曲がり角で みつけたもの

思秋期になり曲がり角に差し掛かってきました。その中で感じた事、見つけたものを記事にしていきます。

道端で…

2012年08月10日 | 身体・病気関係

盛りあがるオリンピック。

ついつい、夜中まで、それに今朝はやはりなでしこが気になって、一度3時40分に目が覚め、丁度試合が始まるところ…でも、また眠りに落ち、そして、5時過ぎに目が覚めて、最後は、ただただ涙。

と言う訳で、ただでさえ10日締めきりの仕事。やり遂げて帰ってきたら、やはり、眠気に勝てず、ちょっと横になろうかなと、思った時に、表が騒がしい。

そのうちにどうも聞き覚えのある声(Gオさん=オットの父)も聞こえてきた。

外に出てみると、かなり太めのおばあさんが家の前の角でへたり込んでいて、車も通れず、通りかかった人が声を掛けるも、ぼ~~としていて、答えがない。

なんとか、車が通れるところまで、移動させようと思うのだけれど、重くて重くて、引きずるようにして5センチぐらいずつ移動させるのがやっと。

自転車で曲がるときに転んでしまったようなのだけれど、自分ではどうしてここにいるかわからない。どうしたのか全く分からないという。

落ち着いてきたら、そのまま帰るというので、すぐ近くに外科があるからとにかくそこに行こうと、連れて行く事にした。まだ、名前もわからないし(聞いてもある電話番号しか言わない)一人暮らしのようだし、行く道々少しずつ聞きだすと、すぐ近くのマンションに住んでいる事がわかった。そのうち頭も痛いといいだしたし、このまま、名前もわからないままでは大変なので、とにかく家に保険証を取りに行こうと、付き添って行った。

鍵?私どうした?

それで、私自転車は?私、転んだの?

話はぐるぐるしていたけれど、なんとかマンションの入り口のロックも解除し中に入る事が出来、部屋の入口に。ドアをなんとか開け、これが保険証?と言いながら、書類の入ったフォルダーを持ってきたので、そのまま、持って行きましょうと言うと、今度はお財布を持ってないといいだす。じゃあ、お財布をと言うとお金がない。と言う。小銭しかないけど…。と。

でも、保険証があれば、なんとかなるから、誰か連絡がつく人がいない?と言うと、また早口で電話番号を言う。娘さんのお宅の電話番号のようだけれど、どこに住んでいるの?と住所を聞いても電話番号だけ。

とにかく、近くの外科(すぐ目の前)まで、連れて行って、必要ならそこで他に行くように言われるから、とにかく行って来ようと、鍵を掛けさせて、鍵をポーチに入れさせて、連れて行った。

行っても、ちっとも名前なども言えなかったが、保険証で検索したら、以前に掛かった事があったそうで、すぐ、診てくれた。

やはり先生にもどうして転んだのかとかどこを打ったのか言えなかったようだ。第一にそこの病院の名前を言っても、私は行った事がない。そんな病院は知らないと言っていたのだ。

とりあえず頭部のレントゲンを撮って、先生が色々説明しているようだったが、出てきて彼女にどうだった?と聞いても「先生は何も言わなかった。何も診てくれなかった」と言っている。

後ろで受付の人が、ひっくり返りそうになっていたけどね。

おばあさんの繰り返し言う電話番号に、病院で連絡してくれたが、留守電だったので、とにかく、病院に連絡を入れるように伝言を入れてくれた。

まあね、ここの病院、私先代の先生から掛かっているし、受付も看護師の人も同級生と先輩なのよ。しかも、子ども同士も同級生だし。無理をお願いもしやすいところなのねえ。そしたら、受付の人も家を知っているというので、良かった。

実は、Gオさん、私の事を心配して、病院まで様子を見に来てくれた。

おばあさんの家に寄って保険証を取りに行った事を知らずに、先に病院に来て、私が来ていないので、心配してくれていた。

帰りもおばあさんの乗っていた自転車を取りに言ってくれて、彼女のマンションまで乗ってきてくれた。

Gオさん、本当に面倒見がいいと言うか、誰にでも親身になって心配してくれる人なのだねえ。それがあるから、まあさあ、Bこさんの事はあっても、Gオさんにまあ、不満があっても、一緒に生活できるんだよねえ。ありがたい事です。

