
『出(で)る杭(くい)は打(う)たれる』[=出る釘は~]

1.頭角を現す者は、兎角(とかく)他人から憎まれ、妨げられるものである。2.出過ぎた振る舞いをする者は、人から責められ制裁を受ける。

類:●出る釘は打たれる●出る杭は波に打たれる●喬木は風に折らる●高木は風に嫉まる●槍打出頭鳥●Envy is the companion of honour.(嫉妬は名声の伴侶)<「英⇔日」対照・名言ことわざ辞典>

<松下幸之助一日一話> PHP研究所編

生産者の感激
私が昔、直接生産に従事していたとき、新しい品物を代理店へ持参して見せると、「松下さん、これは苦心された品ですね」と言われたことがあります。こう言われたとき、私は無料で進呈したいと思ったほど嬉しかったのです。これは高く売れて儲かるという欲望的な意識でなくて、よくぞ数カ月の造る労苦を認めてくださったという純粋な感激だったのです。こうした感激は、常に自分の魂と至誠を製品にこめる者のみが味わい得るものだと思います。そしてそのような喜びに全社員がひたりつつ生産してこそ、確固たる社会信用を獲得することのできる製品を生み出すことが可能になるのではないでしょうか。