曲がり角で みつけたもの

思秋期になり曲がり角に差し掛かってきました。その中で感じた事、見つけたものを記事にしていきます。

思い切って連れて行った(^_^)v

2012年06月10日 | 身体・病気関係

もう、結婚してかれこれ30年(しみじみ)なんてございますが、ってことは、夫両親との同居も30年でございますよお~~。完全同居でございますわ。結婚した当初は夫弟もいましたから、生まれた子供も含めて、家族が5人以下になったことはありません。

30年同居ってことはですよ、もう完全に自分の親と過ごした時間を軽~~く越えてしまったわけで、物語上では実の親のように思っていますなんてのたまうところですがあ!

そうは、まいりませんのよ。

なぜか、夫母は、いや、別に仲が悪いってわけでもないし、すごく嫌いってわけではないけれど、夫母と2人きりって、びみょ~~な時間なんですよねえ…

むこうはどう思っているかわからないですけどねえ。まあ、少なくとも実の娘のようになんてはいわないでしょうな!はっきり「嫁」って思ってますわ。こちらは、「嫁」として認めてもらえれば上等と思わないといけないだろう、立場です。

今まで、一番拒否してきたのが、オット母を自分の運転する車に乗せること

ええ、先日の義叔母(夫父の姉)の葬儀に49日の法要の時にも、うまああ~~く、オット母と2人で車に乗るのはすり抜けてきました。

その代わり、やってきたのが、別の義叔父叔母夫婦を、えんやこら、80kmの道のり、私の運転で、通夜・葬式・49日法要と送迎いたしましたの。

だって、まだ、その方がましですもの。1時間余りの道のり夫母と2人の空間って…、はっきり言って私、避けたいんでございますわ。夫にはすみませんがねえ。苦痛ですの。

でもって、話は変わりますが、皆さん、あちこち、痛いところがあるわけですよねえ。もう、だって夫両親もその兄弟も、全員80歳をかる~~く越えてますものね。サッサ歩けるのは夫父だけです。

夫母は体が斜め右に傾き更に前に傾斜してきたのですが、それがひどくなり、歩く時も傾斜している側の足を引きずって歩くようになりました。最近になってわかったんですが、まっすぐすると足がしびれて痛くなるそうです。

義叔母は以前から膝が悪く、つえなしでは歩けず、立ったり座ったりも介助なしには出来ません。

二人とももちろん、近くの病院にも掛かり、それなりに治療もしているのですが、どんどん、動けなくなってきているんです。

夫母の事は気になり、何度か自分の通っている整形外科を勧め一緒に行こうと誘ったのですが、なかなかうんと言わなかったんです。まあ、自分が良ければいいやと、連れて行くのも大変だし、でもねえ、今のうちにリハビリすればなんとかなるんじゃないかとも思いながらも、本人の意思がなければねえ…。それに、二人とも夫がなんていいましょうかあ、やさしくないっていうか、動きが鈍いので、イライラしているだけで、荷物を持ってやるとか、ドアを開けてやるとか、待ってやるとかすればいいのに、ただ、早くしろとか、なんでそんなに遅いんだみたいなね。ましてや病院なんかに付き添いなんかしてやらないからねえ。

と、どういう訳か、義叔母が、私の通っている整形外科にタクシーで行ったそうな。

なんと!片道4000円!往復で8000円!(8000円も掛かったというのは今日聞いたんだけど)

そして、その2日後、今度は夫母がやはりタクシーで(いつもは夫父がタクシー代わりなんだけれど、夫父が行ってくれなかったらしい。意地になって自分で=タクシーで行くからいいでしょ!と出かけたようなのだ。)行ってきて、今までのところとだいぶ違う治療方針がでたらしい。

Y整形に行ってきたよと言う話は聞いて、え?ってびっくりしたんだけれど、話を聞くと、行って良かったねって言う感じなんですよ。

とりあえず、関節への、1週間に一度の注射と、リハビリ(内容も前のところとかなり違うリハビリ)そして、たぶんコルセットのようなものだと思うのだけれど、前かがみになって斜めになっているのを真っすぐなるようにする装具を作る。足にある静脈瘤対策のストッキングを履く。右足の親指の爪の形を整えて、靴が正しく履けるようにする等をする。足の長さが違うので、それも靴で調整する必要があるのだそうです。

