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音楽を聴く仲間の会

スウェディッシュ・トラッドや世界の民族音楽の制作を行う「音楽を聴く仲間の会」のブログ。自然農や料理の話題も。

畑日記:3月21日 ネギの植え付け

2007-03-21 22:33:39 | 自然農
暑さ寒さは彼岸までとはよくいったもので、ぽかぽか陽気の中、気持ちよく作業。

今日、初めて周りの畑を借りている方たちと3人会いました。
みな、退職し悠々自適に生活されているおじさまたち。

「あの人がトラクターを持っているから借りてうなうといい」とか
「一年に2回、収穫祭をやるよ!」とか
「みんなで一緒に堆肥を買うから一緒に注文したらいい」とか
「最初に畑をしっかり測って、線を引いてから植えるといい」とか
 親切にいろいろと教えてくださいました。

みなさん、農薬を使わないで有機農法でがんばって作っているそう。

草も取らないし、耕さない、しかも堆肥も入れない自然農で育てているなんていえません。
一人のおじさんは去年20kの堆肥を40袋も買ったんだそう。

怪しまれて追い出されないように、雑草を密かに育てようと思います、、、



今日、植えたのは、

・一本ネギの苗100本... 苗をホームセンターから買ってきてしまいました。
・プロッコリーの苗  同上
・ウド 種苗交換会でいただいたもの

ネギの苗は溝を掘って、植えました。土と堆肥をやらないといけないと隣の畑のおじさんは言ってましたが、市販の堆肥は何が入っているか心配なので、雑草を刈ってきて、緑肥として(といっても、刈ってきたまんま)をやりました。

播いたのは、

・ニラ
・大浦太牛蒡... 野口の種のもの 少し時期が早いかもと思いつつ
・シソ 種苗交換会でいただいたもの

今日見た虫... みみず1匹、はさみむし1匹

明日からしばらくは最高気温が15度くらいの日が多いよう。
春播きの種がこれから、いろいろ播けそうです。

しかし、畑の表面は相変わらずパサパサ。
草の種を持ってきて、まいたろか~という感じであります。

畑日記:3月12日 まるで砂漠

2007-03-12 21:33:40 | 自然農

家から歩いて3分のところの畑が借りられることになりました。
30坪の広さですから、野菜だけでなくお花も植えられそう。

ということで、今日は畑の初日。
新品の鍬とじゃがいもを持って、勇んで畑に行ってきました。

貸してくださった方がどうやら耕運機で耕してくれた様子。
鍬で土を掘り起こしても、ミミズが一匹もいない、、、
表面に草も生えていないので、乾燥してしまっていてまるで砂漠です。
鶯の谷のような有機的な循環がまるでありません。

周りの畑を見てみると、化学肥料やらホームセンターで購入した堆肥が畑の端っこに置いてあります。もちろん、草はほとんど生えていません。
専業農家の方が生活のために、何年も何十年も農薬や化学肥料を入れて行った農業の結果がこの畑なのかもしれません。

一年目は畑の環境を作ることから始めないとと思いますが、普通の農家に借りた畑なので、草ぼうぼうにすると追い出されかねません。土を肥やす野菜や雑草に見えない草花でも植えていくことから始めようかと思います。

今日の作業:
・じゃがいも(メイクイーン、男爵、インカの目覚め、アンデス・レッド)植え付け
・ニラの苗植え付け
・グラジオラスの植え付け

玉葱の植え付け

2007-02-17 22:27:45 | 自然農
2月11日(日)

今年2回目の畑。
山の中の畑は街よりかなり気温が低いため、例年は寒中のこの時期には収穫があまり期待できないが、今年は暖冬のため、大根やカブが凍てついたり、葉っぱが霜にやられていることもない。

とはいっても今の時期に播ける種もないし、のんびりと梅の花を見たり、フキノトウを採ったりしてのんびりしていたら、鶯の谷のお隣のうちの方が玉葱の苗をくださった。

玉葱は種を9月の終わりごろ播き、育った苗を11月中旬には定植させるものと本にはある。この時期に移植してしまって大丈夫か? 