若い奥さんが丁度そのマンションの入り口を解除するところだったので、訳を言って、部屋へ送ってくれるように頼んだ。

繰り返し、もしも、頭が痛くなったりしても助けを呼べないと困るから、近くに住むという娘さんに必ず連絡してねと、言っておいたけれど、わかったかどうか。

私、鍵はどうした?って、頼んだ奥さんにも言っているだろうな。

家に帰ったら、Bこ(オットの母)も、かなりの動揺。

こっちも治めつつの、買い物にもぶっ飛んで行って、なんとか、夕飯間に合いました(*^^)v

その間に、家の近くでも、何も持たないで出ると、そういう時に困るから、何か名前のわかるものを持っていてねと、GオさんにもB子さんにも言い置いておいたけれど、それは若い人でも同様だよね。せめて、病院の診察券でも持っていればなんとかなるからね。

それにしても、あのおばあさん、頭を打ってそうなったのか、もともと認知症でもあるのか?

それに、う~~~ん、頭がBBっちかったのか往生しました。頭が膨らんだだの凹んだだの言って、触ってと何度も言うけど、ええ~~、はっきり言って触るのは…ためらいがありましたわ。体は抱き抱えましたけどね、頭皮に触るのは遠慮しちゃいました

うちのBコさんもGオさんも、実家のB子さん(私の母ね)も彼女より10歳ほど年上ですけど、みんな綺麗な高齢者なのねと、私も見習って身ぎれいにしなくてはと思いましたわ。

いつ、何があるかわからないですからね。みなさん、お気を付け下さいよ。

ところで、前記事の花、まだ咲いていました。もっと丈が伸び間延びしてましたが、元気でした。さすがに写真を撮ることは出来なかったですが。



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2 コメント

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おばあちゃん (ヤッチ)
2012-08-12 00:09:22
こんばんは。

よしこさんの記事を読んでいるときに、自分のブログによしこさんのコメントが入ったので、びっくりしてしまいました。
ネット上でニアミスしていたんですねえ~。

おばあちゃんですが、認知症の可能性大ですね。
私の父が転倒したときとまったく同じ状況です。

なぜかはわかりませんが、転倒したときの前後の記憶が無くなるのもそっくり…。

抱え上げようとすると、腰が抜けた状態で、体重よりも重くなってるんじゃないのという感じになってしまいます。

ご家族の方が面倒をみれる環境ではないのですかね!?
ちょっと心配です…。

それにしてもよしこさん、Gオさん、素敵です!!
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ヤッチさんへ (よしこ)
2012-08-12 11:53:17
こんにちわ。
そうだったんですね、同じころにコメントをお互いにしていたんですね。それにしてもヤッチさんお返事が早い!私の方は遅くてごめんなさいね。
やはり、認知症でしょうか。
そうなんですよねえ、あんなに重くなっちゃうんでしょうかと思うぐらい重かったですよ。3人がかりで動かしましたが、少しずつ引きずるしかなかったです。明るい時で良かったですが、暗い時じゃあ本当に危ないです。それに、家の辺はあまり車は通らないんですよ。人は道路の真ん中を歩くぐらいですからね。一つ安心したことは近所の人が(新しく引っ越してきた人も含めて)みんな出てきた事です。何かあってもこの辺なら大丈夫です。でもすぐ近くにはかなり交通量のある道もあるので、そんなところでフラフラしていたら大変です。
おばあちゃんのマンション、かなりいいクラスのものでした。もともとは誰かと一緒に住んでいたか、一人だと言うのが違うのかもしれません。玄関に女性ものでしたが、お年寄りの履かないような、靴がありましたしね。傘も何本もありましたし…。マンションの入り口は鍵で開けるタイプで、もしも、そういうのがわからなくなったら、家に入れないですよ。管理人さんももう、帰った時間になってしまっていましたし。こういうときってどこまでかかわるべきか、迷いますね。
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