遠距離ボーイズラブ ><

アメリカ・日本の遠距離恋愛、マイペースな彼『クリス』と、超ネガティブな『自分』に起こったこと。

明日の出発を中止

2016年05月23日 06時55分25秒 | 日記
クリスと会った翌々日、
フランスでテロが起き、
クリスはテロ行為を非難するコメントを
フェイスブックにアップしていた。
そして、僕はクリスにメッセを送った。


 僕 :おはよう
    テロ、怖いね(>_<)

クリス:うん

 僕 :友達、無事だといいね

クリス:とりあえず、海外に行けません。
    明日の発を中止

 僕 :フランスに行く飛行機を中止?
    クリスが日本を出発するのを止めるの?

クリス:米国とフランス

 僕 :そうなんだね
    テロは本当に許せないね
    友達のことは心配だろうけど、
    クリスは今日も
    良い1日を大阪で過ごしてね!

クリス:ありがとう


翌日の朝、
クリスの働く売り専のホームページを見ると、
1週間先まで、クリスのスケジュールは
『要問合せ』になっているのでした。
僕はアレ?と思い、クリスにメッセを送った。


 僕 :おはよう
    しばらく大阪にいるの?


1時間後


クリス:うん


4時間後、僕は昼休み中にクリスからのメッセを読み、
返信を送った。


 僕 :いつまで大阪にいるの?


しかし、すぐにはクリスから返信は来ないのでした。
40分後、昼休みが終わる前にクリスへメッセを送った。
    

 僕 :今、忙しい?
    来週の日曜日(8日後)まで日本にいるの?


そして、仕事へ戻ったのでした。
4時間後、仕事が終わり、携帯を見たが、
クリスから返信が来てないどころか、
読まれてもいないのでした。
4時間もどうしてメッセを放置するんだろう・・・。
僕はちょっと頭に来たのでした。
そして、クリスにメッセを送った。


 僕 :クリ~


すると、すぐに返信が返ってくるのでした。


クリス:はい
    来週の日曜日は(アメリカへ)仕事に行きます~

 僕 :明日、あさっての仕事は休むの?
    フランスに遊びに行くのを止めるのは分かるけど、
    明日、あさっての仕事を休むなんて、
    クリスらしくないよ。
    何かあった?大丈夫?

クリス:仕事を中止
    日曜まで

 僕 :そかそか
    じゃあ、日本でゆっくり休んで、
    リフレッシュしてね。

クリス:うん


2時間後、
なんか寂しくなり、クリスへメッセを送った。


 僕 :クリス、今、忙しい?

クリス:両親と映画見てるよ

 僕 :そかそか
    ゴメンね~


こうして、僕は寂しい、
クリスともっとチャットしたい・・・
という気持ちを胸にしたまま、
チャットを止めたのでした。

デート2日目、一緒に美容院へ

2016年05月02日 11時00分00秒 | 日記

ホテルを出発し、
僕たちは梅田から地下鉄で心斎橋まで行きました。
途中、郵便局のATMに寄り、
クリスは僕が立て替えたラブホ代の半分を引き出し、
払ってくれた。そして美容院へ向かった。
そして、クリスがこんなことを言い出した。


クリス:エイチ、昨日、俺のために
    いろいろ助けてくれるって言ったよね?

 僕 :うん

クリス:じゃあ、お願いがあるんだけど。

 僕 :何?

クリス:俺のビザの関係のことで、
    法務大臣宛に手紙を書こうと思ってるよ。
    でも、俺は敬語とかが分からないから、
    ちゃんとした日本語で書くことができないよ。
    だから、俺が英語で書いた文を日本語に翻訳してくれる?

 僕 :クリスが使う英語、難しいから、
    できるかどうかは分からないけど、
    できるだけのことはやるよ。
    それに、知り合いに英語ができる人、いるから大丈夫。
    でも、クリスのプライバシーがあるから、
    僕一人で頑張って翻訳するよ。
    だから、原文ができたら、メールで送ってね!