既に20cmくらいになった苗を植え穴を掘って、土をこんもりと盛ってやった。乾燥するといけないので根元は刈り取った雑草や落ち葉で覆った。

長ネギや葉ネギと違い養分をたくさん必要とするといわれる玉葱、堆肥も入れていない自然農の畑で育ってくれるか。順調にいくと6月か7月くらいには収穫できるが、きっとのんびりゆっくりと大きくなるのだろうと思う。

次回の畑はジャガイモの植え付けの予定。
いつもは3月中旬に行うが今年はもう少し早いほうがいいかもしれない。

春は苦味を

2007-02-12 22:56:21 | 自然農

自然農の畑の梅の木の下で、フキノトウ発見!

「春は苦味、夏は酢の物、秋は辛味、冬は油と心して食え」ということばが食養生にあります。良くしたもので、春先の野山は苦味たっぷりの山菜の宝庫です。

温室でわざわざ育てなくっても、その季節の野山の恵みをいただけば体の調整ができてしまうという有難さ。

苦み成分たっぷりの山菜や野菜が冬の間に体の中に溜め込んでしまった老廃物を排出するのを手伝ってくれるんだそうです。

摘み取ったフキノトウ、そのままほっておくとあくが強くなるので、帰宅後、すぐに料理しました。てんぷらにしたかったけれど、油が億劫だったので、フキ味噌を作成。

手順は簡単。
まずは、軽く茹でて、水でさらす。すぐに水が薄茶色に染まりました。
水から出してみじん切りして、軽く絞ります。
フライパンに油を少々。そこに味噌、味醂を入れて蕗にからませます。味見して甘みがほしかったら、ちょっぴり砂糖を入れ混ぜて、出来上がり!


去年の日記を取り出して、フキノトウを摘んだ日をチェックしたら、3/19、ということは、一ヶ月も早いということ...  
数日、暖かい日が続いたからにしても、自然の暦、かなり先に進んでいってしまっているようです。

畑の餅つき

2007-01-07 20:59:01 | 自然農
今日は自然農の畑の年に一度の餅つきの日。
この畑に初めて来たのは去年の餅つきからだったので、今日でちょうど一年になる。月に1回か2回くらいしか来られないけれど、この畑に来ると「戻ってきた」って感じがする。

今日の参加者は30人と少し。

畑を貸してくださっている地主のGさんが薪を焚いて火をおこしてくださっていた。ぐつぐつとお湯が煮えたぎり、あとは、もち米を蒸すだけ。大きなかまどの上に竹で出来た蒸篭(せいろ)をセットし蒸し上がりを待つ。

そこでようやく杵と臼が登場。Gさんが足を梃子のように使い、臼から取り出したもち米をリズミカルについていく。ここは「つく」というよりも「こねて半殺しにする」といった感じ。7割方、ここで出来上がる。この最初の作業を手早くしっかりとやらないとあのモチモチ感が出ないそうだ。

この作業の次がいわゆるペッタンペッタンの餅つき。見ていると非常に簡単そうだが、私は5分ついただけで、腕がジンジンしてきて、交代。でも、去年よりもマシだった。やはり、習うより慣れろだ。


今日の収穫:みやまこかぶ、大根、ちぢみ菜、大葉たかな

今年は気温が低くならないせいか、冬野菜の成長がとてもよい。いつもの年だと今頃は蕪も大根も凍っているが今年は大丈夫だ。

スウェーデンの白人参(パルスティナッカ)は動物の餌になってしまい、下半分のみ収穫。種取り用にいい株を残しておいたのだが。無念。
動物はどれが甘くておいしいかよく知っているのだ...

カブは果物?

