アルバム的日記～現場編

お疲れ様です。

ようやく仕事も一段落しました。

これで明日から３日間連休ですわ。


こうみえて密かに働いてるんですよ。

今日はたまには仕事の内容をアルバム方式で日記にしてみようと思います。


まず、某ビルの内部を塗装しながら、色々と他の現場も塗ってましたね。

これは春日野の新築物件。



雨が降って工事出来ない日々が続き、監督が

「雨樋付ける日と足場を解体する日をずらせないのでどうしても工事してくれ！」

と言ってきたのですが、この材料は雨で流れたりすると綺麗に直せないから止めようと助言したのですが、どうしても工事してくれとアホなことを言う。

それなら絶対に直さないし手直しにも来ないよ！

っていうのを大前提に吹付工事を始めたのですが、昼の時点で壁の仕上げの材料がガンガン流れていってる笑

本当にこれでいいのか？

もうこの時点で絶対に壁は綺麗に直らないのが分かりきってるので

昼に監督に電話して経過を一応報告だけしてやると、


えっ？それはマズいわっ。今すぐ吹付止めてくれる！！


もうね、こうなってくると、この監督はちゃんと義務教育の過程を終了しているのか不思議になってくる。

新築物件で、これが多分３５００万円前後だろうな？

いや、こんなのザラだから。

日本語の通じない監督や元請けやハウスメーカーの担当者の多いこと・・・


玄関周りは最近流行のベルアートの「くし引き」で仕上げた。





人気の施工方法ですね。



そしてこの現場の足場解体後、その監督からどうしても雨で流れてる所が綺麗に直ってないのでもう一度直しに来てくれないかと連絡があった。


もちろん

嫌だ・・・

と答えたのだが、それでも食い下がる監督様。


もう本当に現場の人間ってこんなのばっかなんで嫌になってばかりです。

ええ。

この監督もちろん一流大学出てますし、超有名な人気ハウスメーカーの社員ですわｗｗｗ

まあ、会社の上の人間からの命令と現場サイドの事情はほぼ関係ないので板ばさみなのはしょうがないとはいえ、サラリーマンと自営業ではリスクが違うので悪いがこっちの意見を通させてもらうのは当然である。



そして、現場作業の合間をぬって連休後にスタートする現場の段取りへ呼び出されたり。

久しぶりのウーピーゴールドバーグ似。



久しぶりに会ってもやはり似ている（笑）


古いアパート３軒の塗替工事だ。



この現場が西原なんですけどね、同じ大家さんの別のアパートを２，３年前に塗替工事している時には、黒田がバイクでよく現場に遊びに来てましたね。

それが懐かしかった。




そしてようやく今日終わった広島駅近辺の某本社ビル。

ここはコンクリート調に仕上げるちょっと特殊な工法で中々出来る職人が居ない。

というか広島にも数人居るが、間違いなく俺が最強なのは断言できるわ。



まずね、下地に例のひっくり返してしまったシーラーという下地材を塗る。



これは上に塗る塗料と下地の密着を良くしたり下地からのアク止めや下地の吸い込み止めなど色々な効果がある。

間違っても階段等にひっくり返さない様に十分な注意が必要だ・・・


その後、色々と工程を重ねてコンクリートの打ちっ放し風に仕上げてゆく。

これがただのコンクリートの打ちっ放しだとスグに風化してしまうし、それを塗り替えてしまうのにただの単色を塗ってしまうとコンクリートの風合いの良さが全て消えてしまうので非常に資産価値を守る工法なのは説明するまでも無いかと。

まあ簡単に言うと、こんな感じですよ。



どうです？

ビューティーでしょう。

アップにするとこんな感じです。




これを全て手作業でやってくので結構大変なんですよね。

ちなみに今は他の現場も平行してやってるので久しぶりに一人で頑張ったので疲れました。


この工法はね、ある意味雑に仕上げていくのがポイントなんですよね。

わざとムラを作る感じで。

上記の画像のＰコンの跡なんかもそうですが、綺麗に仕上げないのが風合いを出す一番のポイントです。

型枠のコンパネの継ぎ跡なんかも、こうして出してゆきます。



けっこう技がいるんですよ笑


どうにか終わったが、まだまだ連休後も続きがあるので頑張ろうと思います。


そして今日の昼御飯は昨日の画像の路地の中の店舗へ。

どういう料理か知らないが


ピビソバ



けっこう辛かった（汗）

この店は個人的には「つけ麺」の方が美味しかったですね。

広島では今やとどまることを知らない「つけ麺」

激辛が代名詞。

２０年前頃まだ流行る前に広島でも数店しか無い頃から食べてますが、最近の店でよく思うのがキャベツが美味しくないんですよね。

なんだか辛いタレだけ食べてる感じで。

でもこの店のつけ麺はキャベツが本当に美味しくて久しぶりに感動しました。

是非また連休明けはつけ麺食べたいですね。



そして昼からはボードの塗装。

まずボードの継ぎ目にパテをして塞いでゆきます。

ボードの継ぎ目には、割れ防止でファイバーテープをまず貼り付けます。



そして、このようなパテベラを使いパテを充填してゆきます。



広島特有のお好み焼きのヘラとは微妙に違います。

もちろんこれらの道具は大石刃物店仕様です。



ファイバーテープの貼り方ですが、割れはボードの継ぎ目に沿って縦に比重がかかるので横のジョイントの方が割れがおきやすいので、そこら辺を念頭におきながら施工してゆくのがキモです。

まず最初にパテ。



そして段々とパテの幅を広げて最終的にパテを仕上げたらこんな風に。



そして塗装して完成。



こうして見ても、やはり梁部分のコンクリ風味が効いてますね～。


そんな感じで今日はおしまい。

明日からはノンビリしよう。



帰宅後の晩御飯はタラの芽の天麩羅。

先日採ったのをキープしてました。



上手に揚げると次の日でも意外にカラッとしています。




やはり春には一度は食べないと。



去年の春に山で採ったウドを畑に移植？したのだが、それが見事にワンサカ増えてたのでウドの新芽も天麩羅にして茎の部分は水にさらして酢味噌で。



皮の部分はキンピラに。



明日が休みだと思うと、これまた酒の美味しいこと。

しかし、明日は早起きして太田川に出撃してこようと思います。



なので飲んでる場合ではない。

急いで寝なければ。


そして、意外にちゃんと働いているのが分かってもらえましたでしょうか？


それでは、おやすみなさい。