そうこう話してる間に、クリスお目当ての美容院に着いたのでした。
ここで30分後に待ち合わせをして、バイバイしようとしたとき、
クリスが戻って来ました。
この界隈の美容院の利用者は、夜の商売の人が多く、
ほとんどのお店の営業時間は昼の15時からなのようで、
クリスが行こうと思っていた美容院も準備中なのでした。

クリスは「今から一端、家に帰ろうかな~」とも言ってましたが、
すぐにへアセットをして、
オフィスに行きたかったようで、
僕はネットで、
オープンしてる美容院を探すことにした。

心斎橋界隈の営業中の美容院を見付け、
電話予約し、ネットに書いてある住所から
Googleマップでナビをしたが、
地図の表示が分かりにくく、少し迷ったのでした。


クリス:どこ?

 僕 :多分、こっち(笑)
    Google、分かりにくいんだもん。

クリス:Googleのせいにしてる

 僕 :だって、Googleの表示の仕方が悪いんだもん(笑)


そうこうしてる間に、無事に着き、美容院へ向かった。
へアセット代はクーポンを使った為、1,080円でした。
そして、クリスのへアセット中、
僕は入口のイスで待ってるのかな~っと思ったら、
お店の人が気を利かせてくれ、
「良かったら、お連れの方もご一緒に来られます?」と言ってくれ、
クリスに「一緒に行ってもいい?」と確認してOKが出たので、
クリスのへアセット中も、
クリスのそばにいることができたのでした。

クリスのヘアカット中、
クリスの写真ををとっても大丈夫か確認すると、
お店はOKでしたが、クリスからはNG回答がきたため、
ヘアアセット中のクリスの写真を撮るのは諦めたのでした。

クリスのへアセット中、
美容師の人に、二人はどういう仲なんですか?と聞かれた。
僕は皆に言ってる、友達の友達で、
一緒にご飯を食べに行ったときに仲良くなったと
いつも通りに嘘をついたのでした。
この嘘を何の動揺もなく、すらすらつけちゃう自分に、
変わったなぁ~と思ったと同時に、
汚れたな~と思ったのでした。

へアセット後、エレベーターでクリスと最後に2回キスをして、お別れの時間。


 僕 :今から事務所に行くんだよね?

クリス:うん

 僕 :事務所はどこにあるの?難波?

クリス:ううん、梅田

 僕 :梅田なの??

クリス:うん

 僕 :じゃあ、地下鉄で行く?

クリス:うん

 僕 :じゃあ、心斎橋駅まで行こう。


そして、クリスと一緒に地下鉄の駅に向かった。
そして改札に着き、


 僕 :クリス、次会うときまで元気でね!

と言うと、

クリス:え?一緒に梅田まで行かないの?


クリスは僕と一緒に梅田まで行こうと思ってたようなのでした。
クリスなりに、僕と少しでも多く
一緒に過ごそうとしてくれたことが、
とても嬉しかったのでした。

再び、クリスと一緒に御堂筋線に乗り梅田へ向かいました。
そして、地下街を歩きながら、いろんな話をした。


クリス:エイチは変、なんで中国人の元彼と仲良しなのか分からない。
    それだけじゃなく、中国人の元彼はエイチの家族とも仲が良い。

 僕 :それは、彼が名古屋に留学してて、
    僕と付き合ってたとき、よく家に遊びに来てたからね。
    一緒に旅行に行ったこともあったよ。だからだよ。
    本当はクリスとも、こういう関係を築きたいんだけどね。
    クリスはアメリカにいるから、無理だけどね。

クリス:エイチ、俺、今日、仕事で名古屋に行く。

 僕 :え?そうなの??