2006-12-18 16:29:51 | 自然農

今年最後の自然農の例会に出かけた。
本当は午前から大掃除の日だったのだが、連日の睡眠不足がたたり起きられず、お昼近くに家を出発。飯能から山を越え、柳川~赤仁田~徒歩20分というコース。

到着したときは日が傾く2時過ぎ。
先輩たちに遅くなったことをわび、冬野菜のことなどいろいろご教授いただく。
成長しすぎると割れてきたり、すが入ってしまうカブや大根はさっさと収穫し方がいいこと、間引く間もなく育っているカブ、今からでも間引いた方が大きくなるチャンスができることなど教わる。

秋から順調に育っているのは畑に力があるからだと思っていたが、先輩たちいわく、それだけではなくて、暖かい冬だからだそうだ。いつもの年はここまでは収穫できないんだそう。

これから毎日、霜が降りるようになると青物は育たなくなり、大根も土の中で凍ってしまうそう。

野沢菜が霜を受けて、少しだけ紫色の斑点をつけ始めた。
収穫したてのみやま小かぶをかじってみたが、果物のように甘かった。

消えていった麦畑

2006-12-09 00:25:59 | 自然農
 
畑仲間にもらった麦の種を母がプランターに播いてくれました。
3週間で10センチ。ぴんとまっすぐ上に伸びている様子は麦の子どもの整列みたいで可愛いらしい。

君津の実家の周辺は私が30年くらい前まで畑ばかりで、農家は稲刈りが終わり、一連の作業を終え、一息ついた頃に蓮華の種蒔きと麦播きをしていたそう。

霜柱が立つころになると小学生の低学年くらいまでの子どもが麦踏の手伝いをしたものだと、この麦の写真を眺めながら母が教えてくれました。そのくらいの子どもの体重が麦踏には丁度いいらしい。麦が実って風に揺れる様子はとてもきれいといいます。

この土地で誰も播かなくなってしまったのはなぜ?
安い麦が海外から入ってきたからだとしたら、とても残念。


葉っぱのカタログ

2006-11-28 22:08:27 | 自然農

日曜日はどんより曇り時々ぱらぱら雨の天候だったので、畑までの山道、滑らないように下ばかり見て歩きました。

鶯の谷までの道のりで見つけた葉っぱは赤よりも断然、黄色のバリエーションが多かったです。例年よりも紅葉も遅れ気味だということ。ということは暖冬?


撮影データ
FUJI fine pix F455
マクロプログラムオート
ISO 100

秋の実り

2006-11-26 21:20:27 | 自然農

今日はどんよりとした空模様だったけれど、朝から赤仁田の山の畑に行ってきました。前回、行ったのはヨハンの公演の2週間前の10月15日。

それから、1ヶ月半、播きっぱなしで何の手間もかけられなかったので、今日は紅葉を見に行く気持ちで畑へ。

しかし、予想に反して、今日はたくさん収穫ができました。
10月に播いたこかぶや大根、高菜、畑仲間からもらって初夏に播いた里芋など。

正直なところ始めは、自然農でどのくらいの野菜が収穫できるか、わかりませんでした。

自然農は畑を耕したり、堆肥などを畑に入れたりせずに、自然の循環がスムーズにいくように見守る農法。人間がすることは種を播く時に播く場所に生えている草を刈ることと種を播いた後に少しだけ刈った草をのせること。そうしておくことで土は乾燥しませんし、動物や鳥に土をほじくりかえされるのも防いでくれます。

今日の収穫は今年の2月末にこの畑を始めてから、いちばんの収穫。雑草に翻弄された夏の畑からは思いもしないような豊かな実りでした。

しばらく、この豊かな食材で楽しめそうです。
鶯の谷の神様に感謝。

写真:
時無し大根、高菜、赤カブ、みやまこかぶ、ピーマン、里芋

収穫祭

2006-11-16 00:02:37 | 自然農

今週の日曜日、11月19日は東京賢治の学校の「畑の学校」(別名鶯の谷)の収穫祭の日です。みんなの畑から収穫した野菜で昼ごはんを作ったり、うどんを打ったりします。

実は私の畑、秋の自主コンサートの準備やら本番やらで種を播いて一ヶ月、ほおってあります。そのときに播いた大根やかぶがどうなっていることか... 虫に食べられていないか、間引いていないので、育っていたとしてもひょろひょろじゃないか、ちょっと心配。

収穫祭の日は一般の方の参加も大歓迎です。
よい天気になりますように。


畑はこちら


写真は実家の有機農の畑
大根が元気です。