只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

蒸し暑い日が続きますので、体調に気をつけてくださいね。

2017-07-13 10:14:20 | 日記

おわかりになっているとは存じますが「記憶」は幻想です。

ですから、私と言っているのは思考の成せる技であって
「記憶」であり幻想です。

これを思考で理解しようとしても無理ですね。

簡単に言うと、理解しようとするのが「思考自我」で、
存在しない「記憶」であり幻想だからです。

幻想世界はまったく可笑しなところで、「記憶」により
問題が起きてくるようになっているのです。

現実世界では、必要なときに「記憶」を使い、
普段はまったく必要ありませんので忘れ去って
置けばいいのです。

こんな簡単なことですが、これをコントロール出来ないから
悩みとなってくるのです。

と、言うかほとんどの方が「記憶」の根源まで、辿り着いて
いないのですね。

ではどうするか・・ですが、“只なる実践”をやり続ける
しかないのです。

諸々を片付けてからか、来年からか、はたまた身体が
落ちぶれてからか、それでは永遠にやれないということを
「思考自我」に教えておくことです。

ですから「何時からやる!」は“無い”からで、
即、今やる!”ことです。

出来る、出来ないにかかわらず飛び込んでいけば、
自ら道は開けてきます。

この“実践道”は人から教えてもらうのではなく、
自ら沸きあがってくる“真の教え”です。

それを発しているのは、“神”とも“仏”とも言える
真の自分”ですから、“真の教え”に素直に有り難く
従えばそれでいいのです。

必要ない「記憶」は悩みを創る元ですから、
只なる実践”の継続で綺麗に忘れ去って置くことですね。