只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

今夜は忘年会の予定です

2015-12-17 10:28:38 | 日記
多くの人は、いい事だけを望みます。
望むことは別に悪い事ではありませんが、ゆくゆくは
苦悩に繋がってくるということです。

この事を理解すれば願い望むことはありません。
若干はあるでしょうが、成る様にしかならないという諦めが
先に立ちますのでお気楽に過ごせます。

お気楽になることは、事実の中にいることです。
幻想の中で生きないということです。
自然の流れのままです。

言葉に囚われない事が肝心で、事実にはそれがあるだけです。
ですから、これから述べることは無いのです。
幸せも、不幸も無いのです。
良いも、悪いも無いのです。
頭がいいも、悪いも無いのです。
多くも、少なくも無いのです。
足りないものなど何も無いのです。
困った事など何もありません。
私(思考)もありません。

ですから何も無いのです。(笑)


只の道…淡々と歩く

2回目となる僧璨鑑智禅師の「信心銘」の一節ずつを、
私(思考)が観てみましょう。

あくまで私(思考)から観たものです。
このことは信じないで、常に“実践”で明らかにしていってくださいね。

主体である心が消え去れば、対象も消え去るように
想いの対象が消えれば、思う主体も消え去る… 前回

   『物事(対象)は主体(心)が存在するために対象となる
       心(主体)は物事(対象)が在るためにそのように在る


いかがでしょう。
おわかりになったでしょうか?
すべてはどう表現しょうと“ひとつ”ですね。
心と物事は“ひとつ”ということです。

心が現れると物事が在る
物事が在るということは心が在るということです。 

ひとつ”は一心とも言います。
ひとつ”は“”とも“”とも言います。

その空から浮かんでくる念を、今の心とも言います。
例えば、苦しみに『今の心』が取り付けば苦しみになります。
苦しみに『今の心』が取り付かなければ“”ということになります。

”は“”であり“”ですね。