クリス:うん。はは(笑)

 僕 :本当に??
    もー、クリスのウソつき~(笑)


クリスに冗談を言われたのでした。
そして、昨夜泊まったラブホ界隈を歩き、
昔、よくクリスと歩いた道を歩き、
クリスのパソコン?のオフィスの入ってるマンション前に着き、
クリスと今度こそ本当にお別れの時間、
別れ際、一緒に写真を撮って、握手をした。
そして、クリスは僕の左肩をそっと触ってきたのでした。
クリスが自ら僕の体にタッチするのは珍しいというか、
今までにないことだったのでした。


クリスも僕とのお別れ、
実は名残惜しいのか?と思うと、嬉しいのでした。
次はいつ会えるかなぁ・・。
また、会えますように。
そんな思いを胸に、
僕たちの3か月半ぶりのデートは終わったのでした。
夕方、僕は近鉄に乗り、クリスへメッセを送った。


 僕 :クリス、ありがとうね!
    スゴク楽しかったよ~!
    クリスのこと、大大大好きだよ~(^3^)
    仕事、頑張ってね!


1時間後


クリス:俺も、ありがとう


本当はクリスともっとチャットをしたかったのですが、
クリスはチャットを嫌がるので、
これ以上、メッセを送らないのでした。

アンインストール・・・

2016年05月01日 11時00分00秒 | 日記
翌朝、10時に起き、一緒にシャワーを浴びた。
シャワーを浴びてる時、
僕はクリスの乳首を触り、
エッチに持ってこうとしましたが
クリスから昨夜は2回出したからもうでないよと言われ、
拒否されるのでした。

その後、僕はクリスにお願いして、
一緒に浴槽に入り、狭いながらも、
一緒に入浴したのでした。

クリスは嫌々な感じでしたが、
一緒にお風呂に入るのは15か月振りだったので、
とても嬉しかったのでした。

僕たちが泊まったラブホは有線が入り、
クリスはお店の開店用のチャンネルに合わせ、
アナウンスを録音してるのでした。
この後、一緒に写真を撮ったり、
リポビタンを飲んだのでした。


 僕 :一緒に朝ごはん食べない?

クリス:いい(要らないって意味)

 僕 :チョコクロ食べに行かない?

クリス:行かない

 僕 :OK。
    クリス、昨夜、寝る前の約束~、
    アプリのプロフィールに
    付き合ってることを明記する約束!

クリス:ほら。そして、
    僕たちが出会ったゲイアプリの
    プロフィールを見せてくれた。

 僕 :それじゃなくて、他のアプリは?


そして、僕が別のアプリを指すと、


クリス:分かった。じゃあ、もうアプリ使わない。


そう言って、クリスはその場でアプリを
アンインストールしたのでした。


 僕 :消さなくても良いのに、
    ただプロフィールに付き合ってることを
    書いてくれれば良いのに・・。

クリス:もう使わない。

 僕 :じゃあ、僕もアンインストールする。


そして、アプリをアンインストールしたのでした。


 僕 :今日のクリスの予定は?

クリス:これから事務所に行く。

 僕 :そっか。

クリス:今日はパソコンの仕事がある。
    でも、その前にへアセットしにミナミの美容院に行く。

 僕 :そうなんだね。
    クリス、一緒に美容院に行ってもいい?

クリス:いいけど・・。

 僕 :美容院の中に一緒に入るのはNGかな?

クリス:うん

 僕 :OK。じゃあ、クリスがへアセット中は適当に時間潰してるね。

クリス:この間にご飯食べてね。


そして、クリスは部屋に置いてあった飴、
3つを自分のズボンのポケットにしまった。
そのうちの1つを取りだし、僕にくれたのでした。
僕はとても嬉しかったのでした。
僕はその飴をカバンに入れ、
食べないで、ずっとカバンの中に保管しているのでした。

そして、僕たちは最後に思いっきりハグをし、
キスをし、ホテルの部屋を出たのでした。

ホテルの建物の出口付近にも飴が置いてあり、
そこからもクリスは飴をもらい、
僕に1個くれたのでした。