「悪いことが起こらないように・・」
「良いことが起こりますように・・」
『不幸にならないように・・』
『幸福になりますように・・』
この様にどんなに願っても祈っても、成るようにしか
なりません。
願う祈るは「思考自我」の都合だからですね。
この様な事は悪い事だから起きてはならない
あれは善いことだからあのようになりたい
不幸になると淋しい、生きる価値が無い
幸福は世界人類の願いだからそのようになりたい
このような思いが頭の中に「在る」のですね。
しかし事実にはそんなもの頭の中に“無い”のです。(笑)
どうしても「在る」と言う人は、頭の中をかち割って
それを取り出して確認してください。
ただそんなことしなくても、「幻想」ということが
わかっているのですから、“無いものは無い”と
いうところに落ち着けばいいのです。
文字や言葉、思考や感情で幻想世界は創られていますから、
それを見極めることが“只なる実践”の持続です。
頭脳を使わず、本能のままにあるのが真実の世界であり
“真の自分”です。
「いったい、真の自分とは何だい?」と聞かれますが、
その聞く個の「思考自我」が居ないときに現れるものです。
余分になりますが、この身体は自分ではなく大自然の
ひとつで、宇宙全体のひとつということです。
ですから良い事も悪い事も“無い”のです。
不幸も幸福も“無い”のです。
真実には“無いものは無い”と体得したときに、
“絶対安心”の境地が訪れます。
さぁ、ここに還るべく“只なる実践”の継続です。
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