曲がり角で みつけたもの

思秋期になり曲がり角に差し掛かってきました。その中で感じた事、見つけたものを記事にしていきます。

介護保険の不思議

2013年05月29日 | これって介護?

オットの両親GオさんとBこさんは、1月に無事(?)要支援1と2との認定を受けて、お陰さまで、補助金制度で玄関と、庭へのアプローチに手すりを取り付けました。

認定申請から認定に3か月、工事が終わるまで申請時から数えて5カ月でございました~~。

過ぎてしまえば、その間に実家母Yこさんの入院騒動もあり、それほどの日数が掛かったとも思えないですが、それに、ウチの場合は転倒予防での取り付けなので、緊急ではなかったので良かったですが、手続きからなんやら、なかなかの手間です。

付いた手すり

(サムネイルで。クリックすると拡大します。戻る時はバナーの戻るキーで)

その間に、Gオさんの方の体の調子は、現在はまあまあ、現状維持ができていますが、Bこさんの方は、背中の曲がりの度合いが急激に進行してきて、かなり歩行に支障が出てきて、ついてよかった手すりちゃんって感じです。

今日上の手すりの支払いがあり、申請すると料金の9割が戻ってきます。申請は工事を請け負った会社の方でやってくれます。これは、業者のサービスで、本来は本人が申請なのかもしれません。

こういう手続きは本当に煩雑で複雑でよくわからないのですが、「20万円分まで一回だけ申請できる」と聞いたので、20万円以下の工事でも越えても(20万円以上の分は10割負担)「一度だけ」申請できるのだと思っていましたが、お金を支払った時の説明では(というか、工事をすすめられた言った方が正確?)GオさんもBこさんもまだ限度枠まで使っていないので、もしも、希望があれば、追加工事ができますよとの事でした。

ってことは、まだ、終わってない?

のに~~、なぜか同じ時期に申請し、認定が下りたのが遅かったGオさんの方は要支援Ⅱなんですが、もう次の申請が6月に行うということで、昨日の診察時に掛かり付け医にお願いしてきました。

そして、たまたま診察を終えて、やれやれとしていたら、地域包括支援センターから電話があり、6月3日月曜日までに、介護認定の手続きをしなくてはいけなくて、Gオさんと私が入る時に面接に来たいというので、早速今日予約を入れました。

はあ、もう、手続き??

要支援1の認定のBこさんの方はなぜか来年1月までの1年間の期間があるんですよ。

この違いってなんなんでしょうねえ。

だから、結果から言うと、せっかく5月から2人で通い始めた施設にはGオさんはたった2カ月6月までしか利用が出来ないんですよねえ。

もちろん、また要支援がつけばいいですが、自立の判定も出る可能性もかなり高いんですよね。好きだったゴルフをあきらめたので、このぐらいなんとか行かしてやりたいって思うんですが、たった2ヶ月で終了ってことも充分ありえますんですわ(;一_一)

まあ、手すりの補助が出ただけいいと思わないといけないですが。

でもって、この間に進行しちゃったBこさんの背中の曲がりです。

前傾と右に斜めになっているのがわかりますか?

      

背中の紐も斜めですよね。左横に柱があってそれが真っすぐなので、右への傾斜もお分かりかと思いますが、座っても前にこの角度で食卓に覆いかぶさる格好なので、お箸を持っている幅というか高さがないんですよ。お茶碗を置いてお箸でつつくような感じで食べています。

そして、お箸の先が上に向いた状態で(たぶん片づけをするために持ち直して立ちあがるつもりでいながら)かっくんと、寝てしまうんですよね。

食卓で眠ってしまった時

もちろん、目を覚ましている時には頭は斜めではありますがもう少し起きてはいますが、斜め45度ってぐらいの角度です。

私はBこさんの目の前で見ているのでわかるんですが、横に座って、目はテレビのGオさんや、Gオさんの向かえ側に座っているとどちゃんも、テレビかGオさんの方に目が向いているので、2人は気がついていないんですよ。

しかも、こんなんで、右手を脇につけたまま、右足を引きずってやっと歩いているのに、お昼にBこさんにおそばやそうめんをゆでさせて、食べているんです。Gオさんは!去年なんどもそうめんをゆでるのは危ないからって言っても、だっておじいちゃんが好きだからと言って、ほぼ毎日茹でてましたが、今年はいかんせん、無理!

なので、昨日Gオさんの診察に付き添った際に、この事を言いました。

どうも、そうめんをゆでるって時の、鍋に熱湯を沸かし、湯がいて、茹でこぼすっていうのがどれだけ大変か、危険な事がという事が、Gオさんにもそれからとどちゃんにもわかっていないんですよ。

そうめんは小さい鍋では茹でられない事。

茹でたら、ざるに熱湯の入った重い大鍋をざっとひっくり返してあけて、更に水洗いをする。

ぬめりがとれるまで洗って、器に盛る。

その器だって、運ぶのは大変です。

右手が前に出ませんからね。右手を脇にくっつけたまま運んでいるって言う事にも気がついてませんから。

そして、片付けの時も、Gオさんは、自分の食べた器をBこさんの方に寄せるだけで、知らん顔ですから。

Bこさん、立ちあがる前にお箸を逆さにして持ち、その手で、器を積み上げて、持ってから、立ちあがります。

せめて、立ってから、もてるだけの器を運べばいいのにです。

と、言う事を、具体的にGオさんに、言いました。

やはり、炊事をしたことのないGオさんには、全く思いもよらないことだったようで、

「もう、今年は、レンジでチン出来るものしか、駄目だよ。ど~~しても食べたかったら(そうめんを)自分でやってみて。それか、私がいるときなら作ってあげるから、その時だけにしてね。とにかく、熱い麺類は禁止!どうしてもなら、自分でやるんだよ。自分でしないんなら、我慢する!」

