只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

唄は好きです、嫌いな唄は無いですが歌えないだけです。笑

2017-07-16 10:01:13 | 日記

「悪いことが起こらないように・・」
「良いことが起こりますように・・」

『不幸にならないように・・』
『幸福になりますように・・』

この様にどんなに願っても祈っても、成るようにしか
なりません。

願う祈るは「思考自我」の都合だからですね。

この様な事は悪い事だから起きてはならない
あれは善いことだからあのようになりたい

不幸になると淋しい、生きる価値が無い
幸福は世界人類の願いだからそのようになりたい

このような思いが頭の中に「在る」のですね。

しかし事実にはそんなもの頭の中に“無い”のです。(笑)
どうしても「在る」と言う人は、頭の中をかち割って
それを取り出して確認してください。

ただそんなことしなくても、「幻想」ということが
わかっているのですから、“無いものは無い”と
いうところに落ち着けばいいのです。

文字や言葉、思考や感情で幻想世界は創られていますから、
それを見極めることが“只なる実践”の持続です。

頭脳を使わず、本能のままにあるのが真実の世界であり
真の自分”です。

「いったい、真の自分とは何だい?」と聞かれますが、
その聞く個の「思考自我」が居ないときに現れるものです。

余分になりますが、この身体は自分ではなく大自然の
ひとつで、宇宙全体のひとつということです。

ですから良い事も悪い事も“無い”のです。
不幸も幸福も“無い”のです。

真実には“無いものは無い”と体得したときに、
絶対安心”の境地が訪れます。

さぁ、ここに還るべく“只なる実践”の継続です。