今までのところは痛み止めと、牽引、あとマッサージで、いわゆる骨粗鬆症の為の変形だから仕方がないと言われていたようです。

遠いとはいっても、家からはバスの乗り換えなしで行ける場所なので、終点から終点まで乗って行けば1時間弱で360円で行かれます。本人がその気なら、バスで通うのもリハビリになるし、と言うのも、言いました(というか、そう言って勧めていたんです)。

本人も自分で行く気になっているので、そのままほおっておこうかとも思ったんですが、毎週土曜日は私もリハビリに行くので、昨日、オット母に一緒に行く?って誘ってみたんです。

本当は1週間後の午後に装具の作成があるというのですが、リハビリだけならやってもらえるから、行って見る?装具の事もよくわからないと言っていたので、もしなんなら、診察を受けて、説明を一緒に聞いてもいいしってね。

なんかね、義母って今までは肝心なことは私には相談してくれなかったんですよね。でも、何度話してもその気がないのかと思っていたんですけど、義夫を頼らず自分で行って、そのあとも自分でなんとか通おうって言うのが、よくわかったし、それだけの事をして通うだけの価値がありそうじゃないですか。

あの、斜めったつんのめった、急に老化してきたのを見ていると、やはり、気の毒に思ってね。

そしたら、いつもは時間がかかるのに、一生懸命支度しているんですよ。

だから、つい、「叔母さんも行くようなら、誘ってみる?」って言ってしまいました。

叔母さんも薬が無くなったので、行きたかったと二つ返事で、こちらも超スピードで支度をして、自宅前でスタンバイ。

で、車の中で、聞いたら、片道4000円!往復で8000円!

でもね、叔母さんもY整形に行ったら、良かったんですって。でもそれだけ掛かればちょっと考えちゃうじゃないですか。だから、すごく喜んでくれました。

いろいろ、病院でも2人とも頓珍漢な事をしたり、耳がかなり遠いので、特に叔母さんはほとんど聞こえていないので、なんていいますかあ、通訳??介助???リハしながら、やっておりました。結構爆笑物の事もあったりしてねえ。

お昼もだいぶ回ってしまったので、急いで送って行こうと思ったら、義母が

「3人でお蕎麦でも食べて行こうよ。ね!食べて行こうよ。どうせ、男どもは勝手に食べているでしょ。いいよ、食べていこうよ!」

と言うので、丁度帰り道にいつも行列のできている手打ち蕎麦のお店があって、行列が出来ているって言うことは美味しいのかなあと横目で見ながら、通り過ぎていたので、そこに寄って見る?と言ったら、もうお昼はだいぶ回っているから、大丈夫よ、そこにしようなんて珍しく義母が乗り気。

丁度止めやすいところのPが空き、タイミング良く入れました。

席も丁度空き、店員さんも感じがよく、注文に時間の掛かる私たちを待ってくれました。

お店の中はとても感じが良く、何より庭がオープンになっていて、京都のお店に寄っているような気分です。(さすがにカメラは置いてきたので、携帯電話での撮影です。まさか、こんないい被写体があるとは思わないしねえ。持ってくるんだったねえ。でも2人連れて雨の中じゃね…)

     

お店の前では蕎麦打ちの実演もしていますしね。

お蕎麦も味もそれから、歯の悪い年寄りにも食べやすい固さで、いつも何でも半分近く残してしまう義母も完食

いや、正直言うと義母と出かけたくない理由の一つが、食べるものとか、連れて行く場所、どこへ行っても何を食べても、なんだかんだ、けちをつけることなんですが、

「完食」するんだみたいな

なんかねえ、気分良かったですよ。

すご~~く、義母と距離が縮まったというか、なんていうかね。

家に帰ってからも、夫父も交えてしばし、おやつタイム。(夫は無駄な努力=ジム通い=車で→自転車で行け、中で自転車こぎするなら!)

叔母さんのところから、乗り換えでバスで行けないか調べたりして。

ま、土曜日はいいっすよ。私行きますから。

で?叔母さんの子どもが2人、孫が5人(成人4人)みんな近くにいるけど、それこそ、Yさん(叔母さんの娘=専業主婦=私と同級)は?送って行けない?Yさんと私と交代で行けばどう?行きだけ送って行くだけでも楽だよね?

で?Yさんは?

「あの子もねえ……

「?

何かあったのか……???

考えてみれば、行ってくれるなら、オバサン8000円もかけて一人で行かないよなあ…

 



最新の画像もっと見る