と、怖~いヨメに言われて、「へえ~~~(@_@。」の一言。

Gオさん、とにかく最近はBこさんの世話というか、部屋も別にしちゃって、自分の事しかしなくなってたからね、Bこさんの事、気にしていないのさ。

退院直後は仕方ないと思っていたんだけど、最近、これって夫としてどうよ。って思う訳。

やはり、基本は夫婦で支え合うもんだろ~~~。

Bこさんの薬もいろいろありましてね。

実家母Yこさんも、まあ、なんとかなってきたので、ちょっと今度はBこさんの方に目を向けようかと。

とはいえ、いわゆる嫁姑の仲でございますからねえ、匙加減がむずかしゅうございますわ。

実家母Yこさんの方は、一応弟夫婦がいるので、本当はこうしてほしいって事も沢山あるんですが、今度、一緒に法事に行くので、その時に弟とは話しをしようかと思っています。

弟も母親をすぐ叱ったり、怒鳴ったりしちゃうんでね。

わかるんですけどね、たぶん、認知機能がかなり衰えてしまっていると思われるので、叱ったり、頭ごなしに何か言うのは、悪い結果しか産みませんからね。

わたしも、自分なりに、いろいろ勉強もしていますし、介護のブログも読んだりして、参考にさせてもらっているんですが、実を言うと、介護のブログを読んで、もちろん、参考になる事も多々あるんですが、ちょっとめげそうな事もあるんですね。

それは、コメントをつけさせてもらったとして、そのお返事はもちろん、いただけるんですが、こちらには訪問してもらえないのが、大勢で、唯一お付き合いいただいているのが、ヤッチさんなんです。

ヤッチさんの具体的なやり取りの様子は、とても参考になります。そして、力になるんですが、先日も私も心して高齢者に対しなければと思ったのは、→こちらの記事

ちょっと長文で初めての方には、それまでのいろんな経緯があるので、わかりにくいかもしれませんが、是非最後までお読みいただければと思います。

もしかしたら、介護経験のある方は、ご存知の事かもしれませんが、私の心に沁みたのは、

「原点に立ち返って、『怒らない』、『否定しない』、『説得しない』の、この三つを守ってください。ね!?御病気の方でも尊厳が有ります。自尊心を傷つけるのは、一番してはいけないことだと僕は考えますよ。」という、Dr。の言葉です。

先日手こずった、実家母Yこさんに対する時は、3原則の全く逆をしてしまいました。

少し落ち着いて、怒らないはなんとか出来たのですが、説得しないは難しかったです。これは、難しい。

どうしても、「言う事を聞かせる」と言う風になってしまいます。

でも、ヤッチさんの記事を読んで、ぎりぎりいい方向に向かうきっかけ、(少なくとも自分自身の中では)が出来たように思います。

先ほどGオさんの介護認定の申請の手続きにケアマネさんが来てくれました。

なぜ、Gオさんだけ半年なのかと聞いたら、Gオさんの場合、短期に介護度が変動する可能性があるからだそうです。(たぶん要支援から自立になる可能性があるから)

もしも、自立になったら、自分でジムなどに通うか、市で行っている自立支援の教室(3か月のみ)に通って、あとは自分でリハビリや運動をするしかないそうです。もっともっと大変な人がいるので仕方ありませんが、せっかく楽しみにしているのに、たった2ヶ月で終わるっていうのもかわいそうです。仕方ありませんがねえ。

Bこさんの事も相談してみましたが、やはり診察に付き添って、今の状態を直接先生に伝えて、薬の調整がいいのではないかと言われました。

それでも、Bこさんの事をケアマネさんに伝えている時に、ケアマネさんが

「Gオさん、Gオさんも、お嫁さんのいない時はBこさんの事をよく見てあげて下さいよ。お薬もお嫁さんがいない時は気をつけてみてあげないと、もしかしたら、同じものを二回飲んでしまったり、飲まなくは行けないものを飲まないでいたりってしますからね。

他の事も、2人でお互い思いやって支え合ってやってくださいね。

お互い足りないところを、足しながらね。知らん顔はいけませんよ。」

と言ってくれました。

少しはGオさんも、Bこさんに目を向けてくれるかなあ…。

 

と言う訳で、トリプル診察付き添いと、介護認定員による、Gオさんの介護認定で、毎日つぶれます~~~。仕事も月初めでいそがしいでよう(@_@。

なっかなかのハードだぜええ~~。

あ~~~!今週末は信州へ、伯父さんの四十九日の法要に行くし~~~、来週はこっちのGオさんたちのお祝いがあって、義弟一家、娘一家も勢ぞろいでございましたあああ~~。

ぶっは~~あ~~あ~~~(息継ぎの音ダス)

毎日、超ジュウジツつうとこですわねえ。ぐわはははは    

 

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヤッチ)
2013-05-30 17:35:53
こんにちは。

紹介していただいて、ありがとうございます。

お中元の準備しなくちゃだな~。

(^^ゞ
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ヤッチさんへ (よしこ)
2013-05-31 14:48:50
もっと上手に紹介できれば医院ですけどね(^_-)-☆
え?お中元?ブヒ!期待しちゃうよ~~~。
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