時に首にしています。柔らかくってとっても肌触りがよくって650円でしたが、なかなか使いごごちがいいですよ~。

               

雨の美術館庭と外観

      

手ぬぐいの方はここから薩埵峠に向かうハイカーが買い求めて行かれるそうです。

今回は寄りませんでしたが、シラスや桜エビの新鮮なものが手に入るところもあるので、お好きな方にはなかなかいいところでしょうね。

この日はハイカーも団体客もいなくて静かな由比の町でした。

1時間弱の寄り道でしたけど、冷たい雨を吹き飛ばすちょっといいひと時でした。